猫同士の顔合わせの時期、やり方、注意点

猫同士の顔合わせの時期、やり方、注意点

猫同士の顔合わせは、先住猫がいる状態で新しい猫を迎え入れる時にどうしても通らなければいけない道ですよね。先住猫と新人猫の顔合わせは慎重に行わなければ、その後一緒に過ごすことができなくなったり、猫同士がストレスを感じてしまい体調を崩してしまう可能性も。今回は猫同士の顔合わせの時期、やり方、注意点をご紹介しましょう。

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猫同士の顔合わせはいつする?

二匹の子猫

猫同士の顔合わせの時期は、どれくらいの年齢の猫なのかによって異なってきます。一番理想的なのは生後半年以内の子猫同士です。子猫同士の場合、同居する猫を受け入れる柔軟性があるほか、猫社会を学ぶ時期であるため、顔合わせをしてもすんなりと仲良くなってくれるパターンが多いのです。

特に兄弟猫の場合は基本的に、非常に仲が良くなりやすいので、子猫をもう一匹欲しいと思った場合は、兄弟猫を迎え入れるようにするとうまくいきます。

気を付けないといけないのが、先住猫、又は新入り猫が成猫の場合です。成猫の場合、自分の縄張りに他の猫が侵入してきたと認識すると、警戒して威嚇をする可能性が非常に高いだけではなく、最悪の場合は怪我を伴う喧嘩に発展する可能性もあります。

特にオス同士の場合、縄張り争いにより、飼い主様も驚くような大きな喧嘩に発展する可能性もありますので、顔合わせの時期は注意をしましょう。基本的に顔合わせはいきなり対面して行うのではなく、まずは壁越しや布越しに行い、慣れてきてから順を追って対面をさせるようにしましょう。

決して先住猫の目の前で新人猫を抱っこし、紹介するというシーンは見せないようにするのが顔合わせを失敗させないコツです。

猫同士を顔合わせする方法

匂いを嗅ぐ猫

新人猫を家に連れ帰る前に先住猫にニオイを覚えさせる

里親やブリーダーから猫を迎え入れる場合、事前にその新入り猫のニオイがついたものを先住猫に与えることで、対面をしたときの警戒心を和らげることができます。

猫にとってニオイは様々な情報が詰まったプロフィール帳のようなものなので、顔合わせの前にニオイを知っておくことで、いざ家に新入り猫がきたときも、「あの猫だ!」と比較的受け入れやすくなるのです。

新入り猫が家に入るときは先住猫に見せない

新入り猫を家の中にいれるときに注意をしてもらいたいのが、先住猫に姿を見せないということです。

新入り猫を家に迎えたらすぐに顔合わせをして、仲良くなってもらいたいと思うでしょうが、自分の縄張りに入ってきた侵入者という認識のある新人猫と心の準備もないまま対面しては、警戒心を抱いてしまうだけではなく、お互いに第一印象が最悪で、仲良くできるものもできなくなってしまいます。

また顔合わせをする新入り猫の立場になっても、いきなり知らない場所に連れてこられて、いきなり知らない猫を紹介されたら恐怖心を感じてしまいます。新入り猫を家に迎え入れるときは、ゲージやキャリーケースなどに布をかぶせて外が見えないようにする他、新入り猫と先住猫の居住スペースをしばらく隔離して生活をさせましょう。

先住猫が他の猫の気配を感じて興味を示してきたらチラッと新入り猫の姿を見せる

姿は見えなくても、たとえ顔合わせをしていなくても、耳がよく鼻の利く猫は、部屋の中に新入り猫がいるという気配を察知してソワソワしだします。

何となく先住猫も新入り猫もお互いの存在を意識してきたなと感じたら、ゲージ越しにチラッと姿を見せてみます。

この顔合わせのときに猫同士が威嚇をしても通常の反応なのであまり気にしなくてもいいです。何日か続けてチラッと見せただけでお互いに威嚇をしなくなったなら、今度は少し時間を長くしてゲージ越しに対面をさせます。

それでもお互いに威嚇をする回数が少なくなれば、更に対面させる時間を長くし、最終的にはゲージ越しで完全に対面できるようにしましょう。

新入り猫をゲージから出して先住猫と対面をさせる

ゲージ越しから対面をしても威嚇をしなくなった、もしくは威嚇の回数が限りなく少なくなったと感じたならば、いよいよゲージの外で顔合わせをしてみましょう。

ゲージ越しなら仲良くしていたのに、いざ面と向かって対面したら威嚇をしあうようになった!という場合もあるでしょうが、よくあることです。

喧嘩をしないのであれば、リラックスをしながらしばらく様子を見てみましょう。もし、あまりにも威嚇をして喧嘩になりそうならば、一度気持ちをリセットしてゲージ越しの対面からやり直してみましょう。

猫同士の顔合わせをする時の注意点

ドアを見る猫

顔合わせは焦らない

顔合わせをするときに注意をしたいのが、決して焦らないことです。早く仲良くなってほしいから、猫同士の相性や気持ちを無視して、すぐに顔合わせをさせたり、仲良くしてねと、飼い主様が勝手に対面させたりしないことが大切。

新入り猫を迎えてから普通に接するようになるまで、早くても2週間~1か月、長い場合は1年ほどかかる場合もあります。時間をかけてじっくりと顔合わせをさせてあげましょう。

相性を見る

どれだけ慎重に顔合わせを行っても、元々の相性が悪いといつまでたっても仲良くなれません。そのため先住猫がいる状態で猫を迎え入れるときは、顔合わせという段階の前に、猫同士の相性を考えるようにしましょう。

例えば、どちらも気が強い猫の場合は縄張り争いや自己主張が激しくなるので喧嘩が絶えない可能性もあります。逆にどちらかが気弱でどちらかが強気な性格の場合、弱気の猫がいじめられてしまう可能性も。

もし新入り猫を迎え入れたいと考えるならば、先住猫が他の猫を受け入れるような性格をしているのか?さらに、新入り猫は先住猫がいる状態の家へ行くことができるのか?というのをしっかり考えましょう。

性別に配慮をする

新入り猫と先住猫を仲良くさせたいと考えるならば、できれば違う性別同士の方が上手に同居できますし、顔合わせもうまくいくといわれています。

もともと持っている性格や、個性、さらには生活環境によって違いはありますが、もし今から新入り猫を迎え入れたいと思うならば違う性別の猫を迎え入れてみることを検討しましょう。その場合、子供を望まないのであれば避妊去勢手術はしっかりと行うようにしましょうね。

新入り猫のワクチン接種を忘れずにする

猫の顔合わせの前に注意をしてもらいたいのが、ワクチン接種を受けさせて感染症を予防することです。

多頭飼いをするとき、もしワクチン接種をしておらず感染症に既にかかっていたら、先住猫まで感染症に苦しめられることになります。そのようなことがないように、ワクチン接種は顔合わせの前、できれば自宅へ迎え入れる前に済ましておくようにしましょう。

猫同士の顔合わせが失敗したら

威嚇する猫

猫同士の顔合わせに細心の注意を払っていたのに失敗してしまった、又は不慮のミスで猫同士がよからぬ形で対面してしまい、喧嘩をして最悪な仲になってしまったという場合は、一度関係をリセットしてあげるのも方法です。

喧嘩をして、激しく威嚇をするようになったなら、再びお部屋を隔離して、お互いの姿を見せないように過ごさせます。そうしてお互いに落ち着いてきたときに、また顔合わせに挑戦してみましょう。

それでも仲良くなれない、1年以上たっているのにまだ喧嘩をするという場合は、あきらめるということも必要になってきます。せっかく迎え入れた新入り猫ですが、新たに里親を探してあげる、又はお部屋を隔離して生活させてあげるなど、飼い主としてできることをきっちり行いましょうね。

まとめ

二匹のんびりする猫

猫は生活の変化を望まない動物です。そのため、一匹でのんびりと問題なく過ごしていたのに、突然同居猫が現れたら不安や恐怖でいっぱいになります。

新入り猫も知らない場所にいきなり連れてこられて、心の準備も環境に慣れてもいないのに、いきなり顔合わせをさせられたら威嚇をしたくなりますよね。猫同士が顔合わせをするということは人間が考えている以上にストレスとなることです。

そんな猫たちの気持ちをくみ取って、できるだけストレスのないように対面をさせてあげてくださいね。

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