猫がアルミホイルを嫌う2つの理由と活用法

猫がアルミホイルを嫌う2つの理由と活用法

この記事では猫がアルミホイルを嫌う理由や、猫との暮らしに役立つアルミホイルの活用術についてなど、「猫とアルミホイル」をテーマに詳しく紹介します。

猫がアルミホイルを嫌う理由

アルミホイルの上で寝転ぶ猫
  • 1.猫はアルミホイルの音が嫌い
  • 2.猫はアルミホイルの感触が苦手

猫はアルミホイルを嫌う傾向にあります。猫がアルミホイルを嫌う理由は2つあり、「アルミホイルの音が苦手」と「アルミホイルの感触が苦手」が挙げられます。

特に、アルミホイル特有のクシャクシャと鳴る音や、触れた時の感触が苦手と感じる猫が多いです。また、アルミホイルのような素材や感触は自然界にはないため、本能的に警戒して避けてしまうのではといったことも考えられます。

猫にアルミホイルを使った対策

ちぎったアルミホイル

猫がアルミホイルに対してリアクションをすることを利用して、アルミホイルをしつけやおもちゃとして利用することもできます。アルミホイルが意外な活用方法で役に立つこともあるため、猫を飼っている人はぜひ参考にしてみてください。

しつけや猫よけにアルミホイルを使う

  • アルミホイルに軽くしわを付ける
  • 猫よけしたい場所の床に敷く

「立ち入ってほしくない場所に猫が入ってしまう」「特定の場所にマーキングをする癖がある」など、猫の困った行動を直したい場合は、アルミホイルを活用すると解決する場合があります。

アルミホイルに軽くしわを付けた状態で、猫が入る場所や粗相をする場所に置いておくと、猫がアルミホイルを嫌がって近寄らなくなる効果があるのです。

猫の肉球はとても敏感なため、アルミホイルを踏んだ際に鳴る金属的な感触が気になる上に、聞きなれないクシャクシャ音も鳴ります。そのため、床に敷いたアルミホイルは猫よけとして有効です。

もちろん、全ての猫にアルミホイルは適用できるわけではないため、中にはアルミホイルの感触が気にならない猫もいます。

また、最初のうちは効果を発揮していても、回数を重ねるうちに猫がアルミホイルに慣れてしまう可能性もゼロではありません。それでも、猫の行動に困っている場合は、一度試してみる価値がある対策のひとつです。

猫用おもちゃをアルミホイルで作る

アルミホイルを敷くと猫が避ける傾向にありますが、ボールのように丸めたアルミホイルだとおもちゃだと思って飛びついてくる猫もたくさんいます。アルミホイルボールが転がることによってキラキラと反射する様子は、猫の好奇心をくすぐる効果を持っているのです。

そのため、猫用おもちゃとしてアルミホイルボールを作るのもおすすめです。わざわざ市販の猫用ボールなどを購入しなくても、アルミホイルであれば自宅でとても簡単に作れるため、猫用おもちゃに費用をかけたくない場合などは特に重宝します。

アルミホイルを猫が誤飲しないために

ただし、アルミホイルをただ丸めただけの状態だと、誤って猫が誤飲してしまう危険性があります。そのため、アルミホイルの誤飲対策として、猫が飲み込めないサイズのボールを用意して、そのボールの表面にテープなどを使ってアルミをしっかりと貼ることをおすすめします。

それでもアルミホイルを誤飲してしまう可能性はゼロではないため、アルミホイルボールで遊ばせる場合は必ず人間の目が届いている範囲で遊ばせるようにして、アルミホイルを誤飲をしていないか確認をしましょう。

猫がアルミホイルを食べた時の対処法

舌なめずりする猫

猫がアルミホイルを誤飲した時の症状

万が一アルミホイルを飲み込んでしまった場合は、まず猫に異常がないか確認をしましょう。アルミホイルは胃の中で引っ掛かりやすいため、食欲不振や嘔吐、ぐったりするなどの症状が見られることが考えられます。

アルミホイルを猫が誤飲したらまずは病院へ

病院にいる猫

また、飲み込んだアルミホイルが腸の中で詰まってしまい腸閉塞を起こしたり、腸の中を傷つける危険性があるため、誤飲した時点ですぐに病院に連れていきましょう。

病院ではレントゲン検査を行い、アルミホイルを吐かせる処置や必要であれば手術で摘出する処置などをしてもらえます。ちなみに、猫が誤飲をした場合、背中を叩いて吐き出させる対処法もありますが、アルミホイルの場合は無理に出そうとすると体内に傷ができる可能性もあります。

そのため、素人が自己判断で吐き出させることはおすすめできません。

アルミホイルを誤飲しない為の予防策

目を離したうちに猫がアルミホイルを誤飲してしまったというケースは、猫の誤飲事故の中でもよくある話です。アルミホイルを避けない猫の場合は、基本的にアルミホイルを近くに置かないようにするか、誤飲していないかこまめに確認をするようにしましょう。

まとめ

アルミホイルの帽子をかぶる猫
  • 猫はアルミホイルの音や触感が苦手
  • アルミホイルで猫のマーキングをしつけ出来る
  • 猫がアルミホイルを誤飲したら病院へ

猫にとってアルミホイルは嫌悪感を示しやすい物である一方、少し工夫を加えれば猫用おもちゃとして活用することもできます。

アルミホイルの誤飲には十分に気を付けた上で、上手にアルミホイルを活用すれば猫との暮らしがさらに快適になるため、必要な時はぜひアルミホイルを利用してみてはいかがでしょうか。

投稿者

30代 女性 しの

アルミホイルはうちの猫ちゃんたちも嫌がります。
なので、おしっこをしてほしくない場所に、アルミホイルを置いておきます。
すると、嫌がって近寄らなくなりました。
逆に、アルミホイルで、おもちゃを作っても遊ばないです。
しかしながら、猫ちゃんが入っては困る場所などにアルミホイルを置いておくことは、とても効果的だと思います。
投稿者

30代 女性 はなこ

我が家の猫ちゃんは、アルミホイルが嫌いです。
音が苦手みたいで、私がキッチンで使っていると嫌な顔をして逃げていきます。
子猫の頃は、アルミホイルでボールを作ってあげていました。表面はテープをはって遊ばせました。安全性を考えて、私がみている時にだけ遊ばせるようにしました。軽くてよく動くので、猫ちゃんたちは喜んで長時間ご機嫌で遊んでいました。手軽におもちゃを作ってあげられるので便利でした。すこし、成長するとアルミホイルの音が苦手になったようで、遊ばなくなりました。逆に2匹が喧嘩をやめないときにアルミホイルを、ガサガサ鳴らしとすんなり、喧嘩をやめるようになりました。

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