8ヶ月の猫を育てる方法 平均体重や食事、留守番させる方法

8ヶ月の猫を育てる方法 平均体重や食事、留守番させる方法

生後8ヶ月の猫はまだ遊びたがりでヤンチャですがほぼ、大人の猫と体格が変わらない大きさにまで成長します。生後8ヶ月の猫は成長期が終わり、どれくらい大きくなっているのでしょうか?今回は8ヶ月の猫の飼育方法について気をつけてもらいたい事や食事内容、留守番する際の注意点などについてお話ししたいと思います。

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8ヶ月の猫の特徴

猫の成長過程

8ヶ月の猫を人間に換算すると?

猫が年をとるスピードは人間よりも早く、人にとっての1年は猫にとって4年ほど経っているといわれています。生後8ヶ月頃の猫は、人間の年齢に換算すると12才ほどといわれています。

8ヶ月の猫の体の大きさ

猫の成長期は、個体差や種類にもよりますが、生後6か月くらいまでといわれています。生後8ヶ月頃にはもう体の成長が終わり、およそ体重が約3〜3.5kg、オス猫ならば4kg超えるぐらい大きくなります。

8ヶ月の猫の身体能力

個体差によりますが、生後8ヶ月頃の猫は成長期が終わり、大人の猫と体格はほぼ変わりません。猫は人よりも骨格の数が多く、約240個もあり非常に柔軟な体つきをしています。

また平衡感覚も優れています。
そのためジャンプ力も高く、また高いところから飛び降りても落下際の衝撃を吸収できるため、猫は6〜7mの高さからでも無事に飛び降りることができます。

特に8ヶ月頃の猫は年齢も若く、成長期の子猫のように遊びたがりな一面もあるので、部屋中駆け回ったり、オモチャに物凄く反応を示し大きくジャンプをしたりなど、身体能力が非常に高い時期です。

8ヶ月の猫の発情期

生後6か月を過ぎると、体の成長や性成熟が終了するので発情期を迎えます。発情期がくるとふだん鳴いている声とは違い、甲高い声で叫ぶように鳴き続けたり、オシッコをかける尿スプレー行為や自分の体を色んなところに擦り付けたりするなど、様々な行動が起こるようになります。

8ヶ月の猫の食事

ご飯を食べている猫

猫が8ヶ月になったらフードの切替えを

成長時期では、体の成長のために高栄養の子猫用フードを食べた分だけ与える必要がありましたが、生後8ヶ月頃の猫は体や性成熟が大人になり、成長期が終了しています。そのため、食べている餌を子猫用のフードから成猫用のフードに切り替えてあげましょう。

また乳歯から永久歯に生え変わってもいるので、ペースト状のフードやウェットフードからドライフードに変えます。一気にフードを変えてしまうと消化不良をおこし下痢をしてしまうため、今まで食べさせていたフードと混ぜながら少しずつ慣らしてあげます。

肥満に注意

これ以上大きく成長することはほぼないため、今後は体重を増やさないように食事量に気をつける必要があります。8ヶ月頃の猫は去勢(避妊)手術を受けることができ、精巣腫瘍や乳腺腫瘍などの生殖系の病気を予防することができますが、デメリットとして代謝が下がるため太りやすくなります。

そのため、食事量によっては生後8ヶ月の猫でも去勢(避妊)手術を受けた猫は、肥満になりやすいため特に注意が必要です。

8ヶ月の猫に適した餌の量

フードパッケージ裏に体重に合わせて、1日に与えるフード量が記載されています。猫の標準体重および理想体型を決める指標として、BUS(ボディコンディションスコア)があり、直接猫の体を触ったり見たりして評価をし、その猫の標準体重に合わせたフードの量が適切量となります。

8ヶ月の猫に与える餌の量

食事回数も子猫の頃は、1日に何度も与えていたと思いますが、8ヶ月頃の猫は成長期が終わっていますので、1日2回でも大丈夫です。しかし、中には空腹で耐えられない猫もいますので、その場合は食事回数を3回や4回ほどに増やすことで空腹時間をなくすことができます。

8ヶ月の猫にはお留守番させても大丈夫?

窓際に座って外を眺める猫

ようやく成長期が終わったばっかりの8ヶ月の猫が、留守番できるか不安に思うと思いますが、留守番はさせても大丈夫です。しかし猫はほんの少しの環境変化に対しても敏感に感じとります。

半日ぐらい長い時間を空けてしまうと、猫が不安やストレスを感じ体調を崩してしまいます。また、猫はヒモ類やタコ糸などを好むため、飲み込んでしまう誤飲事故が留守中に多く見られます。

8ヶ月の猫にお留守番をさせるには

そのため、8ヶ月の猫にお留守番させるときは、留守番の時間を短くすることから始め、少しずつ時間を伸ばし、猫を留守番に慣れさせることが大事です。
ふだんの飼育環境にもよりますが、8ヶ月頃の猫も非常に好奇心が強いため、私たちが何げないものでも猫にとっては危険な場合があります。落ち着くまではゲージに入れておくと安全です。

猫は暑さに強い動物ですが、体温を下げることが苦手です。また寒さや湿度に弱いため梅雨の時期や夏は熱中症、冬は寒さで体調を崩しやすいので留守番させる際は、部屋の温度・湿度に注意する必要があります。

猫が過ごしやすい快適な温度は、約20〜28度、湿度は約50〜60%といわれており、留守中でも夏はエアコン、冬は暖房をつけて部屋の温度管理を行いましょう。

元々猫はあまり水を好んで飲まないため、飲水量が少ないと腎臓に負担がかかったり、泌尿器系の病気になりやすかったりするため、水飲み場を複数置いておきます。また食事に関しても、朝に食べさせた場合は半日ぐらいの留守でも大丈夫です。猫はちょこちょこと少量ずつ食べる動物なので、置き餌を与える際はドライフードにしましょう。

8ヶ月の猫の問題行動やしつけの方法

飼い主の手を噛む猫

8ヶ月の猫は成長期頃と比べると少し行動に落ち着きが見られるようになってきますが、飼育する際に手や腕などによく噛んでくる噛み癖や、爪でひっかく問題がよく出てきます。

本来ならば子猫頃の社会化期に兄弟猫と一緒に過ごす中で、噛んだときの兄弟猫の反応や自分が噛まれたときの痛さを学ぶことができるため、噛む力加減を身につけるようになります。

8ヶ月の猫の噛みぐせ

しかし、早い時期に兄弟猫と引き離してしまうことで噛む力加減を学んでいないため、何でも噛み付いたり、噛む力が強かったりするのです。そのため、飼い主が噛んだら痛いということを教える必要があります。

水をかけるなど色々な対処法がありますが「痛い!」と大きい声を出す事で伝えることが1番効果的です。猫は元々小動物を狩るハンターでもあるので、動く物に対して敏感なため、手を使って遊ばせてしまうと猫は手がオモチャだと認識してしまい、手に噛み付くようになります。必ず猫と遊ばせる際は、猫じゃらしなどのオモチャを使用することです。

8ヶ月の猫の引っ掻きぐせ

8ヶ月頃の猫は年齢も若くパワフルなため、遊びに夢中になり勢いで爪でひっかいてしまうことがあります。遊ばせて発散させることも大事ですが、勢いが行き過ぎている場合は遊びを一時的に中止し、一旦落ち着かせてあげるとよいです。

また、猫は爪とぎをする習性を持っており自分の気持ちを落ち着かせたり、自分の存在を知らせたりするマーキング行為や、武器である爪の維持などの理由があげられます。しかし、ソファーなどの家具や壁に向かって爪とぎをされてしまうのは困ります。

ですが無理に止めさせてしまうと猫にとっても大きなストレスとなり、更に問題行動がエスカレートします。部屋に爪とぎを数か所置いておくことで、いつでも爪とぎをできる環境にしてあげます。

8ヶ月の猫の発情期の問題行動

8ヶ月頃になると、早い猫では発情期を迎えます。その猫の性格や飼育環境にもよりますが、発情期になると夜に甲高い声で鳴き続けたり、自分の体を床や家具、人に対して擦りつけたりする行動や、尿スプレーなどの行動が見られるようになります。

特にメス猫では甲高い鳴き声、オス猫は尿スプレーによるマーキング行為が多く、鳴き声で眠れなかったり家のあちこちにオシッコをかけられて家具やカーペットがダメになったりするなど、様々な問題が浮上します。

これらの行動は猫本来の本能によるものなため、去勢(避妊)手術を受けることが1番効果的です。先に発情期がきてしまうと、手術を受けたとしても尿スプレー行為などが直らない場合が多いので、発情期がくる前に早めに済ませておきましょう。

まとめ

本を読む女性の膝の上でくつろぐ猫

猫の成長スピードは人よりも早く、8ヶ月頃の猫は人の年齢に換算すると12歳ほどといわれています。個体差や猫の種類にもよりますが、8ヶ月の猫は成長期が終わっているので留守番をしても大丈夫です。

しかし、猫は少しの環境変化に対してストレスを感じやすい動物なため、慣れるまでは短時間の留守番にしましょう。猫は比較的暑さに強いが体温調節が苦手で寒さに弱いため、留守中も室温や湿度に注意する必要があります。

8ヶ月頃の猫は乳歯から永久歯に生え変わる時期でもあるので、ドライフードや成猫用のフードに切り替えておきましょう。去勢(避妊)手術を受けると生殖器系の病気を予防することができますが、太りやすくなるため食事量に気をつける必要があります。

ですが、手術を受けることで発情期に見られる甲高い鳴き声や尿スプレー行為などの行動を抑える効果もあります。また性格が穏やかになる傾向があり、噛み癖やひっかき癖が落ち着くこともあります。