3ヶ月の子猫の体重と餌の与え方

3ヶ月の子猫の体重と餌の与え方

3ヶ月の子猫の体重って気になりますよね。3ヶ月くらいの子猫は成長期なので体重がきちんと増えているのか、育っているのか心配になってしまう飼い主さんもいらっしゃると思います。そこで今回は「3ヶ月の子猫の体重と餌の与え方」についてご紹介させていただきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

3ヶ月の子猫の平均体重

抱き合って眠るアメショーの子猫

3ヶ月の子猫の平均体重は、どれくらいなのでしょうか。
生後3ヶ月の子猫を育てていると「他の子の体重はどんな感じなんだろう」と気になりますよね。そこでここでは、3ヶ月の子猫の平均体重についてご紹介させていただきます。

3ヶ月の子猫は1.2~1.6キロぐらい

3ヶ月の子猫の平均体重としては、おおよそ「1.2~1.6キロぐらい」です。
この時期の子猫は歯もしっかりと生えてきて、徐々にカリカリなどの噛むことができるドライフードを食べるようになります。
成長期ですので、餌をきちんと食べさせなければいけないわけですが、

  • 痩せすぎ
  • 太りすぎ

には気を付けなくてはいけません。

子猫の体重は品種によっても多少の違いがありますが、生後3ヶ月で「1.0kg未満の場合」には痩せすぎだと言えるでしょう。痩せすぎのときには骨格がごつごつと見える傾向にあり、きちんと餌を食べているかを確認しなくてはいけません。

一方で、生後3ヶ月の子猫の体重が「2.0kg以上ある場合」は太りすぎです。
生後3ヶ月などの子猫のうちから体重が重くて太っていると、

  • 糖尿病
  • 呼吸器疾患
  • 循環器疾患
  • 脂肪肝

などの病気になりやすくなってしまいます。
子猫の健康を考えて飼い主が適度な運動、そして食事管理をしてあげてください。

3ヶ月の子猫の体重の測り方

3ヶ月の子猫の体重の測り方としては、

  • ペット体重計
  • 赤ちゃん体重計

これらのようなもので測ると、正確に子猫の体重を知ることができます。
直接乗せると嫌がってしまうこともあるので、大きめの容器に子猫を入れて測ってあげると良いでしょう。

どうしても生後3ヶ月を過ぎると子猫が暴れてしまったり、容器から飛び出たりと体重が量れないときは、人間の体重計に子猫を抱っこしてして一緒に測ることがおすすめです。子猫と飼い主の体重を量り、飼い主だけが体重を量って引けば、子猫の体重を知ることができます。

3ヶ月の子猫の餌の管理

つぶらな瞳で見つめる子猫

3ヶ月の子猫の体重を適正にするには、子猫の餌の管理もきちんとしてあげなくてはいけませんよね。そこでここでは3ヶ月の子猫の餌の管理についてご紹介させていただきます。

3ヶ月の子猫に与える餌の種類

3ヶ月の子猫に与える餌の種類は、子猫の成長にとって非常に重要になってきます。
生後3ヶ月を過ぎれば離乳食も卒業になるので「子猫用のフード」に切り替えていきましょう。
子猫用のキャットフードには、

  • ドライフード
  • ウェットフード

があり、それぞれを与えてあげると良いでしょう。

ドライフードは、噛む練習になることや日持ちがすることがメリットです。また、ウェットフードであれば水分補給ができるのでおすすめです。

生後3ヶ月のこの時期の子猫はたくさん食べてたくさん体を動かします。突然ドライフードに切り替えるのではなく、ふやかすなどして徐々に固い歯応えに慣らしてあげましょう。

3ヶ月の子猫に与える餌の量

3ヶ月の子猫は成長期真っ只中です。エネルギーが足りていないと痩せてしまい、病気などになってしまうこともあるので、餌の量は非常に重要になってきます。

生後3ヶ月の子猫が必要なエネルギー量は、体重(kg)×200キロカロリーです。
子猫の時期に骨格や体のあちこちが発達をしますので、きちんと適正な餌の量を食べさせて育てなくてはいけません。

3ヶ月の子猫に与える餌の回数

生後3ヶ月の子猫は、たくさんのカロリーが必要になります。
しかし、子猫はまだまだ胃が小さいので、一度にたくさんの量を食べることはできません。ですので、おすすめとしては「1日に3~4回にわけて与えること」がおすすめです。

3ヶ月の子猫におすすめの餌

両手を伸ばして仰向けで眠る子猫

3ヶ月の子猫におすすめの餌は、どのようなものがあるのでしょうか。
3ヶ月の子猫はたくさんの餌を食べるようになるので、「子猫が喜んでくれるキャットフード」を与えてあげたいですよね。
そこでここでは、3ヶ月の子猫におすすめの餌についてご紹介させていただきます。

銀のスプーン 子猫用キャットフード

銀のスプーン 子猫用キャットフード
286円(税込)

商品情報
・本体サイズ (幅X奥行X高さ) :14.5×6×17.5cm
・本体重量:293g
・原産国:日本

こちらは、銀のスプーンが販売する子猫用のキャットフードです。お値段は311円です。
健康に育ってほしい子猫にはきちんとした栄養を与えてあげたいですよね。そんなときにおすすめなのがこの商品で、離乳から生後12か月まで食べることができるお魚レシピです。風味の逃げない小分けタイプになっているので衛生的です。20gが12袋入っています。



ねこ元気 総合栄養食

ねこ元気 総合栄養食

商品情報
・パウチ健康に育つ子猫用(離乳から12ヶ月)
・まぐろ入りかつお 60g
・お買い得3袋入


こちらはねこ元気、総合栄養食です。お値段は473円のお買い得商品です。
子猫でも食べやすい細かいフレークになっているので、初めてカリカリを食べる子猫におすすめです。マグロ入りのかつおなどのお魚風味で猫が喜んで食べてくれます。総合栄養パウチで子猫も健康的に育ってくれます。60gの子猫用で3袋入りになっています。

まとめ

キャットフードと二匹の子猫

生後3ヶ月の子猫は成猫よりも栄養が必要な成長期です。
3ヶ月の子猫の体重は、おおよそ1.2~1.6キロです。体重は徐々に落ち着きますが、この時期は成長期で目まぐるしい体重の増加がありますので、きちんと体重計で測ってチェックしてあげましょう。

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