こんな家には住みたくない!猫が暮らしにくい環境とは?

こんな家には住みたくない!猫が暮らしにくい環境とは?

今回は、猫が暮らしにくい環境としてあげられるものをいくつかご紹介します!飼い主さんの皆さんは猫が住みやすいと感じる環境を目指しましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫が住みにくいと感じる環境とは

こちらを見上げる猫

”猫が住みにくい環境”とはどのような環境のことを表すのでしょうか?例えば、猫は綺麗好きで知られていますよね。そのため汚れている環境は苦手です。猫が住みにくいと感じてしまう環境をいくつかあげてみますので、自宅の環境と照らし合わせてみてくださいね!

トイレが汚い

猫のトイレが清潔かどうかは、猫が住みやすさを感じる上でとても重要なポイントになります。猫のトイレが排せつ物で汚れたままだと、猫がストレスを感じ住みにくいと思うだけでなく、病気の原因にもなってしまうのです。

高い場所がない

元々高い所が好きな猫は、自分が登れる高い場所がなければ住みにくいと感じてしまうことがあります。知らない人が家にやってきた時や何か嫌なことがあった時、猫は高い所へ登って気持ちを落ち着かせることがありますので、猫は家の中で自分が登れる高い場所がなければ住みにくいと感じてしまう場合が多いと言われています。

不潔な部屋

飼い主さんが忙しい、あまり綺麗好きではないなどの理由でお部屋が散らかっていると、猫は住みにくいと感じてしまうことがあります。猫は先ほどもお伝えしたように綺麗好きな生き物なので、お部屋が綺麗な状態を好む場合が多いです。

無理な多頭飼育

1DKに10匹の猫が住んでいると聞いて「ちょうどいい」と感じる人はあまりいませんよね。猫は元々単独行動を好む動物でもありますので、無理な頭数の多頭飼育はあまりオススメできません。猫同士の相性の問題もありますし、猫同士が喧嘩してしまった時に逃げ場がないと猫のストレスにつながってしまいます。

日向ぼっこが出来ない

日向ぼっこをしている子猫

猫は「日向ぼっこをして陽を浴び、毛づくろいをすることでビタミンを吸収している」と言われているほど、日向ぼっこを好みます。猫にとって日向ぼっこがとても大切だということから、日向ぼっこが出来る環境を用意してあげたほうが、猫は住みにくいと感じにくいかもしれません。

猫が住みにくいと感じない環境作り

ソファーと猫

猫が住みにくいと感じないためには

  • 猫のトイレを清潔にする
  • 高い場所を用意してあげる
  • 無理な頭数の多頭飼育をしない
  • お部屋は綺麗にしておく
  • 日向ぼっこが出来るスペースを用意する

等が挙げられます。猫のトイレはすぐに汚れてしまいますし、ニオイもきついことが多いのですが、システムトイレを使用することでとてもニオイや砂の飛び散りはだいぶ防ぐことが出来ます。ちなみに、猫の数+1個を用意することが望ましいと言われています。

高い場所も、キャットタワーを用意したり、食器棚やタンスの上に猫がのぼれる環境にしてあげるだけで猫にとっては住みやすい環境に変わります。自宅の部屋数に合わせ、無理な頭数の多頭飼育をしないように心がけ、お部屋は猫がストレスを溜めたり病気になったりしないよう綺麗にしておくことをオススメします。

他にも窓際などに日向ぼっこが出来るスペースを用意してあげる、猫がいつでも清潔な水を飲めるようにしておいてあげるなど、猫が住みやすいと感じる環境作りを目指していきましょう。

まとめ

椅子の上で寝る猫

今回は猫が住みにくい、ストレスが溜まってしまうような環境をいくつかご紹介させていただきました。猫は綺麗好きな生き物で、不潔な環境だとストレスを感じやすくなってしまいます。猫にストレスが溜まらないよう清潔な環境を心がけ、いつまでも長生きできるようにすることが1番ですよね。

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