マンチカンの性格
マンチカンはどんな性格をしていてるのでしょうか。代表的なものを4つにまとめました。
- 人懐っこく甘えん坊
- 好奇心旺盛
- 穏やか
- 臆病
人懐っこい
今日のねこちゃんより:ダニョ / ♂ / マンチカン / 3kg
マンチカンの性格は甘え上手で人懐っこく、初心者の方でも飼いやすい猫と言えます。スキンシップも喜ぶ傾向にあり、撫でたり抱っこしたりするのもあまり嫌がらないようです。
もちろん個体差がありますので、マンチカンが嫌がるような過度なスキンシップは避けた方が無難です。メスは自立心が高く、活発なので飼い主にべったりという事はあまりないようです。その点、オスの方がより人懐っこい性格と言えそうです。
好奇心旺盛
今日のねこちゃんより:豆ちゃん / ♂ / 1歳 / マンチカン / 4.5kg
子猫のように無邪気で好奇心旺盛な所があります。好奇心を満たしてあげるように、興味を引くおもちゃをいくつか用意してあげると良いでしょう。
飼い主も一緒にマンチカンになりきって、家の中を探検に行くなどすると楽しいかもしれません!共に遊ぶ事は信頼関係を築く上でも大切です。マンチカン(飼い主もですね)が疲れない程度に遊びを楽しみましょう。
穏やか
今日のねこちゃんより:万作 / ♂ / 2歳 / マンチカン / 4.5kg
比較的穏やかで、他の動物にも優しく接する事が出来ます。子供や他のペットと飼うのもOKです!どちらかと言うと、メスよりもオスの方が穏やかな性格をしているとことが多いようです。
もちろん個体差がありますので、抱っこされても大人しくしている子なのか、手を出した時に攻撃的にならないかなど、飼う前に充分に性格を見極めましょう。
もし心配ならば、ブリーダーやキャッテリーから子猫を迎える事をオススメします。信頼出来る所であれば親猫もきちんと分かりますし、ある程度の性格の予測をつけることが出来ます。長い間一緒に暮らすパートナーです。悔いの無いマンチカン探しをお祈りしています!
臆病
大らかな性格のマンチカンですが、実は臆病な面があります。強く叱ったり、体罰を与えると必要以上に怖がってしまいます。そもそもマンチカンに限らず、猫は直接飼い主が罰を与えても効果が思うようにあがりません。特に怖がらせる事はマンチカンとの信頼関係にもヒビが入る可能性がありますので注意しましょう。
マンチカンの性格がわかる動画
甘えん坊なマンチカン
3匹のマンチカンの子猫たちが、箱の中に入ったりボールのおもちゃであそんだりしています。じゃれて噛みつき、1匹の子猫が鳴き声をあげると、母猫がやってきました。母猫が来ると、おもちゃもじゃれあいもやめて、3匹ともいっせいに母猫に甘えています。おもちゃよりも遊びよりも、母猫に甘えたいのですね。
好奇心旺盛なマンチカン
子猫のマンチカンが、色んなおもちゃで楽しそうに遊んでいます。ねこじゃらしはもちろんのこと、ブラシやクッション型マッサージ器など、どんなおもちゃにも好奇心旺盛で、夢中で遊んでいる様子がとてもかわいい動画です。なぜか色々なかわいいかぶりものをしている姿がなんとも言えません。
穏やかなマンチカン
テーブルの上に3羽のひよこが連れられて来ましたが、長毛のマンチカンは襲ったりしません。ひよこ達に顔を近づけて匂いを嗅いだり、少しだけ前足で触ったりしますが、本気で攻撃するつもりではないようです。そのうちにマンチカンはテーブルの上で座って穏やかにくつろぎ出しています。
臆病なマンチカン
ちょっと臆病で、リモコンにパンチを繰り出しているマンチカンの動画です。足が短いので、なかなかリモコンにパンチがヒットしませんね。リモコンが動かないことがわかると、横で座っていますが、飼い主さんがリモコンを持ち上げただけで、びっくりしています。
マンチカンの性格から考えるしつけのポイント
マンチカンは友好的で穏やかな性格をしていますが、一方で臆病な面も持ち合わせています。ですからあまり無理にしつけをして恐怖心を与えてしまう事は、マイナスになり兼ねません。
人間と暮らす以上ある程度のしつけは必要ですが、飼い主が直接手を下すのではなく「天罰方式」で飼い主がやっていると気づかれないようにしつけると良いでしょう。
例えば、やってはいけない事をした時にどこからかスプレーの水が飛んで来たり、突然布がかぶせられ目の前が真っ暗になったりする、などです。
他にも大きな音を出す方法もありますが、マンチカンの性格を考えるとあまりに驚かせてしまう方法は避けた方が良いでしょう。ソフトに驚かせる方法を考えて行いましょう。飼い主がやっている事が分かってしまうと、信頼関係が崩れてしまう事があります。こっそりと行うようにしましょう。
また、マンチカンは賢いので覚えさせれば芸を覚える事もありますが、あまり無理をして教え込まないようにしましょう。性格的に犬っぽい所はあるにしても、やはり猫には違いないのですから、犬のように芸を覚える事を期待するのは良くありません。
シャンプーも無理のない範囲で行う方が良いでしょう。子猫の頃から慣らしていると、入るようになる子もいるようです。中にはお風呂の気持ち良さを覚え、自らお湯につかる子もいるようです。
更には猫かきで泳ぐ位、水が好きになるマンチカンもいます。本当に猫なのでしょうか?とは言え、稀な例だと思いますので、いずれにしても無理強いは良くありません。
マンチカンの性格から考える住みやすい環境
マンチカンは他の猫と変わらずジャンプ力もあるのですが、やはり足の短さからひとっ飛びで高い所に飛び乗るのが苦手な傾向にあります。その代わり、段差をうまく使って上り下りします。
ですからキャットタワーを設置するのでも、マンチカンが移動しやすい高さの段差のある物を選ぶと良いでしょう。せっかく設置したにも関わらず、全く遊べないのではマンチカンにとってもストレスでしょうし、飼い主にとってもムダな買い物となってしまいます。
また好奇心が旺盛な性格ですから、いたずらも多いです。いたずらされて困るものは片付けておきましょう。誤飲してしまっても大変です。マンチカンの安全を守る為にも整理整頓しておくと良いでしょう。
マンチカンの性格以外の特徴
短い足
マンチカンといえば短い足が最大の特徴ですが、この短い足はある野良猫から突然変異で生まれたものです。産まれた全てのマンチカンが短い足なのではなく、普通の猫と同じ位の足の長さの子もいますし中間の長さの子もいます。
マンチカンは短足同士を掛け合わせるのではなく短足と長足を掛け合わせますが、産まれた子猫のうち短い足の子は2~3割と言われています。足の長さは違えど、マンチカンという事に違いはありません。
ただ、短足の子は数が少ないので値段は高くなる傾向にあります。逆に言えば長足の子は安く手に入る、という事です。足が短くても長くてもマンチカン。しっかりと可愛がってあげましょう!
遊び好き
可愛らしい外見からは想像がつきませんが、マンチカンは実はとても運動神経が良く、活発に動き回る猫なのです。走るスピードも早く、小回りが効くので上手に曲がります。
加えて好奇心旺盛な性格ときていますから、興味が引かれるものを探して、家の中を探検する事も多いでしょう。その俊敏な動きから、「猫のスーパーカー」と呼ばれる事もあるのです。特に子猫の頃は遊び好きですので、キャットタワーを取り入れるなどして充分遊ばせてあげましょう。
留守番が得意
マンチカンは賢く聞き分けが良いので、お留守番も得意と言われています。仕事などで家を空ける事が多い方には向いていると言えるでしょう。
ただ、お留守番中のイタズラには注意が必要です。マンチカンは遊んでいるだけでも、飼い主にとっては困る行動をする事もあります。いじられて困るものはマンチカンの手の届かない場所に隠しておきましょう。
また、ケガなどしないように安全な環境を整えておきましょう。いくら留守番が得意と言っても甘えん坊なマンチカンですから、帰宅した時には充分にスキンシップを取って甘えさせてあげましょう。
初心者でも飼いやすい
マンチカンは飼いやすい猫種ですから、初心者の方にも向いています。また、外出の多い人や一人暮らしの方、お子さんがいるご家庭も飼う事が出来ます。
マンチカンに限らずですが、きちんと世話が出来てある程度のコミュニケーションが取れ、最期まで責任を持って飼う事が出来る性格の人であればマンチカンは向いている、と言えるのではないでしょうか。飼う環境をあまり選ばないマルチな性格も、マンチカン人気の一因となっています。
マンチカンの血が混ざった猫種
マンチカンを他の猫種と交配させた猫種はいくつかいます。当然マンチカンの性格も受け継いでいる訳ですが、いくつかマンチカンの血が混ざった猫をご紹介します。
ミヌエット
マンチカンの血が混ざった猫種に「ミヌエット」があります。ミヌエットは以前は「ナポレオン」と呼ばれていましたが、ナポレオンの出身国からクレームが入りミヌエットに改名したようです。
ミヌエットは、ペルシャやチンチラなどペルシャ系の猫とマンチカンを交配して産まれた猫種です。やはりマンチカンのような短足を持ち、ペルシャのような豪華な被毛も特徴の一つです。
まだまだ日本では知名度の低い、これからの猫種です。性格は両方の良い所を引き継ぎ、好奇心旺盛で活発な面と穏やかで甘えん坊、飼い主に従順な面があります。人懐こさも健在で、見知らぬ人にも懐く傾向があります。
キンカロー
出典:adpost.com
マンチカンとアメリカンカールのミックスです。短足とカールした耳が特徴です。性格も人懐っこく、飼いやすい猫種です。犬のような性格とも言われ、簡単なコマンドが覚えられる事もあるようです。TICA(猫登録団体)では実験的猫種として登録されています。
バンビーノ
マンチカンと無毛の猫スフィンクスのミックスです。スフィンクス譲りのシワシワの皮膚と短足が特徴です。とても稀少な猫種で、キンカロー同様TICAで実験的猫種として登録されており、目下実験され中です。これからの猫種としての確立が楽しみな猫種です。性格はいくつになっても子猫のようなやんちゃさと甘えん坊な面があり、そこが魅力となっています!
まとめ
マンチカンの性格や特徴をみていく事で、なぜ人気があるのかが分かりますね。あの可愛らしい外見だけでなく、飼いやすい性格も人気の秘密です。既にマンチカンと一緒に暮らしている方もこれから暮らそうと考えている方も、是非幸せなマンチカンライフをお送りください!
女性 のんママ
あの短い足、そしておとなになってもあどけなさの残る表情がたまらなく好きです。
マンチカンの性格が人懐っこくて穏やかであるということですので尚更、惹かれます。我が家の場合、先住猫がいますのでその子たちにも新しく迎えた子にもかかるストレスを最小限に抑えるように考えなければなりません。従ってマンチカンが穏やかな性格というのは嬉しい要素です。
抱っこをしたりまったりとしたいのであればオスを選び去勢の手術をすればマーキングもせず快適にそして健康に暮らせそうですね。
元々、猫は好奇心旺盛なので現在飼っている猫たちと同様に考えてあげようと思います。
ただダックスフンドなど短い足の犬でも言われるようにマンチカンも短足特有のかかりやすいとされる病気であるヘルニアに気をつけてできるだけ足に負担をかけないようにしないといけないですね。
20代 女性 阿部
20代 女性 めろん
マンチカンでも足が短いこもいれば、長めの子もいるようで、足が短いマンチカンは病気が多い事でも有名だそうです。迎える際には、こんな病気になりやすいよーなど調べておくのが良いんじゃないでしょうか。
性格は一人暮らしでも共働きでも飼いやすく、オス猫の方が飼いやすそうですね。
マンチカンは柄のバリエーションが多く、レッド系、クリーム系、シルバー、キャリコ、カメオ、ブラック、トーティー、ダイリュートキャリコ、ホワイト、ブルー、ブラウンマッカレルタビーと数十種類の柄があり、毛色や耳の長さ頭の形など様々だそうです。
とーっても可愛いマンチカン、なりやすい病気にを知り性格を知り迎えると、最高のパートナーになるでしょうね。クリーム系のマンチカンが私は好みでした。
20代 女性 うみか
メスは自立心が旺盛ですし、オスは人懐っこい性格なのだそうです。
他のペットとも、仲良くできますので多頭飼いに向いているかもしれませんね。保護した猫ちゃんがたまたまオスのマンチカンでして、少しお世話した時期があります。躾やすかったのでたすかりました。私たちの後を付いてまわるくらい甘えたでした。そのあとは、里親さんにもらわれていきましたが、高齢になった今でも健康で幸せに暮らしています。おおらかな性格が得をしているのだと思います。マンチカンは、初めて猫ちゃんを飼う方にも飼いやすいかと思いますよ。