子猫が「シャー」と言う時期は?
子猫が「シャー」と言うようになる時期は、いつ頃からなのでしょう?動画と共に、見ていきましょう!
生後2ヶ月
TVのリモコンに「シャー」と言う、生後2ヶ月の子猫さんです。飼い主さんのリモコンの動かし方が、何やら脅威に感じるよう。生まれてから2ヶ月も経てば、一人前に「シャー」が言えるようです。
生後1ヶ月
子猫さんの動画を撮ろうと近づいたら、マジ威嚇された飼い主さん。目はクリクリとしてかわいいですが、結構な迫力です。そりゃ、子猫さんからしたら、命かかってますものね。
生後5週
生後約5週目のこちらの子猫さんたち。優位な子猫さんが、劣位の子猫さんを「シャー!」と威嚇しています。怖くなった子猫さん、逃げようとして壁を登る登る・・・その身体能力の高さの方に、驚きましたが・・・。生後5週も経てば、「シャー」と言えるようになる事が分かりました。
生後11日
まだ声は出ていないものの、「シャー」の口をする子猫さんたち。「眠いけど、でも敵がいるから、威嚇しなきゃ!」寝落ちしそうになりながらも、威嚇する子猫さんたちが、とってもキュート!こんなに小さくでも、一応「シャー」は言うみたいです。
生後8日
母猫に守られながらも、気配を感じるのか、必死で口を大きく開けて「シャー」をする子猫さん。本能って、すごいですね!
生後7日
威嚇なのか、ちょっと分かりませんが・・・。飼い主さんにナデナデされて、何が起きているか分からないながらも、一人前に「シャー」らしき口をしています。やはり、威嚇なのでしょうか?
結論
子猫が「シャー」と言うのは、生後1週間くらいからのようです。そのくらいの時期になると耳も聞こえるようになり、目も開いてきます。ですから、外の世界のモノを、感じられるようになるのでしょう。その為、何か分からないモノが近づいてきた時は身の危険を感じ、本能的に「シャー」と言うのだと考えられます。まだ、自分の身を自分で守るのは難しいでしょうが、生存本能が、そうさせるのでしょうね。
子猫の成長について
子猫がどのように成長していくのか、時系列で見ていきましょう。
1週齢(誕生~7日)
まだ目が開かず、母乳やミルクを飲んで成長する時期です。視覚や聴覚での外界に対しての状況把握ができない代わりに、鼻先の温度を感知する能力が非常に高いです。鼻先で母猫や乳首を探すのです。歩くことはまだできません。
2週齢(8日~14日)
目が開き始め、聴力も発達してきます。この時期から、「社会化期」と言う社会を学ぶ時期に入ります。社会化期は、子猫の性格に大きな影響を与えます。他の子猫や動物、人間など、幅広く接していると、人懐こい性格の猫になるようです。まだまだミルクを3~4時間ごとに与えなければいけない、お世話が大変な時期でもあります。
3週齢(15日~35日)
徐々に乳歯が生えそろう時期です。母乳・ミルクから、離乳食へと移行していきます。自力での排泄や、体温調節もできるようになります。爪の出し入れもできるようになってきますので、爪とぎが必要に。動きが活発になるので、事故に遭わないよう、注意が必要です。
6週齢(36日~42日)
乳歯が完全に生え、本格的に離乳食を食べさせる時期です。また、ワクチン接種や駆虫薬も投与できるようになりますので、かかりつけ獣医師と相談して、計画的なワクチン摂取などを行なっていきます。合わせて不妊手術についても相談しておくと、後々スムーズに行えます。
7~8週齢(43日~56日)
離乳食に加えて徐々にドライフードをふやかしたものを与え、顎を鍛えます。7週齢(49日)には社会化期が終わってしまうので、その前に部屋の中を十分に探索させるようにします。母猫から獲物の仕留め方を教わる時期でもありますので、母猫がいない場合はおもちゃなどを使って飼い主さんが一緒に遊び、鍛える必要があります。
9週~5ヶ月(57日~150日)
生後100日、3ヶ月半くらいになると、乳歯が永久歯に生え変わり始めます。少し固めのキャットフードを与えるようにして、成長と共に硬さを増していきます。やんちゃで遊び盛りなので、十分に遊ばせる事と、思わぬ事故に気をつけなければいけません。子猫が入り込みそうな隙間はタオルなどで埋め、お風呂にお湯を張った場合は必ず、ドアを閉めておくようにします。
6ヶ月以降
子猫の成長は、だいたい6ヶ月くらいで止まります。この頃になるとかなり安定してくるので、お世話も楽に。1歳の時の体重が、その猫の標準となりますので、測っておくと良いようです。体は大きくなっても、1歳になるまでは子猫ですので、甘えてきたり寂しがったりするでしょう。たくさんスキンシップを図って、子猫の気持ちを満たしてあげると良い時期です。
まとめ
子猫さんが「シャー」と言うようになる時期は、意外と早いことが分かりました。小さくても、自分を守るという本能は、働くのですね。必死で生きようとするその姿は、学ぶところがあります。小さくても大切な命、守っていきたいですね。