猫を留守番させるときの電気はつけた方がいい?
猫を留守番させるときに電気は消してもいい
猫を留守番させるときに、飼い主が夜に外出する際、あるいは帰宅が暗くなってからになりそうなとき、真っ暗な部屋の中で留守番をしている猫は不自由だったりしないかな、と気になりますね。電気がついていないと暗くて怖がっていたらかわいそうです。
夜に出かけるときには電気(照明)をつけておいてあげた方がいいのか、迷いますよね。しかし結論からいうと、留守番をしている猫に電気(照明)はなくても大丈夫なのです。
猫は電気がついていなくても物が見える
猫は電気(照明)がなくても夜行性で夜目が利く動物なので、留守番中部屋の中が暗いからといって何も見えないというわけではありません。では猫は、暗くて怖がっていないのかというとそれもなく、留守番をしている間、猫はほとんどのんびりと寝て過ごしているのです。
玄関先で飼い主をお出迎えしてくれる猫もいますが、留守番をして寝ていたら、飼い主が帰ってきた物音がしたので起きてきた、ということが多いようですよ。
電気よりも温度管理
一人で留守番をする猫が寂しくないようにと、電気をつけておくことを考えるよりも大切なことがあります。それが「部屋の温度管理」です。
夜であっても夏場に締め切った室内は高温になりますし、冬は夜間の冷え込みが強くなります。猫は体温調節が苦手です。留守番をしている猫が熱中症になったり、寒さで風邪を引いたりしないよう気をつけてあげることが必要です。
電気を消すことで猫の生活リズムを崩さない
夜に猫だけで留守番をさせる際、電気(照明)は消しておいた方が良いです。夜は暗い方が猫にとっても自然なことです。猫の体内リズムを崩さないで済むといえます。人間が暗いと感じるくらいの方が、猫にとってはちょうど良い明るさであったりもします。
テレビやラジオの電気はつけておいても良いのか
留守番の間ほとんど寝ている猫にとって、テレビやラジオの映像や音は無意味です。もともと群れではなく単独行動をする猫なので、一人になっても寂しいとは感じません。
ただ留守番に慣れていなかったり、常に飼い主と一緒で、いつも音の中で生活をしていたりする場合は、突然音も明かりもない部屋に置いていかれると不安を感じる猫もいるようです。そのような猫には、テレビやラジオをつけておいてもいいでしょう。
猫が退屈しない工夫
留守番の間、寝ていることの多い猫ですが、時には起きて遊んだり、いたずらをしたりすることもあります。猫が一人で退屈にならないために、電気をつけておくよりも一人遊びのできるおもちゃなどを用意してあげるといいですね。
猫を留守番させるときにつけておく電気
エアコン
猫を留守番させるとき特に真夏の暑さが厳しいときは、エアコンによる温度管理は重要です。暑さに弱い猫は熱中症になる危険性があります。エアコンの温度設定は28℃の除湿モードが猫には適しているといわれています。その際は直射日光が当たらないようカーテンは閉めておきましょう。
冬場はよほど寒いとき以外は、毛布やブランケットを用意してあげればエアコンはなくても大丈夫です。冬場の留守番でエアコンを使用する場合は、設定温度は20℃前後にしておきます。
エアコンのリモコンをテーブルなどに置きっぱなしにしておくと、猫が上に乗って設定を変えてしまったり、猫が消してしまったりすることがあります。出かける際はリモコンは壁にかけるか、隠しておくといいでしょう。
換気扇
猫の留守番でエアコンを使うほどではないけれど、部屋を閉め切りにして出かけると室温が高くなりそうな場合、キッチンやトイレ、お風呂場の換気扇を回して、家の中の空気を循環させておきましょう。各部屋のドアも開けて風通しを良くしておくこともお忘れなく。
まとめ
夜の留守番でも夜行性で単独行動を好む猫は、不自由なく過ごしています。特に部屋を明るくしておいてあげる必要はありません。寂しがりやの猫には、テレビやラジオをつけておいてあげてもいいでしょう。
猫の留守番では電気の明かりよりも、部屋の温度設定に気をつけたいものです。留守番の間、暑さや寒さから猫を守ってあげなければなりません。真夏や真冬などは、エアコンを活用して、留守番をしている猫が心地よく過ごせるようにしましょう。もちろん、帰宅した後は、たっぷり遊んであげることも忘れずにしましょう。
20代 女性 茶々
この効果なのか断言は出来ませんが、点灯中は元気一杯な子供たちも消灯後は静かにしていますので、これからも夜は消灯を続けていきます。