猫の赤ちゃんにミルクを飲ませる方法や量、飲まない時の対処法

猫の赤ちゃんにミルクを飲ませる方法や量、飲まない時の対処法

赤ちゃん猫のお世話では生後4~8週間はミルクを飲ませることが必要ですが、経験しないと、わからないことでもありますよね。赤ちゃん猫にはどのミルクを与えればいいのか、飲ませる方法や量などをまとめました。おすすめ商品もあわせてご紹介します。

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猫の赤ちゃんに与えてはいけないミルク

ミルクを飲む縞模様の赤ちゃん猫

人間のミルク

人間用のミルクには、猫の母乳よりも乳糖が多く、下痢を起こしてしまう可能性があるためNGです。しかし、緊急時の代用として与えることはできます。その場合、「無乳糖」の人間用のミルクの方がいいです。あくまで緊急時の代用なので、すぐに子猫用ミルクに切り替えましょう。

牛乳

一番身近にある「ミルク」といえば牛乳ですよね。ですが、赤ちゃん猫にとって牛乳は下痢の原因になったり、栄養不良になったりするのでNGです。牛乳には猫の母乳の2倍以上の乳糖が含まれています。

猫は乳糖を分解する酵素を多く持たないため、下痢になることがあるのです。赤ちゃん猫の場合、下痢によって衰弱してしまうことがあります。

赤ちゃん猫に必要なミルクの量

顔をあげてミルクを飲む茶色の赤ちゃん猫

赤ちゃん猫には欲しがるだけミルクを与えてもいいのですが、一日に必要なミルクの量の目安は以下の通りです。赤ちゃん猫の成長によって変わるので、不安な時は動物病院に相談をしましょう。

月齢必要なミルクの量
生後1~10日40~80ml
生後11~20日60~80ml
生後21~80日80~100ml

猫の赤ちゃんにミルクを与える時に必要なもの

哺乳瓶を前足で押さえて飲む赤ちゃん猫

哺乳瓶

赤ちゃん猫には子猫用の哺乳瓶を用意しましょう。乳首の大きさや軟らかさは、哺乳瓶によって違い、子猫によって合う合わないがあります。

森乳サンワールド 哺乳器細口乳首

森乳サンワールド 哺乳器細口乳首
1,091円(税込)

商品情報
煮沸消毒可能・替え乳首付き

こちらの子犬子猫用哺乳瓶の乳首は、比較的細くて軟らかいので、赤ちゃん猫が飲みやすいと、飼い主さんから高評価です。120ml、煮沸消毒可能です。

シリンジ

哺乳瓶でうまくミルクを飲めない赤ちゃん猫には、シリンジを使ってミルクを与えます。ただし、誤嚥してしまう可能性があるので、初めての方は与え方を動物病院で教えてもらいましょう。

シリンジ 2.5mL (プラスチック、針無し、滅菌済)10本セット

シリンジ 2.5mL

シリンジ 10本セット
1,325円(税込)

商品情報
容量:2.5mL /・滅菌済み

針なしのシリンジです。2.5mlは、ミルクを与えるのに適しています。

粉ミルク

赤ちゃん猫用の粉ミルクは種類が多く、価格もそれぞれ異なります。赤ちゃん猫によって味の好き嫌いがでる場合もあるので、飲んでくれるものを探すという選び方になることもあります。定番商品や、小分けになっているなどもポイントです。

ロイヤルカナン FHN ベビーキャットミルク

ロイヤルカナン FHN ベビーキャットミルク

ベビーキャットミルク
2,200円(税込)

商品情報
生後すぐから離乳まで

こちらの粉ミルクは小分けになっており、さらに20mlの哺乳瓶と替えの乳首が付属されています。

ワンラック (ONE LAC) キャットミルク 270g

ワンラック キャットミルク

ワンラック キャットミルク
1,560円(税込)

商品情報
ミルクオリゴ糖を配合

こちらは、赤ちゃん猫の粉ミルクの定番、といってもいい商品です。動物病院でも採用されています。

赤ちゃん猫にミルクをあげる方法

ミルクを飲む目が開いた赤ちゃん猫

ミルクを作る

子猫用ミルクを説明書きの通りに作ります。ミルクの温度は母猫の体温に近い、38~39℃くらいに作りましょう。作り置きはせず、必要なときにミルクを作ります。

哺乳瓶の乳首は、十字に切れ込みを入れ、赤ちゃん猫の成長にあわせてミルクが出る量を調整しておきます。

赤ちゃん猫にミルクを飲ませる

ミルクを飲ませるときは、赤ちゃん猫のお腹を下にして、顔を少しだけ上に向かせるような姿勢にします。

赤ちゃん猫がお腹いっぱいになると、顔をそむけたり、哺乳瓶の乳首を口から出したりします。ミルクを飲み終わったら口の周りを拭いてあげましょう。

赤ちゃん猫のミルクの回数

赤ちゃん猫は体が小さく、一度にミルクをたくさん飲むことはできません。一日に6~8回、3~4時間おきにミルクを与える必要があります。

赤ちゃん猫がミルクを飲まない時の対処法

ミルクを飲む茶色の赤ちゃん猫

ミルクを飲む姿勢が悪い

人間の赤ちゃんのようにあお向けでミルクを飲ませてしまうと、うまく飲めないどころか、誤嚥による肺炎になる可能性があります。赤ちゃんの猫のお腹を下にした四つん這いの姿勢で与えましょう。

哺乳瓶の乳首を変える、シリンジで与える

哺乳瓶の乳首が赤ちゃん猫に大きすぎて、飲めない可能性があります。細いタイプに交換してみましょう。また、哺乳瓶の乳首の切込みが大きいと、ミルクが多く出てしまい上手に飲めない場合もあります。

哺乳瓶で飲めない赤ちゃん猫には哺乳瓶に慣れさせながら、シリンジやスポイトを使って、ミルクをなめさせるように少しずつ与えます。

ミルクの温度

ミルクの温度が下がってしまうと、赤ちゃん猫はミルクを飲もうとしません。赤ちゃん猫が飲むのを休憩している間に、お湯を入れたマグカップなどで哺乳瓶を温めておきましょう。

赤ちゃん猫のトイレを済ませておく

ミルクを飲ませる前に、赤ちゃん猫のトイレを済ませておくと、たくさん飲んでくれます。赤ちゃん猫のお尻を濡らしたコットンやティッシュでトントンと優しくたたいて、トイレを促しましょう。

ミルクを変える

赤ちゃん猫がミルクの味が好みではなく、飲まないというケースがあります。違うメーカーのミルクを試してみましょう。

動物病院へ連れて行く

どうしてもミルクを飲まない場合、衰弱してしまう恐れがあるので動物病院を受診しましょう。赤ちゃん猫の体重が増えない、減ってきた場合も受診が必要です。

まとめ

哺乳瓶の隣に座る赤ちゃん猫

赤ちゃん猫にどんなミルクを与えればいいのか、与える量などをご紹介しました。猫の赤ちゃんにミルクを与える機会は、保護したなど突然やってくることもあります。わからないことや心配なことがあれば、動物病院や赤ちゃん猫を育てた経験がある人に相談をしましょう。