マンチカンの成猫はどのぐらいの大きさ?体の特徴や人気の秘密

マンチカンの成猫はどのぐらいの大きさ?体の特徴や人気の秘密

最近、大人気のマンチカン。成猫になってもチョコチョコと歩く姿が可愛らしいですね。マンチカンを我が家に迎えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。これから長く生活を共にする大切なパートナーになるのですから、マンチカンが成猫になった時のことを知っておくことは大切です。ここでは、気になるマンチカンが成猫になったときの大きさや特徴、かかりやすい病気などをご紹介します。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

マンチカンの成猫の大きさと特徴

見上げるマンチカン

マンチカンの大きさ

猫は、だいたい生後1年ぐらいで成猫になります。気になるマンチカンが成猫の大きさになった時の大きさを他の猫種の成猫の大きさと比べてみましょう。

  • マンチカン 体重約3~5キロ 
  • シャム  約3~5キロ 
  • スコティシュフィールド  体重約4~6キロ 
  • 日本猫 体重約4~8キロ  
  • アメリカンショートヘア  体重約6~8キロ 
  • ヒマラヤン 体重約4~8キロ  
  • ペルシャ 体重約4~8キロ  
  • メインクーン 体重約4~10キロ  

マンチカンの成猫は、大型のヒマラヤンやペルシャ、メインクーンなどの半分ぐらいの体重で、日本猫やアメリカンショートヘアなどよりやや小さく、シャムと同じぐらいの体重にまで成長するといった感じでしょうか。

マンチカンの体の特徴

足が短いのが特徴のマンチカンは、成猫になっても足が10センチメートルぐらいの個体もいます。ですが、実は足長のマンチカンもいます。マンチカンの足の短さは突然変異した遺伝子によるもので、足の短さは優性遺伝します。1対ある遺伝子のうち、足が短くなる遺伝子を1つも持たない場合に足長のマンチカンとなります。
マンチカン誕生までの歴史の中で、足の短い猫がいろいろな種類の猫と交配されてきました。そのため、マンチカンの成猫にはあらゆる毛の長さや色が認められています。バラエティに富んだ姿こそ、マンチカンの魅力の一つでもあります。

マンチカンの歴史

マンチカンのルーツは1980年代にさかのぼり、アメリカのルイジアナ州のトラックの下にいた足の短い猫だと言われています。この突然変異で生まれた短足猫の子孫がブリーダーの手にわたり、マンチカンの育種が始まりました。マンチカンの純血種の育種はまだ歴史が浅く、また健康上の問題がある可能性があるとして、マンチカンを猫種として公認していない団体もあります。

マンチカンが成猫になったときの性格

寝転がるマンチカン

マンチカンは行動的

一般的に、マンチカンは成猫になっても活動的で好奇心旺盛と言われています。小さいのに思いのほか筋肉質。足が短いマンチカンも運動に不自由なことはありません。小回りがきくので、かえって活発なほどです。足が短いマンチカンは重心がとりやすく、後ろ足で踏ん張って2本足で立つのも得意です。多くの人の心配に反してジャンプや木登りも他の猫と同様に得意です。ただし足が短い分、足が長い他の猫に比べると、ジャンプできる高さは低くなりますが。

マンチカンは成猫になっても好奇心旺盛

マンチカンは好奇心旺盛なので、成猫になってもおもちゃで遊ぶのも大好き。家のあちこちを歩き回り、興味を示すことも多いようです。他の猫にも興味を持ち、いっしょに遊ぶのも大好きです。マンチカンは穏やかな性格で社交的なので、他の猫との同居も問題ないことが多いそうです。

マンチカンは成猫になっても甘え上手

人にも良く懐き、飼い主に甘え上手なマンチカンが多いようです。ただ、人間にも個人差があるように、マンチカンの性格も子猫から成猫になるまでに育った環境や性差、個体差に大きく左右されますので、飼い主は飼っているマンチカンがどのような性格かよく観察して対応してあげましょう。

マンチカンの成猫になる時期と平均寿命

芝生のマンチカン

猫が成猫になるのは1歳~1歳半と言われています。マンチカンについてもこの1歳を過ぎた年齢で成猫になったと言えるでしょう。また、一般的な猫の寿命は、15年前後と言われています。猫の平均寿命は、家完全室内飼育なのか外にも行く猫なのか、また地域猫や野良猫なのかによっても異なりますし、猫の種類によっても多少異なります。

マンチカンの平均寿命は12~15年と言われ、平均的な猫の寿命に比べると若くして亡くなってしまう子もいるでしょう。けれども、20歳まで生きたマンチカンの成猫もいるそうです。

どんな猫でも言えることではありますが、マンチカンの成猫を長生きさせる上で大切なのは、病気の予防と病気の早期発見です。予防接種や定期検診を欠かさないようにしましょう。

マンチカンの成猫に多い病気

歩くマンチカン

もし遺伝病を持っていた場合にはその発症を完全に防ぐ方法はありませんが、早期発見により進行を出来るだけ遅らせることはできます。また、遺伝が関係しない病気は飼い主の健康管理次第で防ぐことができるものもあります。8歳を超えたぐらいの老齢期に入ったマンチカンは、それまで以上に次のような病気に気をつけてあげましょう。

肥満に注意!

どんな品種であっても肥満にならないように気を付けないといけませんが、マンチカンは足が短いので、体重が重すぎる場合には余計に足や関節の負担が増えることでしょう。ただでさえ高齢の猫は高い確率で関節炎を持っていると言われていますので、それを悪化させることとなる肥満は避けたいものです。

マンチカンと同じように足が短い犬のダックスフントやコーギーは椎間板ヘルニアになりやすいのですが、猫と犬の骨格の違いからか、マンチカンではダックスフントなどと同じような椎間板ヘルニアは報告されていないようです。

毛球症に注意!

猫は体の毛を舐めて毛繕いをしますが、この時自分の毛を飲み込んでしまいます。この飲み込んだ毛が毛玉になり、大きくなって消化管内に詰まって吐くことも便として排出することもできなくなる状態を毛球症といいます。毛球症になると、食べてもすぐ戻したり、食欲不振になったりしてやせ衰えてしまいます。

開腹手術が必要になることもあります。予防は、猫の体内に毛を取り込ませないことです。特に毛の長いマンチカンの成猫には、ブラッシングをこまめにしてあげましょう。

まとめ

窓際のマンチカン

マンチカンは好奇心旺盛、行動的で甘え上手、成猫になってもちょこまかと歩く姿が可愛らしいですね。マンチカンと良い関係を築くには、飼い主がその特徴を知って上手に付き合ってあげるのが大切です。

【マンチカンの健康についての補足】

①なぜ短足なのか?

記事内で説明されている通り、短足は優性遺伝する形質です。そして1対ある遺伝子のうち、短足を生み出す遺伝子を両方に持ってしまうと致死遺伝子となり、胎児のうちに死亡してしまうか生まれてきても生き延びることができません。片方のみに短足の遺伝子を持っていると、その猫は短足になります。そして両方ともに短足の遺伝子を持っていないと、足の長い猫になります。

ここまでは育種、繁殖の経験から分かっているのですが、どの遺伝子のどんな変異がマンチカンの短足を生み出しているのかはまだ分かっていません。ダックスフンドやコーギーなどの短足の犬種では、軟骨異栄養症という軟骨の分化・成長の異常が短足を生み出していて、その原因遺伝子もいくつか特定されています。マンチカンの短足も、軟骨異栄養症によるものではないかと考えられていますが、品種の歴史が浅いこともあり、まだまだ不明なことが多くあります。

②健康上の問題はあるの?

短足胴長の体形が、椎間板ヘルニアになる確率が高い軟骨異栄養性の犬(ダックスフンドやコーギーなど)と同じ体形であることから、マンチカンも椎間板ヘルニアになりやすい、と言う人もいますが、記事内でも説明されているように、実際にマンチカンが椎間板ヘルニアになりやすい、という報告はこれまでのところないようです。これは猫と犬の体格、骨格の違いによるものと推測されています。

関節炎のリスクについては、他の猫と同等でマンチカンだから関節炎を発症するということはない、と主張する人たちと、マンチカンは高確率で関節炎になる、と主張する人たちがいて、専門家の中でも意見が分かれています。

多くの猫種で多嚢胞腎や肥大型心筋症などの遺伝病が報告されており、それらの病気はマンチカンでも起こる可能性があります。マンチカンの健康上の問題として、脊柱前弯症と脊柱側弯症を挙げる人もいますが、これらの一般的には珍しい病気の発生率がマンチカンで高いのかは分かっていません。

③マンチカンを飼う上で気をつけて欲しいこと

どんな動物、品種にも言えることですが、見た目の珍しさ、かわいらしさだけに惹かれ十分に勉強することなく動物を飼うことは避けましょう。特にマンチカンのような純血種では遺伝子プールが狭く(いわゆる、「血が濃い」という状態です)、遺伝病を持つ可能性が高くなります。

マンチカンにおいては、動物の福祉を重視する良識あるブリーダーは、健全な個体を作るために短足のマンチカン同士の交配は決して行いませんし、長い足のマンチカンだけではなくマンチカン以外の猫(雑種をも含む)との交配も行っています。マンチカンを購入する際には、兄弟や3代程度前までの祖先について確かめ、健康上の問題をかかえるリスクが高くない猫を選ぶと良いと思います。

≪参考≫

獣医師:木下明紀子
投稿者

30代 女性 tonakai

初めてマンチカンを見たのは猫カフェなのですが、そこにいた子はちょっと太っていたので「マンチカンは大きいんだ。よく見る野良猫と同じくらいの大きさだ。」と感じてしまいました。ちなみに猫カフェにいたマンチカンはその後ダイエットを始めていました。
また、マンチカンは足が短い品種だと思っていましたが、そうではないのは初耳でした。最近ペットショップに行ってマンチカン子猫が販売されていましたが説明には「足が長いタイプ」と書いてあり、どういうことなのかよくわからなかったのですが、足の短い子は突然変異なのですね。
足が短い犬は椎間板ヘルニアに注意することは知っていましたが、マンチカンもそうなんですね。猫カフェにいたマンチカンもそうですが、体重が増えないように気を付けないといけませんね。
投稿者

40代 女性 ねこにこ

マンチカン可愛いですよね!
我が家はアメショですが、飼う際にマンチカンも検討しました。
ペットショップの店員さんにも、
「マンチカンは活発で人懐っこいから、お子様いても飼いやすい猫ちゃんですよ~」
と言われて、家族総出で心揺れたのが、マンチカンです。

見せて頂いた時、前から見ると2.5等身な体つきが、まるで何かのマスコットのようでした。
さらに!ヨチヨチ感はたまらなかったです。

最終的にアメショに決めた理由は、記事にもありますが、ヘルニアになりやすい事を聞いた為でした。

全てのマンチカンがなってしまう訳ではないですし、ほかの猫種、それこそ我が家の猫がなる可能性もあるんですが、ヘルニアになってしまった時に付きっきりでのお世話は難しいかな、との判断です。

今回、ご縁は無かったマンチカンですが、この先もう1匹!
となった時には、飼うかもしれません。
投稿者

40代 女性 ニャ太郎

2ヶ月の足長 マンチカンとのラブラブ生活 満喫中です。
投稿者

女性 ゆき

私の中の好きな猫種ランキングでは、1位2位を争うほど魅力的なマンチカン。昔は足が短いのがマンチカンだ!と思い込んでいましたが、最近になって足が長い子もいると知りました。

マンチカンは体が弱いと聞き、どうしてかと気になって色々調べると、「短足の子を作る為に純血種同士を掛け合わせているのでどうしても体が弱くなりやすい」と書いてある記事を見つけました。なるほど、と納得。寿命が短いそうですが、純血種同士の交配により体が弱いというところが大きく関係してそうです。

やはり足が短いマンチカンの場合は、マンチカンだと認識してもらいやすいですが、足が長いマンチカンの場合は、足長なのにマンチカン?と驚く人もいるでしょう。

足が長い方が血が薄く、健康に生きられるというのなら私はもちろん足長マンチカンを選びますが、寿命は同じくらいだというのならば、間違いなく短足マンチカンを選んでしまいますね。
投稿者

女性 ふーたん

子猫のうち、可愛いのはもちろんですがマンチカンは成猫になってもとっても可愛いですよね。遠くに住む友人が、ついこの間生後3か月のマンチカンをペットショップで見つけ、ひとめぼれして家族に迎え入れたと聞きました。

友人曰く、「大きなペットショップでマンチカンは3匹いたけど、この子にした」と言っていて、一体いくらかかったのかと聞くと、「45万円」との回答が^^;一番高かったけどその分とても足も短く、顔もまん丸で目も大きく、”理想のマンチカンだった”と言っていました。

確かにそれだけ完璧なマンチカンだとお値段も張るでしょう。

友人は病気になりにくいよう、カナガンを与えているそうです。マンチカンは免疫力が低下することによってかかりやすい病気が多いらしく、それをサポートする目的で栄養満点のカナガンを選択したんだとか。

可愛いマンチカンの健康を守るためには、飼い主さんのこのような気遣いも必要だなぁと考えさせられました。
投稿者

40代 女性 こなつちゃん

マンチカンは足が短くて可愛いですよね。実家で5年くらい前までマンチカンを飼っていました。とても甘えたな猫ちゃんでした、家族に引っ付くとなかなかはなれませんでした。冬はこたつに入ってみんなの足の上に乗っていました。ご飯を食べるのが大好きな猫ちゃんでしたので、太らせないように気を付けていました。体重は9kgありましたが、それ以上は太らずでした。しかし、愛嬌たっぷりでニャーと言っておやつをねだってくるので、たまらず少しだけ与えていました。15歳まで長生きしましたし、大きな病気もしませんでした。 
投稿者

50代以上 女性 匿名

前はアメショで19歳まで生きてくれました。うちのマンチカンは足長です。アメショに比べたらものすごく活発で好奇心旺盛、どこでも登るし、すぐ甘えて鳴いてきます。同じくらい長生きしてほしいです。
投稿者

40代 女性 のりちゃん

マンチカンは、とても賢くて可愛らしいですよね。実家のマンチカンも、いたずらっこですがよくいうことの聞くことのできる子です。
他の猫ちゃんとの相性もばっちりですし、人間の子供とも仲がいいですよ。
小さな従弟も、マンチカンのおかげで、猫ちゃんが大好きになりました。実家のマンチカンは足が少し長めですが、可愛らしい体型です。
家族にも愛されていまして、一番可愛がられています。
人懐っこいので、他の猫ちゃんも寄ってきます。近所の方もみなさん会いに来られます。
高齢になりましたが、いつまでも、愛されているマンチカンです。
投稿者

40代 男性 TORAM

我が家では、マンチカン♂を飼っています。
生後10ヶ月ほどです。

それまで犬派でコーギーを飼っていましたが、短足マンチカンの愛らしさは猫のイメージを一変させてくれました。
猫も自分からすり寄ってくるんですね。
ヘソ天でかまってほしいポーズを良くします。
なでなですると嬉しそうです。

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