多頭飼い猫に餌をあげる方法や1日に必要な摂取量

多頭飼い猫に餌をあげる方法や1日に必要な摂取量

猫を多頭飼いしている場合、餌はどのようにあげていますか?多頭飼いの猫には、餌は個別で与えた方が良いといいます。なぜ多頭飼いの猫は、餌を一緒にあげない方が良いのでしょうか?多頭飼いの猫には、どのように餌をあげたら良いのでしょうか?多頭飼いの猫の、正しいご飯のあげかたをご紹介します。

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多頭飼い猫の餌は一緒にあげない方がいい

それぞれのボウルで餌を食べる4匹の猫

猫を多頭飼いしている場合、餌は個別にあげた方が良いとされています。

多頭飼いの猫それぞれで必要な餌

多頭飼いをしている猫の餌を入れるお皿は猫1匹につき1つ用意しましょう。特にシニア猫、成猫、子猫など年齢が違う猫を多頭飼いしている場合、多頭飼いのそれぞれの猫の必要なカロリー、栄養素は違います。多頭飼いしているなかの子猫用の餌は、カロリーも栄養価も高めです。そのため、多頭飼いをしていると成猫や太り気味の猫にも、子猫用の餌を与えてしまうことがあるとカロリーオーバーです。逆に多頭飼いのなかで、子猫に成猫やシニア猫用の餌では必要な栄養がしっかりと摂取できません。

病気やアレルギー、肥満などで、専門の餌を食べなければいけないケースもありますので、それぞれの猫に合った食事を専用のお皿で与えるようにしましょう。

多頭飼いの猫でも食べるペースは違う

年齢が近く、体質も同じような猫の多頭飼いで、同じ餌を食べている場合も、お皿は別にして個別に与えましょう。多頭飼いの猫達は、みんな餌を食べるペースが違います。大きなお皿を使い、みんなで一緒に餌を食べさせると、多頭飼いの中で早く食べられる子がたくさん食べてしまい、ゆっくり食べる子は、少ししか餌が食べられません。そのためにも、多頭飼いの猫1匹に対して餌のお皿は1つ必要なのです。

また、衛生面から見ても多頭飼いの場合でも猫1匹につきお皿が1つあった方が良いです。多頭飼いの猫それぞれが、必要な餌を必要な量だけ食べられるようにしましょう。

猫の多頭飼いは、食事の面だけでも手間がかかり大変です。でもその多頭飼いの苦労も、猫同士でじゃれ合ったり、グルーミングし合ったり、一緒に眠っている姿を見るだけで癒されるのではないでしょうか。猫の多頭飼いで見られる光景は、本当に愛らしくかわいいものです。

猫が1日で必要な餌の量

キャットフードの入った瓶と、その横に座る猫

成猫70キロカロリー/kg
子猫200キロカロリー/kg

完全室内飼いの猫の場合、1日に必要なカロリーは体重1キロあたり70キロカロリー程度と言われています。子猫の場合はもっと多く、1キロあたり200キロカロリーが必要とされています。ですから、子猫用のキャットフードはカロリーが高めになっています。これを多頭飼いの成猫に、一緒に与えるとしたら太ってしまうのは当然ですよね。成猫には成猫用のキャットフードが必要です。猫が1日で必要な餌の量は、キャットフードのパッケージにも記載されていますので、多頭飼いでもそれを参考にしてください。

必要な餌の回数

食事の回数は、1日2回が理想です。朝晩の決まった時間に餌を与えます。ただし、子猫やシニア猫は消化機能が十分ではないので、多頭飼いでも3~4回に分けて与えるといいでしょう。その際、多頭飼いしている他の成猫が餌を欲しがらないように、多頭飼いをしているときは別の場所で与えるなど工夫が必要です。

置き餌はしない

多頭飼いをしているとお世話が大変ですが、餌は置きっぱなしにしないようにしましょう。置き餌は、猫が太る原因になります。また、放置しておくとキャットフードが酸化してしまいます。餌を置いて20分たったら、残っていても下げるようにしてくださいね。

多頭飼いの猫に餌をあげる方法

猫の前に餌を入れたお皿を差し出している手

多頭飼いの猫達に同時に餌を与えていると、どうしても起きてしまうのが横取りです。お皿を別にしても、多頭飼いの食いしん坊の猫ちゃんは、隣のお皿の餌を食べてしまうことがあります。

仕切りやケージを活用する

多頭飼いで餌の横取りを防ぐには、お皿とお皿の間に簡単な仕切りを作りましょう。あるいはケージを利用し、多頭飼いの中の猫をケージの中で食べてもらう子と、ケージの外で食べる子に分けるといいでしょう。別々の部屋で食べさせてもいいです。

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先住猫から餌を与える

多頭飼いの猫に餌を与える際は、その猫の名前を呼びます。それが誰のための餌なのか、多頭飼いの猫達にわかってもらうためです。餌をあげる順番ですが、多頭飼いの中でも古くからいる猫を先にすることが大切です。

餌に限らず、何事も先住猫を優先すると、多頭飼いがうまくいくと言われています。多頭飼いをして新しい猫がやってくると、先住猫は不安や不満を感じることがあります。多頭飼いをして新しい猫が来ても、自分は大切にされていると思わせることで、多頭飼いをしても先住猫も不満や不安が解消され、新入り猫とうまくやっていくことができるのです。

まとめ

クッションの上から同じ方向を見つめる7匹の猫

猫を多頭飼いにするなら、餌は個別に与えます。特に年齢の違う猫や、アレルギーや病気のある猫、肥満気味の猫などは食べる餌の内容も他の多頭飼いの猫と別にしなければいけません。多頭飼いの猫たちのお皿を別にするだけでなく、それぞれの猫の年齢や体質に合った餌を用意する必要があります。多頭飼いで同じ餌を食べていたとしても、横取りを防ぐために、与える場所も考えなければなりません。

多頭飼いの猫に餌をあげることは、手間がかかり、なかなか面倒なことです。でも、多頭飼いの猫ちゃん1匹1匹の健康のため、飼い主がしっかりそれぞれの食事を管理してあげましょう。

多頭飼いは、大変な面もありますが、一緒に遊んでいる姿や、数匹でくっついて眠っている姿は多頭飼いならではのとてもかわいいものです。猫同士でじゃれあうことや、追いかけっこをすることで、猫達の運動不足やストレス解消にも役立ちます。飼い主が留守にする際も、多頭飼いならば1匹では寂しがっていないだろうか、という心配が少なくなりますね。多頭飼いの猫ちゃんがみんな、十分に必要な餌を食べられるように多頭飼いをするときは気をつけてあげましょう。