猫の完全ケージ飼いは可能?注意すべき点とおすすめケージ3選

猫の完全ケージ飼いは可能?注意すべき点とおすすめケージ3選

猫の完全ケージ飼いは可能なのでしょうか。 猫は自由気ままな性格だから、「ケージの中で飼うというのはかわいそう」と思う方もいるでしょう。 ですが、猫を完全ケージ飼いすることでのメリットもあります。 ケージ飼いをする際の注意点もあるため、もし猫をケージに入れて飼うのであれば、飼い主さんは注意点を知っておくことが大切です。 今回は、猫の完全ケージ飼いのメリットや注意点などをお伝えし、おすすめなケージもいくつか紹介していきます。

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猫を完全ケージ飼いする際の注意点

ケージの中にいる猫

猫の完全ケージ飼いは可能

まず言っておきたいことは、猫の完全ケージ飼いは可能です。 ただ、放し飼いや室内飼いなど、どんな飼い方でも注意点はあります。 猫の完全ケージ飼いにもいくつか注意点があるので、1つずつ詳しくお伝えしていきます。

無理に閉じ込めない

ケージの中で寝ている猫

猫をケージ飼いにしても、猫がケージに入りたがらない時に無理やり入れるのはNGです。 なるべく、飼い主が家にいたり猫の動きを見守れる時は、ケージの入り口を開けておくようにしましょう。 限られた空間でしか生活できないとなると、猫にとってはストレスとなるからです。 嫌がっている猫に対して無理やり押し込もうとせず、徐々に慣らしていくようにしてください。

また、猫を飼い始めたとき、急に慣れない環境で過ごすことになるので、戸惑ったり遊びすぎて疲れることがあります。 そのため、家の環境に慣れるまでケージを使うことで、ゆっくりと休ませることができます。 そのまま継続して使用すると、ケージの中にも慣れていき猫にとって安心できる場所になります。 安心できる場所があることは、猫のストレスの軽減になります。

毎日必ずケージから出して運動させる

羽のおもちゃで遊んでいる猫

猫をケージで飼っていると、運動不足にもなりがちです。 運動不足はストレスの原因となり、病気に繋がることもあります。 そのため、毎日ケージから出してあげて1日の中で数十分程でもいいので運動をさせましょう。

長時間入る前提でケージや用品を用意すること

広いケージに入っている猫

ケージ飼いする場合は長時間ケージの中に入れる前提で用意しましょう。 そのため、猫にストレスのかからないよう、ある程度の高さと広さがあるケージを選ぶようにしてください。 特に猫は上下運動が好きなので、横よりも高さの方が重要です。

また、ケージを置く場所にも気を配る必要があります。 直射日光が当たる場所は暑いため、避けるようにしましょう。 エアコンの風が直接当たる場合も、風邪などの原因となるので注意してください。 ただ、直射日光が当たる場所はよくないですが、窓の外が見える場所は猫は退屈しないのでおすすめです。

猫の完全ケージ飼いで用意するべきもの

ケージの中でくつろぐ猫

猫を完全ケージ飼いにする際は、用意するべきものがいくつかあります。 最初に用意しておく最低限のものはケージ、トイレ、ベッド、水・エサ皿です。 それぞれ買う際には選び方にポイントがあります。 また、おすすめの商品もあるので紹介していきます。

ケージの選び方とケージ飼いにおすすめのケージ3選

ケージを選ぶときのポイント

  • 横よりも縦方向に広いケージ
  • 脱走しないよう金属製で丈夫なケージ
  • 脱走しないよう扉を金具などで確実に閉められるケージ
  • 飼い主にとって無理のない部屋を圧迫しすぎない寸法のケージ

前述したように、猫は横よりも縦方向の広さを重視します。そのため、ケージを選ぶときは上下運動のできるような縦に広いケージを選びましょう。 ちなみに、犬用のケージは縦に広くないので代用はできません。 また、ケージ飼いをするのは猫の安全のためなので、脱走しないことが一番大切です。 そのため、金属製などの丈夫なものを選びましょう。 扉も金具などで確実に閉められるようなケージが安心です。

気をつけたいのは、猫のためにと広いケージを選ぶのは良いことなのですが、飼い主の部屋に無理のない寸法のケージを選ぶようにすること。 ケージを買う前にあらかじめ設置する場所を決めておいて、圧迫しすぎない大きさのケージを選ぶのがおすすめです。

スリムな3段タイプのケージ

アイリスオーヤマ スリムキャットケージ 3段 ホワイト 幅74.5×高200cm
10,500円(税込)

部屋にすっきりと置けるスリムタイプのケージです。扉が大きいので掃除も楽で物の出し入れも簡単にできます。転倒防止チェーンもついています。

3段全てに扉があるケージ

アイリスオーヤマ ペットケージ 3段 ホワイト 幅93×高178cm
14,940円(税込)

上下運動のできる3段ケージ。全ての段に扉が付いていて、猫の出し入れが簡単です。 キャスター付きなので部屋の掃除などで移動させたい時も便利です。

多機能ステップ付きのおしゃれなケージ

アドメイト ヴィラフォートキャットサークル 猫用 キャット
19,000円(税込)

シックなカラーとおしゃれなデザインが特徴のケージです。 2段と3段目がベッドの形になっていて、高さも変えられます。体の大きさや運動量に合わせて自由にカスタマイズができます。

トイレ の選び方とケージ飼いにおすすめのトイレ3選

トイレでくつろいでいる猫

ケージ飼いのトイレを選ぶポイント

  • 天井のないオープンタイプを選ぶ
  • ケージの入り口に入るものを選ぶ

ケージの中にトイレを置く場合は、天井がないトイレを選びましょう。 天井付きのトイレだと場所をとってしまい、ケージの中が窮屈となるからです。 また、フード付きのトイレの中で猫が暴れることでトイレの向きが変わってしまうこともあります。 そのため、ケージ飼いの場合のトイレは天井のないオープンタイプを選ぶのがおすすめです。

トイレは狭すぎるのもよくないですが、広すぎるサイズのトイレを買うとケージに入らない場合があります。 斜めに傾けて入れることもできますが、傾けすぎて猫砂が落ちるほど余裕のないサイズはおすすめしません。理想なのはケージの入り口よりトイレの方が3センチほど大きいサイズです。そのぐらいであれば、小さすぎず、大きすぎずなので毎日のお掃除でのトイレの出し入れに、ストレスがかかりません。

スタンダードタイプのオープントイレ

リッチェル コロル ネコトイレ 48 ベージュ
1,638円(税込)

プラスチック製のオープントイレです。水洗いができるのでお手入れが簡単です。目安のラインが付いていて、砂の適量も分かります。

小さめタイプの猫トイレ

リッチェル コロル ネコトイレ F40 ベージュ
665円(税込)

上の「リッチェル コロル ネコトイレ 48」よりも少し小さいサイズのトイレです。深型タイプなので猫砂が散乱しにくいのが特徴です。

イタリア製!おしゃれでコーナー置きできる猫トイレ

【イタリアIMAC】新発売カラー イタリアIMAC社製猫ちゃん用コーナートイレ フレッド ライトブルー
2,403円(税込)

イタリアで50年の歴史をもつ有名ブランドのトイレです。三角コーナートイレなので、ケージの角にぴったりと合わせることができます。

ベッドの選び方とケージ飼いにおすすめのベッド

ぴったりサイズのベッドに入っている得意顔の猫

ベッドを選ぶ時のポイント

  • 広すぎるより、ぴったり入るぐらいのサイズを選ぶ
  • 柔らかい素材のものを選ぶ
  • お手入れのしやすいものを選ぶ

猫は狭い場所を好む傾向があります。そのため、ベッドは体がすっぽりと入るぐらいのサイズにしましょう。

また、ふわふわとした柔らかい素材も猫は好むので、ふかふかのベッドを選ぶのもおすすめです。 飼い主が忙しいときは掃除が大変なので、毛が付きにくい素材や洗濯機で洗えるなど、お手入れのしやすいものを選ぶと手間が省けて便利です。

ハンモックタイプのベッド

ペティオ (Petio) ネココ キャットハンモック 猫用
1,198円(税込)

ケージの中に取り付けることで、簡単に猫のくつろぐ場所ができます。汚れがつきにくい生地でリバーシブル仕様にもなっています。

プラスチック製のスクエア型ベッド

[リッチェル]Richell サークル用 ペットベッド スクエア SS
価格:1,866円 (税込)

ケージ内で使えるスクエア型のベッドです。柔らかく柔軟性のある素材が特徴。プラスチック製なのでお手入れも簡単です。

水・エサ皿 の選び方とケージ飼いにおすすめのエサ皿

水やエサを入れるお皿を選ぶ時のポイント

  • 重量感と安定感のあるものを選ぶ
  • 猫の顔よりも大きいものを選ぶ
  • 平らなものでフチがあるものを選ぶ

エサ皿を選ぶ際は重量感と安定感のあるものを選びましょう。軽すぎたり不安定なお皿だと、ひっくり返す場合があるからです。また、サイズは猫の顔よりも大きいお皿がおすすめです。小さすぎると猫のヒゲがエサ入れに当たってしまい、食べづらくストレスとなるからです。

エサ入れの形状は深いものよりも浅いものが適しています。深すぎるとエサ入れの底に猫の舌が届かないからです。舌が届かないと、エサを全部食べることができないので気をつけましょう。

食べやすい陶器製のフードボウル

ヘルスウォーター フードボウル M
1,651円(税込)

猫の食べ方に配慮して設計された人気商品。周囲をできるだけ汚さないように開発され、水入れとしても有名なエサ皿です。

ズレにくくひっくり返りにくいフードボウル

リッチェル 食べやすいキャットディッシュ Sサイズ ピンク
953円(税込)

十分な重さがあり、ひっくり返りにくいのが特徴のエサ皿です。滑り止めも付いているためズレにくく、床を傷つける心配もいりません。

猫の完全ケージ飼いのメリット

猫の完全ケージ飼いにはいくつかのメリットがあります。1つずつ詳しく解説していきます。

留守番が安心

ケージの中で寝転ぶ猫

飼い主が外出したり旅行をした時、ケージ飼いであれば猫もおとなしく待つことができます。 また、ペットホテルなどに預けても、ケージの中にいることに慣れているため、パニックにならずに済みます。

危険の回避

包丁が出しっぱなしで危険なキッチンでいたずらする猫

猫がケージの中にいることで、危険の回避ができます。 室内でも危険な場所は沢山あります。 たとえば、キッチンのシンク周りは猫が口にしてはいけない物が多いだけでなく、包丁やナイフなどをつい置きっ放しにしてしまうと怪我の原因となるなど、危険がいっぱいです。 また、高層階に住んでいる場合は、窓やベランダからの落下の危険性もあります。 ケージ飼いにすることで危険な場所での行動を抑制できて、怪我や事故を防ぐことができます。

また、人間の赤ちゃんに猫がちょっかいを出し、引っかいて傷を負わせてしまうこともあります。 人間の赤ちゃんにとっても、猫をケージ飼いして、大人の目の届く範囲でのみ交流させるようにするのが安全でおすすめです。

病気になっても安心して休める

入院中の猫

猫が怪我をしたり病気になった時、安心できる場所が必要になります。 ケージ飼いに慣れている猫にとって、ケージの中は安全な場所という認識。安心して体を休めることができます。

また動物病院に入院しなければいけないような場合でも、ケージに慣れていれば余計な恐怖感を持たずに安静に過ごすことができます。

災害時に備えられる

普段からケージの中に慣れていれば、急な災害が起きて避難する際にケージを使っても、不安なく行動できます。 非常時の避難行動がスムーズにできることもケージ飼いのメリットです。

猫の完全ケージ飼いの上手な取り入れ方

ケージの中で寛いでいる猫

猫は夜行性のため、夜中から朝方にかけて活発になる習性があります。そのため、飼い主が寝ている間に家中を駆け回り、色んな物で遊ぶこともあります。

飼い主さんの安眠が妨げられるだけでなく、集合住宅に住んでいる方だと、下の階の人に迷惑なんじゃないかと不安になりますよね。

そんな時にケージを使うことで、夜の騒音を防ぐことができます。 日中飼い主がいる時は開放してあげて、夜だけケージを使うなど、ケージの上手な取り入れ方をしていきましょう。 ケージを使う時と使わない時を上手に分けることで、猫にとっても飼い主にとっても心地よい生活になります。

猫の完全ケージ飼いと室内放し飼いはどっちが良いの?

室内放し飼いのメリット

ストーブの上で寝ている2匹の猫

猫の室内ケージ飼いと室内放し飼いは、それぞれにメリットがあるので、生活環境に合わせて飼い方を決めましょう。 ただ、どちらの飼い方にも注意点はあります。 室内放し飼いはケージ飼いよりも行動範囲が広がり、自分にとって心地よい場所にすぐに移動できるメリットがあります。 猫は暑いのも寒いのも苦手な生き物なので、部屋の中を自由に動き回れる放し飼いなら、自分で体温調節をすることができます。

室内放し飼いのデメリット

電気コードを噛んでいる猫

放し飼いのデメリットは、危険な目に合う可能性が高くなることです。 部屋の中で自由に過ごさせると、ビニール袋に顔を突っ込み出られなくなったり、食べたら中毒になる観葉植物を食べてしまったり、電源コードを噛んで感電してしまったりなど様々な危険があります。 飼い主が注意しておけば大丈夫なのですが、それでもケージ飼いより危険は高くなります。

ケージに慣れさせることは必要

ケージの中で満足そうに過ごす猫

一番良いのは放し飼いをするにしても、ケージの中に慣れさせておくことです。 ケージの中に慣れさせておくことで、災害が起きて避難するときや通院・入院時ケージを使っても、猫がパニックにならずに済みます。また、短時間の留守番をさせる時にケージを使えば危険は少なくなりますし、猫が病気になって安静にさせたい時にケージを使うことで安心して体を休ませることができます。 放し飼いをするにしても普段からケージの存在を知っておいてもらいましょう。その方が、急な場面でも猫がパニックにならずに済むからです。

まとめ

ケージの中で座る猫

猫の完全ケージ飼いにはメリットやデメリットがあります。 また、注意点もあるので、もしケージ飼いをするのであれば注意点もしっかり確認しておきましょう。 放し飼いにするにしても、ケージに慣れさせておくと災害時などでも猫がパニックにならずに済むのでおすすめです。 今は様々な種類のケージが販売されているので、自分の部屋や状況に合ったケージを選びましょう。