1 カーテン、すだれ
カーテンは、猫が遊び道具にしてしまうひとつです。カーテンに爪が引っかかりやすいので、てっぺんまでよじ登ってみたり、引っかかる爪を利用したりして遊んでしまいます。
特にレースカーテンや、すだれなど、猫の爪が引っかかると危険です。猫もカーテンも、危険な目に合うのは一目瞭然です。
2 網戸
窓についている網戸も、猫がよじ登ってしまう場所です。網目に爪がくい込むので、登りやすく網戸も爪でボロボロになりやすいです。
爪とぎにも使われ、よじ登られてを、繰り返すと網戸が破れて破損します。窓を開け、網戸だけの状態にしていれば、猫が知らないうちに脱走してしまう危険もあるでしょう。
3 カーペット
どこのお宅にも、カーペットを敷いていると思います。猫がいるから、フローリングだけにしていると言う人も中にはいるでしょうか?猫の爪は、カーペットに引っかかるので危険なことがあります。
猫は、素材が気に入ればカーペットで爪とぎします。それに、走っているとき、着地した後などに、爪が引っかかるポイントになります。
カーペットに引っかかったときに、ケガをするなど、危険になるでしょう。
4 自転車などのタイヤ
車、バイク、自転車など、家の中にタイヤが置いてあるときは要注意です。タイヤの溝は猫の爪が引っかかりやすい場所です。特に危険なのが自転車でしょう。何よりも細く、タイヤが消耗しやすいと思います。
私の家は、家の中に自転車を置いているのですが、爪とぎされる場所になってしまいました。タイヤの溝が引っかかりやすいのでちょうど良いみたいです。
しかしタイヤに穴ができたり削れたりして人にも猫にも危険になるので、そのまま乗れない状態になっています。
5 服
猫の爪は、飼い主が着ている服に爪が引っかかります。帰宅したときや何げないときに、猫はやって来て飼い主に手を伸ばしてきます。すると、着ている服やスカートなどに爪が引っかかってしまいます。
無理に離そうとして、服が破れたり、糸が出てしまったりすることもあります。また飼い主が必死に抵抗すると、猫もそれにびっくりしてしまうこともあるのです。
6 配線
電気類の配線は、壁をつたって取り付けられている場所もあります。猫はその壁にある配線が、気になってしまうのでしょう。高い場所から手を伸ばして遊んだり、爪を引っ掛けたりして外そうとします。
現行犯で注意できれば辞めさせられますが、万が一、猫の爪が引っかかってぶら下がったり、感電してしまったりする可能性もあるので危険になります。
7 クッション
猫の爪が原因になり、引っかかりやすい物が破れたり壊れたりするのは、よくあることでしょう。例えばクッションの中の綿が危険になるなどがあげられるでしょう。
クッションを足でケリケリするなど、遊び道具になってしまうと、ちょっとした穴から綿が出てきてしまいます。綿がどんどん出てくると、猫が食べてしまうと言う危険性があります。また、猫が面白がって中をほじくって出してしまうのも危険になるでしょう。
8 家具
タンスや収納の家具類は、猫の爪が引っかかりやすい場所です。素材にもよるとは思いますが、たとえ表面が爪を弾いても、少しの傷から拡大されて、爪は引っかかりやすくなってしまうでしょう。
また、柱を爪とぎにしやすいようですが、補正しないとケガにも繋がりますし、湿気などから木が腐ってしまう可能性も考えられるのではないでしょうか。
猫の爪で危険にならない3つの対策
引っかかる場所を作らない
一番の理想は、猫の引っかかりやすい場所を作らないのがいいですね。素材を気にしてみたり、保護シートをつけたり、クッションなど猫が遊んでしまう物を置かないようにしていくのが良いでしょう。
爪が引っかかる場所には近づけない
網戸やカーテン、配線場所などの危険になる場所に猫を近付けないようにしましょう。網戸やカーテンが、木登りにちょうど良いと思ってしまうと癖になります。
猫がそれらで遊んでしまう前に、そこは危険な場所と言うことを理解させておきましょう。
爪を切る
猫の爪とぎだけでは、爪が引っかかる原因を作ります。猫が好意で爪とぎをしなくても、引っかかってしまうのは、爪が鋭く尖っているからです。
2週間に一度は爪切りをしてあげましょう。こまめに爪切りをするだけで、大半は防げると思います。
まとめ
猫の爪は、とにかく引っかかりやすいと言うことを説明していきました。家の中にある場所や物で猫が危険な目にあわないように、また飼い主さんもケガしないよう注意していきましょう。1度、猫がよく爪をひっかけている場所を確認して、対策をとってみてはいかがでしょうか?