ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーン特徴と見分け方

ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーン特徴と見分け方

「ノルウェージャンフォレストキャット」と「メインクーン」って本当に似ていますよね。ぱっと見ただけでは区別がつかない人の方が多いかも。今回はノルウェージャンフォレストキャットとメインクーン、この2種類の猫についてどこが違うのか、それぞれの特徴と共にまとめてみました。

ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーン それぞれの特徴

見た目が似ていると言われるノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンの2匹ですが、それぞれ歴史や細かな体の特徴が違います。
先ずは2匹の作出の歴史と代表的な特徴を見て行きましょう。

ノルウェージャンフォレストキャットとは

ノルウェージャンフォレストキャット

歴史

ノルウェージャンフォレストキャットは10世紀頃、古代ビザンチン帝国(現トルコ)からやってきて、ドメスッティとアンゴラを自然交配が始まりとされています。ノルウェーの厳しい寒さにも耐えるよう、厚い被毛をもつ大きな体へと発達しました。

ノルウェーでは広く愛されていましたが、ノルウェージャンフォレストキャットとしての品種では認識がなく、普通の猫でした。第二次世界大戦後頭数の減少が問題となり、1984年に正式に品種として公認されました。

体重・特徴

ノルウェージャンフォレストキャットの平均体重はメスで2.8kg〜5.5kg、オスで4.5kg~8.0kgで、古くからノルウェーの寒さの厳しい森の中に住んでいたため、厚い被毛を持ち、風や雪から体を守るためのオーバーコートで羊毛のようにふわふわとした、まるで羊のような毛で、保温性に優れたアンダーコートの二重になっています。
雪の上を歩くために指の間には、かんじきのような役割をする毛束が生えています。

性格

  • 我慢強い
  • 知的
  • 好奇心旺盛
  • 野外を非常に好む
  • 高いところが好き

メインクーンについて

メインクーン

歴史

メインクーンはニューイングランド地方メイン州が原産とされ、アメリカにおける最大・最古の品種です。狩りの習性や体の模様がアライグマ(ラクーン)に似ていることから命名されました。

ニューランド地方の厳しい寒さに耐えるよう、がっしりとした骨格を持ち、耐水性が高く厚い被毛を持つ大型で丈夫な猫へと品種改良ではなく自然淘汰の結果進化した猫とされています。

体重・特徴

メインクーンの平均体重はメスで3.5kg〜5.5kg、オスで6.0kg~9.0kgで、メインクーンのしっぽは長く、世界最長の猫に認定されています。

寒さに耐えるため、分厚く耐水性のある被毛を持ち、腹部や首回りは特に長くふさふさの被毛があります。大きな目と大きな耳も特徴です。寒さの中でも体温を保てるように、指の間には長い被毛が生えています。

性格

  • 忠実
  • 温和で優しい
  • メスは独立心が強い
  • オスは甘えんぼう
  • 学習の能力が高く非常に賢い

ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンの違い

ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーン

ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンは、被毛や骨格の感じはどちらも似ています。違う所は「鼻筋」です。

メインクーンは鼻筋が丸みをおびています。ノルウェージャンフォレストキャットは鼻筋が真っ直ぐに通っています。

また、耳の飾り毛も見分けるためのポイントとなります。

多くのメインクイーンには「リンクスティップ」と呼ばれる飾り毛がついています。逆にノルウェージャンフォレストキャットには、飾り毛が無い事が多いようです。

ただし、飾り毛の生えているノルウェージャンフォレストキャットなども生まれるようで、飾り毛の有無だけで見分けないようにしましょう。

これらのポイントは、あくまで見分けるための1つのポイントとして覚えておきましょう。

※一部、見分け方の内容に誤りがあったため訂正を行いました。不備があった事をお詫び申し上げます。

まとめ

ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンはどちらも寒い気候に適した体で、被毛もふさふさしていて、しっかりとした骨格をしているため、パッと見て違いが分からないことが多いですよね。

この猫はどっちだろう?と思ったときは、鼻筋や耳の飾り毛に注目してみてください。見分けがつくはずです。

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投稿者

女性 にゃコロ

パッと見て、本当にそっくりで見分けがつきませんでした。もしかしたらご先祖様が同じなのかな?と思う程ですが、その似た容姿は、どちらも厳しい北国での環境に対応する為に作り上げた姿なのかなと感じました。
性格の違いは育つ環境にも左右されるかと思いますが、ノルウェージャンフォレストキャットの方が野性的で気高い印象で、メインクーンは人との関わりに慣れるのが早そうな印象です。勝手な判断がですが、どちらも過酷な環境で生きていく上で、賢くなり、体格も丈夫に進化したのかなと感じます。
正直、メインクーンの耳の飾り毛が無いと、本当にどちらがどちらか分からず、時間が経っても区別がつかない自信があります。
そのくらいそっくりで、生活環境も類似している2つの猫種の謎が、もっと知りたいです。
投稿者

40代 女性 かえで

 ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンの見分けがつかなかったのですが、友人が飼い始めたのでやっと、わかりはじめました。
メインクーンは鼻筋が曲がっていることが多く、ノルウェージャンフォレストキャットは、鼻筋がストレートです。
性格は、どちらも好奇心旺盛なのと、人懐っこいのですが、頑固な一面もあります。
共通してなりやすい病気は白血病です。
早期発見で治療しやすくなりますが、一生悪くならずにすむ場合がおおいのだそうです。
獣医さんに色々聞いて勉強してみました。
 ノルウェージャンフォレストキャットのご飯はカリカリフードがいいそうで、たまに野菜も食べさせるといいそうです!
 コロコロと食事内容を変えるよりも、ある程度決まった食事にしてあげることも大切だそうです。
 どちらの種類のねこちゃんも、共通な部分も多いことも発見しました。
投稿者

40代 女性 しほ

昔、メインクーンを飼っていました。
耳の飾り毛が、素敵な猫ちゃんでした。ノルウェージャンフォレストキャットとの違いのひとつは耳の飾り毛なのですね。あとは、鼻の形ですね。ノルウェージャンフォレストキャットは、鼻筋が真っ直ぐなのにメインクーンは丸みをおびていますね。確かにそうだなとおもいます。そのお鼻がダイスキでした。二種類ともよく似ていますが、しっかり見ると違いがわかりますね。
投稿者

40代 女性 かずみ

ノルウェージャンフォレストキャットは、メインクーンに、よく似ていますね!
ノルウェージャンフォレストキャットの鼻は、メインクーンよりも鼻筋が通っているように、思います。ですから、子猫の頃には見分けがつかないように、思います。
我が家では、メインクーンを飼っていましたが子猫の頃は、ノルウェージャンフォレストキャットかなと思いました。昔は、まだノルウェージャンフォレストキャットがいなかったので、結局は、メインクーンだということがわかりました。ノルウェージャンフォレストキャットは、猫展で見かけました、とても立派だったのを思い出します。
投稿者

30代 女性 匿名

メインクーンを飼っていますが、見た目以外にも鳴き声にとても特徴があります。ワイルド系な姿とは裏腹にとても可愛らしい声で鳴きます。コロコロ、プルルもよく言いますし、総じて鈴のなるような可愛らしい声である事もメインクーン特有のものの一つだと思います。見た目だけの判断はなかなか難しいですが、鼻筋、リンクスティップのほかに、マズル(鼻と口)の形にも特徴があります。箱形とか丸い輪郭と言われますが、うまく言えないのですが見た目で言うと顎が短く口が横に広く見えるといった感じでしょうか。あと、デコルテが縦に広いのもメインクーンの特徴としてノルウェージャンとの違いかとおもいます。

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