素敵な仲間に出会えた2匹の捨て猫
ご夫婦で保護猫活動をしている「にこねこ」さん。保護した猫達は「にこねこ保育園」で育ち、里親さんの元へと巣立っていきます。
ある秋の日。賑やかな保育園にまた新入りさんがやって来ました。今回は、公園で保護された2匹の子猫の物語です。
紙袋に入れられ放置された2匹の子猫
公園のベンチの陰に放置された紙袋。通りすがりの方が気になって覗いてみると、中には2匹の子猫が…。このままでは命が危ぶまれるため、緊急保護をしてくださいました。
その後「にこねこ」さんと連携している保護猫団体に連絡が入り、にこねこ保育園で預かることに。
2匹の保護猫達の生い立ちはあまりにも残酷で、心が痛みます。
まだ授乳が必要な月齢の子猫は、ひとりでは生きていけません。保護主さんのおかげで、命のリレーが繋がりました。
パステル三毛の「ぷっち」
保護主さんの機転によって難を逃れた猫達。幸いにも元気いっぱいです。
パステルカラーの三毛さんは「ぷっち」と名付けられました。慣れないシリンジに苦戦しつつも、順調にミルクを飲み進めます。
育ち盛りの子猫にとっておかわりは欠かせません。「もうお腹いっぱい」と完全にストップするまで飲んでもらいます。
ぷっちちゃん、いい飲みっぷりです。
茶白の「ぽっち」
茶白さんの名前は「ぽっち」に決まりました。ぷっちちゃんのようにたくさんミルクを飲んでほしいところですが、なかなか上手に飲めません。
そこで「にこパパ」さんがそっと手を添えると、ようやく飲みはじめました。これで一安心です。
シリンジにも慣れてきたようで、ゴクゴクと美味しそうに飲んでいます。
同じ月齢の猫達と仲良しに!
保育園には、他にも保護された仲間達がいます。
ぷっちちゃんとぽっちちゃんにもお友達ができました。2匹と同じ時期に保護された、おでこちゃんとくっくちゃんです。
おでこちゃんとくっくちゃんについては、こちらの記事「不思議な縁に導かれるように救われたきょうだい猫」で紹介されています。
月齢が近いこともあり、まるできょうだいのように仲良くしています。素敵な仲間ができて良かったね。たくさんの思い出を胸に、卒園していく日が待ち遠しいです。
まとめ
紙袋に入れられて放置された子猫達。猛暑ではなかったものの、かなり危険な状況でした。優しい保護主さんに感謝ですね。
ぷっちちゃん&ぽっちちゃんの生い立ちはとても悲しいものですが、そんな過去を忘れるほど幸せになってほしいです。
よろしければ、2匹のエピソードの動画もご覧ください。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております
掲載者名:にこねこ「保護猫の保育園」
にこねこ【保護猫の保育園】
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