メインクーンの寿命と長生きさせる為の秘訣

メインクーンの寿命と長生きさせる為の秘訣

メインクーンは世界中の猫の中でもかなり大きい部類に入ります。「世界最大の猫」としてギネス記録に登録されたメインクーンもいる程です。性格は非常に穏やかで優しいため、「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」と表現される事も。大人になるまで4~5年程かかるので、子猫の時期を長く楽しめるのも魅力的な猫です。この記事ではメインクーンの寿命や長生きさせる秘訣などについてお伝えします。

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メインクーンの寿命

横を見るメインクーン

メインクーンはどの位の寿命なのでしょうか?猫の平均寿命は室内飼いの猫は約16年、外に出る猫は約13年と言われています。全体としては約15年程度と言えるでしょう。メインクーンは果たして、それよりも長生きなのでしょうか。

メインクーンの平均寿命

キッチンのメインクーン

メインクーンの平均寿命は11~14年のようです。猫全体の平均寿命よりは若干短いのですが、飼い主が適切に健康管理していればもっと長生きする可能性は充分にあります。健康管理の方法は後半をご参考に!

メインクーンの寿命に関わる遺伝性の病気

草原のメインクーン

寿命に関わるような遺伝によるメインクーンの疾患には、どんなものがあるでしょう?遺伝性の病気なので、ある意味防ぎようがない部分もあります。このような病気が心配な場合は、両親猫がはっきりと分かる、ブリーダーかキャッテリーから迎えた方が良いでしょう。メインクーン専門のブリーダーやキャッテリーは多いので、探しやすいでしょう。ペットショプでも繁殖したブリーダーが分かる所はありますので、確認してみましょう。中には悪徳ブリーダーがいて遺伝性疾患の管理を行わずに無理な繁殖をしている所もありますので、充分に注意しましょう。メインクーンの遺伝性疾患には、以下のものがあります。

メインクーンの肥大性心筋症

心臓の病気で寿命を短くし死に至らせることもあります。中年期から老年期のメインクーンや、どちらかというとオス猫に多いです。症状は呼吸が荒い・呼吸困難や苦しそうにしている、後ろ足を痛がる、元気がない、などです。異常を感じたらすぐに動物病院に連れていきましょう。

メインクーンの脊髄性筋萎縮症

脊髄の神経が消失してしまい、筋力の低下に繋がるため寿命にも大きく関わります。生後3~4ヶ月程で発症する事が多く、5ヶ月頃になってもジャンプが出来ないことがあります。歩き方がおかしかったり、ジャンプをしなかったりした場合はこの病気の可能性があります。

メインクーンの多発性嚢胞腎

腎臓に嚢胞(のうほう)という水の溜まった袋が出来る病気です。シニア猫に発症する事が多いです。症状は食欲不振や多飲多尿、痩せる、などです。

メインクーンの股関節異型成症

メインクーンを始めとした大型猫種に起こりがちな病気です。腰の関節が奇形を起こし、痛みが出るので歩行困難となります。おかしな歩き方をしていたり、痛がっている様子があったりしたら、受診しましょう。

メインクーンの寿命に関わる後天的な病気

首をかしげるメインクーン

遺伝とは関係のない、生活の仕方などで発症する寿命に関わる後天的な病気について、みていきましょう。

メインクーンの熱中症

メインクーンは長毛種ですので冬の寒さには強いですが、夏の暑さには弱いです。暑過ぎると体温が急激に高まり、平熱を保てなくなってしまうことがあります。症状としては口を開けて呼吸をしている、よだれが出る、嘔吐、下痢、震えなどです。酷くなると出血し、ひきつけ、ショックなども起こります。命に関わりますので、なるべく早く対処するようにしましょう。起こらないように予防する事が大切です。

メインクーンの毛球病

豊かな長い被毛がメインクーンの特徴ですが、この被毛を毛繕いの時に飲み込んでしまう事で体内に毛が溜まり、胃や小腸を塞いでしまう事で毛球病になります。飼い主が被毛のお手入れを怠っていたり、被毛が生え変わる換毛期に起こりやすいです。治療には毛玉除去剤を使いますが、それでも改善しない場合は外科手術になる事もあります。

メインクーンの寿命を伸ばす秘訣

見上げるメインクーン

メインクーンのかかりやすい病気が分かった所で、どうしたら寿命を延ばし長生きさせる事が出来るでしょうか?いくつか秘訣をお伝えします!

メインクーンの食事・体重管理

メインクーンは成猫になるまでに4~5年かかる猫種です。ですから寿命を延ばすために成猫になるまでは高カロリー高タンパクの栄養価の高い食事を与えましょう。成猫になってからは肥満にならないようにしっかりとカロリーコントロールを行ないましょう。肥満は様々な病気の素となりますが、メインクーンは太りやすい猫種なので気をつけましょう。おもちゃで遊んであげたり、キャットタワーなどで適度な運動をさせたりするのも大切です。ただ大型の猫なので、キャットタワーが倒壊しないようにしっかりとしたものを選びましょう。

メインクーンのブラッシング

メインクーンの被毛はお手入れをしないと毛玉になってしまったり、前述したように毛球病になってしまうことがあります。ブラッシングやコーミングを出来るだけ毎日行い、メインクーンが被毛を飲み込み過ぎないように注意します。夏は熱中症予防の為、抜け毛の多い換毛期には毛球病を防ぐ為、「ライオンカット」にするのも良いでしょう。トリミングサロンや動物病院などでカットしてくれます。料金は場所にもよりますが、1万円以下で受けられるようです。ただし、あまりに暴れる子は受け付けて貰えない事がありますので、その場合は頑張って飼い主が挑戦してみるのも良いですね!

メインクーンは外に出さない

メインクーンに限らず、猫にとっては外の世界は刺激があり楽しいですが、同時に危険がいっぱいの場所でもあります。外に出さないように気をつける事で、交通事故に遭って寿命を終えることもありませんし、保健所などに保護されることもありません。また、メインクーンは知能が高く、窓や網戸を自分で開けてしまう可能性がありますので、脱走できないように窓や網戸を市販のストッパーなどでロックしましょう。玄関のドアの開け閉めにも注意が必要です。スキを見て脱走するメインクーンがいるかもしれません。

定期健診を受ける

猫は我慢強い動物です。ですから病気や怪我など体の不調があっても表には出さない事があります。具合が悪そう、と思ったらもう対処のしようがなかった、という事がないように、寿命のためにも定期的に獣医師の健診を受けることをおすすめします。成猫では年1回、10歳以上のシニア猫は年2回が目安です。病気の早期発見にも繋がり、手遅れになる前に適切な対処が出来るかもしれません。

メインクーンの日頃の様子を良くチェック

普段からメインクーンの様子に目を配り、少しでも異常を感じたら受診するようにしましょう。もちろん定期健診でも分かる病気はあるでしょうが、そう頻繁に健診を受ける訳ではありません。メインクーンからすると、体調管理は飼い主が頼りです。日頃からスキンシップを取るようにして、体に異常がないか確かめるのも寿命を延ばすには大切です。表に出さない異常を察知してあげましょう。

まとめ

黒背景のメインクーン

メインクーンの寿命について話してきました。体が大きくて、いるだけで存在感があり、それでいてとても穏やかで犬のように賢い、素敵な猫ですね。なるべく健康で長生きして寿命を全うしてもらうために、日頃のケアと観察が大事です。スクスクと大きく育てば、ギネス記録に登録されるのも夢ではないかもしれません!

▼メインクーンについてもっと詳しく知りたい方はこちら

女性 ケロキ

メインクーンが遺伝的にかかりやすい病気に脊髄性筋萎縮症というものがあるのは初めて知りました。こういったことを理解して繁殖をしているブリーダーから購入したいですよね。また、体型による病気も気を付けたいですね。
長毛種は被毛のケアが重要ですね。日中猫だけで留守番をさせる場合、熱中症が怖いです。ブラッシングや家の中の暑さ対策は欠かせませんよね。サマーカットを自分でする場合は良く勉強してからが良さそうです。冷房で体が冷えたり、ケガをしやすくなることも考えられます。ハサミなどの使い方も注意したいですよね。
長生きしてもらうためにはなんでもしてあげたいですが、日ごろからスキンシップを兼ねて健康チェックをするのが大事だと感じました。

女性 yuki

穏やかな巨人とも呼ばれるメインクーンは私も1度は飼ってみたいと考えたことが何度かあります。ただ、近くにメインクーンがいるような大きなペットショップもなく、飼うとしたら遠方のブリーダーさんから購入するしか方法はないので、メインクーンの購入は現実的ではありません・・・。

寿命は他の猫種に比べるとやや短いのがちょっと気がかりですが、これも完全室内飼いにし、定期的な健康診断や肥満対策、そして被毛のお手入れ等をしっかりと飼い主さんが管理してあげることでもうちょっと長生きすることも出来そうです。夏何かは熱中症が怖いので、お留守番が多いご家庭だと少し心配ですね。

メインクーンはテレビの動物番組などでよく紹介されているのを見ますが、穏やかで子供とも仲良く生活できる子が多いらしいので、小さなお子さんがいるご家庭でも心配なく飼うことが出来ます。ただし、長毛種な分抜け毛の量も凄いことが予想されますので、猫アレルギーの検査は済ませてから飼うようにしないといけませんね><!

20代 女性 ゆず

遺伝性疾患として上げられていた、肥大性心筋症ですが遺伝子検査で遺伝子変異があるかどうかを時前に調べることもできます。メインクーンの他にもラグドールなどの大型の猫は検査を受けることができます。しかし、同じ変異遺伝子を持っている兄弟猫でも一方は発症し、他方は発症しない場合があります。なので遺伝子が全てを決めるのではなく、その確率が高まるだけだということを覚えておきましょう。症状が出てからは手術や薬では治すことが難しい病気です。心配な方は定期的な健康診断で早期発見を目指しましょう!
多発性嚢胞腎は、初期は症状がないので気づきにくい病気です。こちらも事前の検査ができます。多発性嚢胞腎と診断されたら、ふだんから水をたくさん飲ませたり、早期発見に成功すれば食事療法も有効になります。徐々に進行する病気なので普段から愛猫の様子を注意深く観察することも早期発見のカギとなるでしょう。

40代 女性 ぱくちぃー

メインクーンが日本で当たり前に外を歩いていたら、ちょっとしたニュースですね。
うちの猫は普通に外へパトロールに出ますが、日本猫(雑種)です。
本当は、外に出すのは避けたいところですが、箱入りにはできないタイプで、仕方なく。

メインクーンは寒い国の猫で毛も長毛種なので、熱中症には本当に気を付けてあげて欲しいですね。人も、夏場は家の中でも熱中症になる、と情報番組でやっていました。
それから、長毛ならでわの毛玉問題!
これは日々のブラッシングだけでは追い付かなかったりするそうなので、トリミングしてもらうのが一番の対策だと思います。

毛玉がお腹の中で大量に溜まってしまう毛球症、こればっかりはなってしまったら獣医さんのお力を借りないとですね。うちの猫は短毛ですが、毛玉を吐き出しやすい様に、猫草をベランダで栽培しています。

最近は、猫の寿命も延びていると認識していますが、できることなら健康に過ごして欲しいです。

20代 女性 asahi

メインクーンは、大きい体とは裏腹に小さく可愛い鳴き声、いつまでも子猫のような甘えん坊で温厚な性格とそのギャップに魅了されてしまうとても素敵な品種です。ただ、少し体が弱い個体が多く、季節の変わり目や暑さが続く夏場には、食欲が減少したり、口内トラブルを引き起こすことが多くあります。

世界最大の猫として愛されるメインクーンですが、大型猫ならではの悩みもあり、一般的に猫は生後1年程で成猫と同じ大きさになると言われていますが、メインクーンの場合は3~5年かけて緩やかに成長することから、成長具合に不安を感じる飼い主さんも少なくありません。しかし、オスの平均体重は6~10キロ、メスは4~8キロと個体差が大きいため、そう心配することはありません。

メインクーンの寿命を一日でも伸ばすためには、かかりつけ医に愛猫にとってベストな体重を聞き、その体重を維持しながら健康状態を保持することです!

20代 女性 チグラーシャ

某猫漫画でメインクーンの遺伝性の病気にまつわる話を読んだことがあります。その漫画に登場するメインクーンは8歳を過ぎた頃に心臓肥大を発症し、その後しばらくしてから亡くなったことが描かれていました。親や兄弟といった血縁の猫たちもあまり長生きできなかったそうです。遺伝性の病気で早死にする可能性が高いと分かった場合、飼い主は相応の覚悟をしなければならないでしょう。
体質や飼育環境にもよりますが、純血種の猫は雑種よりも体が弱く病気にかかりやすいと言われています。メインクーンに限らず、純血種を飼う場合は品種によってかかりやすい病気のリスクを知り、少しでも発症を遅らせることが重要です。
極力ストレスを与えず、まめに健康診断を受けさせることで、猫も飼い主も安心して暮らせると思います。犬や猫の遺伝子検査・分析に力を入れている会社もあるので、不安な方は検査を依頼してみてもよいのではないでしょうか。
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