猫を多頭飼いする際に注意すべきことは?メリットや準備するグッズも紹介

猫を多頭飼いする際に注意すべきことは?メリットや準備するグッズも紹介

猫を多頭飼いしたいと考える飼い主さんも多いかもしれません。猫に囲まれる生活は猫好きなら誰もが憧れますが、多頭飼いする場合はどのようなことに気をつければよいのでしょうか。今回は、多頭飼いする際に気をつけたい猫同士の相性や注意点、多頭飼いに役立つグッズや猫同士が仲良く暮らすためのポイントについてご紹介します。

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猫を多頭飼いする際に注意すべきこと

後ろ向いて座ってる猫たち

猫を多頭飼いする余力があるか考える

多頭飼いするためには、複数の猫を飼育するだけの環境づくりが大切です。飼育費用などの経済的負担はもちろんのこと、お世話をする時間と体力があるのかなど、猫が増えることで大きくなる負担と責任についてしっかりと考えてみましょう。

賃貸のアパートなどは、飼育頭数を制限しているところもあります。先住猫がいる場合、縄張りを侵さないよう、十分な居住スペースを確保できるのかも考えなければいけません。

部屋の広さや数を十分に確保できないと、それまで仲良くしていた先住猫同士にもトラブルが発生したり、トイレ以外で排泄したりするなどの問題行動が増える場合もあるので注意が必要です。

猫同士の相性を考える

猫同士の相性を考える時に、以下のポイントに注意してみましょう。

  • 年齢差
  • 性別
  • 性格
  • 猫種

若齢の猫ほど、新しい猫とよい関係を築きやすいと言われています。生後半年以下の子猫は周りの環境にも順応しやすく、他の猫にもスムーズに受け入れられることが多いようです。しかし、年齢差が広がりすぎると上手くいかないケースもあるようで、年齢差は4~5歳の差にとどめておくとよいとされています。

また、避妊や去勢手術を済ませたオスとメスや、メス同士は比較的問題を起こさず生活できると言われています。一方で成猫のオス同士は縄張り意識が強く、喧嘩をしやすくなるので多頭飼いには向きません。 親子や兄弟猫は比較的仲良くなりやすいと言われているので、オス同士を飼う場合は血縁関係のある猫を選ぶとよいでしょう。

甘えん坊や寂しがり屋な性格の猫は多頭飼いに向いていますが、逆に、自立心旺盛な猫はストレスを溜めてしまうことがあります。多頭飼いする場合は猫の性格を見極めることも大切なポイントです。その他にも個体差はありますが、マンチカンやアビシニアン、シャム猫など猫種によっては多頭飼いに向いているものもいます。

猫を多頭飼いする前の準備

頭をぶつけあう猫たち

猫は本来、単独行動をする動物です。性格によっては新しい猫とも仲よくできる場合もありますが、基本的には縄張りへの侵入者は恐怖の対象と捉えることが多いようです。多頭飼いで頭数を増やす場合、進め方によっては先住猫のストレスになるので、しっかりと事前準備を行いましょう。

新しい猫専用のケージを用意する

猫の多頭飼いを決めたら、迎え入れる前に新しい猫専用の空間を用意してあげることが大切です。新しい猫は、初めての環境に慣れるまで怖がってしまうこともあるので、できれば静かな場所にケージを用意することをおすすめします。

猫は狭くて暗い空間に安心感を覚える習性があるため、ケージには毛布や布などをかけて目隠しをする、押入れやクローゼットの一部を利用するなど、落ち着く空間を作れるよう工夫できるとよいですね。

新しい猫を、先住猫といきなり対面させてはいけません。ゆっくりと時間をかけて、お互いの様子を見ながら少しずつ慣らしていくことが多頭飼いを始めるコツです。しばらくは先住猫と生活空間を分けながら、慣らす期間を作りましょう。

トイレの数や場所を見直す

猫を多頭飼いする前に、トイレの数を増やしておきましょう。猫にとってトイレが汚れているのはとてもストレスになるので、猫の頭数分より1個多く用意し、常に清潔な状態を保てるようにしてください。

トイレを設置する場所は、複数の通路から行けるところを選ぶことがポイントです。トイレの数を増やしても、トイレへ続く道が一つしかなく、仲のよくない猫が道を塞ぐように座っていると猫はトイレを我慢してしまうことがあります。複数の導線を確保してあげることで、猫は快適にトイレに行けるようになります。

高さの異なる台を設置する

猫には一人になれるプライベートな空間や時間が必要です。多頭飼いするときは、それぞれの猫が落ち着けるスペースや隠れることのできる高い場所を準備してあげてください。どの猫がどのスペースを気に入るのかはわからないので、猫が落ち着けそうだと思う場所を選んで、猫用スペースを複数箇所設置してあげることをおすすめします。

新しい猫の健康状態を必ずチェックする

多頭飼いするにあたって、入手先であるペットショップやブリーダー、保護団体などに新しい猫の健康状態を必ず確認してください。

  • 感染症キャリアの有無
  • 寄生虫の有無
  • 体質の確認(アレルギーや吐き癖など)

念のため、かかりつけの病院で診察を受けてから家に迎え入れるほうが安心です。感染症の種類によっては同居はできませんし、寄生虫を持っている場合は先住猫に対面する前に必ず駆虫しなければなりません。診断が出るまでは隔離して、先住猫と接触しないようにしましょう。

多頭飼いに役立つグッズ

Daisuki 犬・猫用兼用キャリーバック

Daisuki 犬・猫用兼用キャリーバック

Daisuki 犬・猫用兼用キャリーバック
■19,800■円(税込)

病院に連れていく時や災害時の避難に役立つのが、リュックサック型のキャリーバッグです。多頭飼い用に作られている大きめなものやキャスター付きのものを選ぶことで、複数の猫との移動も楽になります。

「Daisukiのペットリュック」は耐荷重10キロまで対応しており、リュック型、ドライブバッグ、キャリーバッグの3WAYとして活躍します。ショルダー部分は柔らかい素材なので、複数の猫を入れても負担を感じにくくなっています。

花王ニャンとも清潔トイレセット

花王 ニャンとも清潔トイレセット ライトベージュ オープンタイプ [猫用トイレ本体]
2,802円(税込)

多頭飼いにおすすめのトイレは、脱臭・抗菌シートなどがついた「花王ニャンとも清潔トイレセット」がおすすめです。シートは週1回の取り換えでよく、チップの飛び散りを防止するハーフカバーもついています。大きめのチップを使っているので、猫の肉球にも挟まりにくく、トイレの出入りの際にもチップが飛び散りません。

アイリスオーヤマ ペットケージ 3段

アイリスオーヤマ ペットケージ 3段 ホワイト 幅93×高178cm
14,940円(税込)

「アイリスオーヤマのペットケージ」は頑丈で、多頭飼いの方におすすめのケージです。組み立ても簡単にでき、キャスターにはストッパーがついているため安全性にも優れています。3段式なので、室内飼いの猫の運動不足解消にも適していますし、高い場所が好きな猫も喜んでくれそうです。

Petacc 猫 食器

Petacc 猫 食器 スタンド 陶器 小型犬えさ皿 食台 猫用フード 水 ボウル (51*17.5*12cm) …
5,599円(税込)

多頭飼いにおすすめの「Petaccの猫用食器」は、天然木製の食器台に陶器のフードボウルが3つ付いた、とてもおしゃれな食器です。いつも清潔に使えるよう、フードボウルは食器台から取り外しもでき、洗いやすくておすすめです。猫が正しい姿勢で食事ができるよう設計されており、首や肩、関節の負担を軽減する作りになっています。

アイリスオーヤマ キャットランド M

アイリスオーヤマ キャットランド M グリーンCLF-5
8,403円(税込)

猫を多頭飼いする時は、運動不足やストレスの解消のため、キャットタワーを用意しましょう。キャットタワーは大きさや強度、設置方法などがものによってさまざまです。

多頭飼いだからと、あまりにも大きなものを購入すると置くスペースに困ることもあります。さまざまなキャットタワーの中でも、コンパクトなサイズでデザイン性の高い、アイリスオーヤマの「キャットランド」はどんな方にもおすすめです。

こちらはデザイン性の良さに加え、猫がくつろげるためのハウスとベッドが付いているなど、機能性も高いです。多頭飼いでも心配ないよう頑丈に作られているところもポイントです。

多頭飼いの猫に上手に餌をあげるには?

一緒に寝ている伊勢神宮の野良猫

個別に与える

猫を多頭飼いする場合、健康のためにも個別に餌を与えた方がよいとされています。年齢の違う猫、肥満気味の猫、アレルギーや病気を持っている猫など、食べる餌の内容はそれぞれです。猫の年齢や体質に合わせて餌を変えてあげましょう。そのため猫1匹につき1つのエサを専用のお皿で用意することが大切です。

同じ内容の餌を与える場合も、並んでご飯を食べさせると、食欲旺盛な猫がエサを横取りしてしまったり、遠慮する猫が出てきてしまったりするようです。

それが原因で猫同士が不仲になることもあるので、横取りを防ぐための対策を考えましょう。少し距離を離したり、部屋を分けたりするとともに、横取りをしないよう飼い主さんが食べている様子を観察することも大切です。

必要な餌の回数

多頭飼いの場合、餌はそれぞれの猫に必要な回数を与えましょう。成猫は食事の回数は朝晩の決まった時間に1日2回与えるのが理想です。消化機能が不十分な子猫や老猫については、3~4回に分けるとよいでしょう。その際、他の成猫が餌を欲しがらないよう、別の場所で与えるなど工夫が必要になります。

餌を置きっぱなしにする「置き餌」は、キャットフードの酸化や猫が太る原因になりますのでしないようにしてください。餌を置いてから20分たったら、猫が残していても下げるようにしましょう。

猫を多頭飼いするメリット

子猫と親猫

年齢や性格にもよりますが、多頭飼いの猫たちは遊び相手がいる環境なので、追いかけっこやじゃれあいなどで遊ぶ過程で運動不足になりにくいと言われています。

飼い主さんがいない留守番の間も、他の猫がいることで寂しさが緩和されますし、家の中でも猫社会のルールを学んでいくことができます。飼い主さんにとっても猫たちが仲良く遊んでいる姿をみられるのことは、大きなメリットですね。

猫の多頭飼いをする家に多い悩み

激しい戦いを繰り広げる猫

多頭飼いならではの悩みとして、猫同士の相性が悪く頻繁に威嚇や喧嘩をすることや、どの猫が排泄、嘔吐したか分からないために健康を確認できないなどが多く挙げられます。

猫がオス同士の場合、年上の猫が年下の猫をいじめ、大怪我をさせることもあるので注意が必要です。猫の相性や環境など、猫同士がストレスを感じない工夫が多頭飼いには必須になります。

猫を多頭飼いしてる飼い主さんのブログ

ねこぢるし

保護団体から引き取った成猫4匹を多頭飼いする日々を紹介しています。家族だからこそ見られる表情を発信し、猫との暮らしを写真1枚でリアルに伝えてくれるため、多頭飼いする楽しさが伝わってくるブログです。飼い主さんは猫関連グッズのデザインも手がけています。

ねころぐ

猫をこよなく愛する主婦の方が発信するブログです。保護猫を含め、計4匹の猫を多頭飼いしながら、旦那さんの転勤先のシンガポールで暮らしています。

それぞれの猫の自己紹介が可愛らしい写真とともに紹介されていたり、猫と過ごすシンガポールでの暮らしについても発信されているので興味のある方は覗いてみてはいかかでしょうか。

ねこインテリアBOOK~猫4匹と心地よい大人のひとり暮らし

幼少期から猫と暮らし、現在は4匹の猫を多頭飼いするフォトスタイリストのブログです。「猫と暮らしているけれども、シンプルなインテリアや暮らしはあきらめたくない!」という愛猫家たちの悩みを解決するようなアイデアを発信しています。

くららんち。

保護猫譲渡会で運命的な出会いを果たした、グリさんとぼんちゃという猫を多頭飼いする夫婦のブログです。グリさんの名前の由来は「栗の渋皮」で、ぼんちゃは「ぼんてん」など、特徴的な名前の由来も紹介されています。かわいい猫たちの姿や多頭飼いの様子などがイラストで紹介されているのもおすすめポイントです。

まとめ

頭をすりすりする猫たち

猫好きが憧れる多頭飼いは、猫の相性や環境、顔合わせのタイミングなどをしっかり確認しながら始めることが大切です。スペースの確保やお世話する手間は増えますが、猫同士が仲良くなれれば、猫の運動不足解消にもつながりますし、飼い主はじゃれ合って遊ぶ姿に癒やされることでしょう。

先住猫が安心して新しい猫を迎え入れることができるよう、食事や遊びなどのコミュニケーションは先住猫を優先し、焦らず距離を縮めることがポイントです。すべての猫に平等に愛情を注ぎ、仲良く暮らせるとよいですね。

30代 女性 ひなた

猫ちゃんの多頭飼いには、工夫が必要ですよね!
我が家も多頭飼いですが、初めは試し飼いをしました。とっても、仲良くしてくれたので実際に3匹一緒に飼うことにしました。
必ず、キャットタワーを設置してあげることをオススメ致します!キャットタワーがあれば、猫ちゃんが好きな場所にいることができますので猫ちゃん自身が安心できますね。
食事は、カリカリや缶詰の中で猫ちゃんによって好みがありますのでそれぞれの好みや体調に合わせてあげるといいでしょう。