猫のお世話にかかる費用
猫をお世話するとき、決して無視することができないのはお金の問題です。
とある保険会社さんが出した統計によると、食費、猫砂代、雑貨代、医療費の平均×猫の平均寿命である16年間を=したとき、およそ150万円かかる計算になるそうです。
もちろんフードにどれだけこだわるか、猫用品をどれだけ買いそろえるか、又は病気にかかってしまった場合は治療費にもっとかかると考えた方が良いでしょう。
ちなみに我が家の場合だと、フードだけで1匹あたり生涯96万円かかる計算でした。
ペットのお世話なんてそんなにお金かからないよね、と安易に考えていると、いざという時に適切な対応をとってあげることができなくなってしまいます。
猫ちゃんを家族にする前に、一生涯お世話をして面倒をみてあげられるだけの経済力はあるのかどうか、よく考えてから迎え入れるようにしましょう。
猫のお世話で必要な物
ケージ
アイリスオーヤマ コンビネーションサークル ブラウン 2段
商品情報
・ペットの種類:犬・猫
・本体サイズ (幅X奥行X高さ) :93×65×122cm
・本体重量:16kg
子猫のお世話や多頭飼いの場合は特にあると便利なのがケージです。
ケージがあれば、ごはんを横取りしてしまうときや、触られたくないものがあるときの避難所、災害時の一時スペースなど、とても幅広く使用することができます。こちらのケージは後付けで三段にできたり、横スペースが取り付けられるので成長後も窮屈になりません。
キャリー
リッチェル キャンピングキャリー 折りたたみ M ブラウン
商品情報
・本体サイズ (幅X奥行X高さ) :34×56×38cm
・本体重量:3100g
・原産国:日本
お世話をしていて病院に連れて行くとき、必ず必要になるのがキャリーバッグです。1匹につき1つあった方が良いでしょう。ふだんはベッドとして使用していれば、災害時にも嫌がらずに入ってくれるようになります。
水
isYoung 猫用自動給水器フラワーファウンテン 活性炭フィルター 食事マット付
商品情報
・【ちょうどいい容量水タンク】:1.6Lの容量水タンク
・梱包サイズ:23.2 x 19.8 x 12.7 cm
猫はもともと飲水量が多くなく、腎不全になりやすい動物です。腎不全や下部尿路疾患の対策のために水をしっかり飲んでもらいたいのですが、猫は水にこだわることが多いのも事実です。なので水飲みボウルもメモリ付き、水が滑らかになるボウル、自動給水機など、様々な種類のものが販売されています。
こちらは自動でお水が循環されるタイプの給水機で、動くものが好きな猫ちゃんの興味をそそるようにできています。
爪ケア
猫ちゃんは爪のお世話をしないでいると伸びっぱなしになり、思わぬ怪我をしたり、家具や壁紙で爪を研いでしまいボロボロになってしまいます。そうしたことを防ぐために、猫の爪のケア用品は必要です。
ペティオ (Petio) プレシャンテ ネイルカッター ストッパー付 猫用
商品情報
・本体サイズ (幅X奥行X高さ) :5.6×0.8×8.0cm
・本体重量:50.0g
・原産国:ベトナム
こちらは猫用の爪切りです。爪切りを定期的にすることで、思わぬ怪我を防ぎます。
ストッパー付きなので深爪にしてしまうのを防ぐことができます。
ただ基本的に右利き用なので、左利きの飼い主さんだとストッパーがうまく機能しないようなので注意が必要です。
LIKEA 爪とぎ バリバリベッド 高密度ダンボール猫用品 キャットニップ付き (8形状)
商品情報
・【広い空間】サイズは50cm×15cm×23cm
こちらはベッド型の爪とぎです。爪とぎを設置することで、家具や壁紙で爪とぎされるのを防ぎます。形やタイプの違った様々な種類が販売されています。
猫の食事のお世話
ご飯をあげる回数と量
子猫の場合は、1日3~4回とやや回数は多めです。基本的にフードのパッケージに書かれた量を守りながら与えますが、子猫ならば食べたがるだけあげてもOKです。
成長期なのでとにかくたくさん食べてもらうことが大切になります。
成猫の場合は、1日朝晩の2回くらいで大丈夫です。フードのパッケージに書かれた量を守ります。あまりたくさんあげすぎると肥満になってしまうので、もし何度も欲しがるようであれば、1回にあげる量を減らし、かわりに回数を増やしてみてください。
食べさせてはいけない食べ物
食事のお世話で気をつけなくてはならないのが、食べさせてはいけないものがあるということです。
- 玉ねぎ、ネギ、ニンニクなどのネギ類
- チョコレート
- アボガド
- ぶどう
- 生のイカ、タコ
- コーヒー、紅茶
- 香辛料
- アルコール
など、他にもまだまだ猫ちゃんが食べてはいけないものはたくさんあります。
これらを回避するために、猫ちゃんのお世話をするときは、“人間の食べ物は与えない”を徹底するようにしましょう。
猫のトイレのお世話
猫ちゃんのトイレは最初が肝心
猫のトイレのお世話をする際は、最初がとても肝心になります。
まずトイレを置く場所決めですが、なるべく人通りの少ない静かなところを選びましょう。そして一度決めたら場所を変えないようにします。
猫砂を入れたら「トイレはここだよ~」と教えるために猫ちゃんを砂の上で歩かせます。そしてきちんとトイレで排泄ができたら、匂いをつけるためにすぐには片付けず、しばらくそのままにしておきます。
もし別の場所に粗相をしてしまったら、匂いがそこに付いてしまうと同じ場所でまた粗相をしてしまうので、なるべく素早く丁寧に拭き取りましょう。
おすすめのトイレ
メガトレー 猫用トイレ 本体 大きい猫 飛び散り防止カバー付き 専用ライナー付属
商品情報
・サイズ(約) 幅48×奥65×高28.5cm
・重量(約) 1.3kg
・最大容量(約) 28L
猫を飼うなら欠かせないのがトイレです。
こちらはとってもシンプルなオープン型なので、排泄後の処理もしやすいですよ。大きな猫ちゃん向けのビッグサイズタイプですが、お部屋に余裕があるならこのサイズが断然おすすめです。
トイレには、オープン型、ドーム型、上から入るタイプ、システムトイレ、全自動トイレなど…様々な種類があります。猫ちゃんの性格や、お家のインテリアに合いそうなトイレから探すと良いかと思います。
猫の世話が快適なお部屋の温度や湿度
猫にとって快適な温度、湿度とは?
猫の先祖はかつて砂漠で暮らしていたことから猫は寒いのが苦手です。ほんのり暖かい20~28度が猫にとって適温であるとされています。
しかし、意外と盲点なのが湿度。
砂漠にいたのなら日本の夏くらいへっちゃらなんじゃないの?と思いがちですが、砂漠のカラカラした暑さとは違い、日本の夏はジメジメとしていますよね。猫ちゃんはこのジメジメがとても苦手なのです。
よって猫の適湿は50~60%と言われています。猫ちゃんのお世話をするときの適温適湿は20~28度、50~60%だと覚えておくと良いですね。
まとめ
猫ちゃんのお世話をするときに覚えておきたいことをいくつかご紹介させていただきました。
動物のお世話をするというのは簡単なことではありません。基本をしっかりと学び、大切な猫ちゃんに幸せな一生を送らせてあげましょう。