栄養不足の母猫を保護、生まれた子猫達は皆、未熟児でした
お腹の大きな野良猫さんはひどい栄養不足でした
とある杜の都にある猫杜(ねこもり)という保護ねこシェルターに心優しい方からお腹の大きな野良猫がいるとの連絡を受けました。すぐに確認に行くと母猫はひどい栄養不足ですぐに保護する事にしました。
生まれた子猫達は未熟児でした
母猫の栄養不足が影響したのか生まれた子猫達は未熟児でした。通常子猫は100g程度ですが子猫達は59g-70、80gしかなく獣医さんからも厳しい状況だと言われました。
しかし母猫は諦めません
母猫のいずみちゃんは自分が栄養不足で体が辛い状態のはずなのにずっと子猫を舐めていました。子猫を舐めるのはただ汚れやに臭いを取るだけではなく全身の血流がよくなり子猫の体温が上がり免疫力がアップするのだそうです。だから、いずみちゃんはたくさんの思いを込めて子猫達を舐め続けておりその姿に涙が出ました。
一か月後
幸いにも栄養をたくさん取り母猫のいずみちゃんはかなり体調がよくなりました。
子猫達は目がやっと開いた状態で、まだまだ子猫達の状態は油断できない状況ですが皆仲良くおっぱいを飲んでいます。
さらに、子猫さんは5匹だったのですが2匹増えていました。これは別の野良猫の母猫が子猫を生んですぐに育児放棄をしてしまい2匹の子猫の行き場がなくなり保護しました。当初は人口授乳で育てるつもりでしたが、いずみちゃんの体調と様子をみながら2匹を預けてみる事にしました。
ストレスを発散させるためのはずが
いずみちゃんのストレスを発散させるため時々子猫から離してゲージの外に出します。その間にスタッフは子猫達の体重を測ったり体の状態を確認します。まだまだ気を緩められない状況に変わりはありません。
しかし、いずみちゃんはすぐに自らゲージの中に戻って子猫達を舐めます。
子猫がどうか元気に育ちますように
母猫いずみちゃんはずっと子猫達を舐め続けます。どうか元気に育ちますようにどうか元気にそう願っているのが聞こえるようです。さらに他の2匹の子猫にも変わらない愛情を注ぎその器の大きさに頭がさがります。
まとめ
キジトラのレイ君、チロル君、チョコ君、白猫のパン君、シャムネコのこいずみ君、三毛猫のなつめちゃん、黒白のこつめ君。そして母猫のいずみちゃん。
何をしてもこの子猫達を守る何に変えてもそんないずみちゃんの強い思いが伝わってきて、祈る事、見守る事しかできなくて申し訳ないです。でもたくさん願い見守ります。
いずみちゃんと子猫達の様子はこちらから。
- 栄養不足の母猫さんを保護
- 保護一か月後の母猫と子猫達の姿
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:保護猫シェルター「縁の庭 猫杜」(運営:フッセジャパン仙台)
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