わんぱく猫『たらちゃん』参上!
ご夫婦で保護猫活動をしている『にこねこ』さん。保護された猫達は『にこねこ保育園』で育ち、優しい里親さんの元へと巣立っていきます。
今回の主役は、とにかくエネルギッシュなキジ白猫のたらちゃん!なぜそんなにヤンチャなのか。そこにはある理由がありました。
とてもおとなしそうな子
お墓をさまよっていたところをボランティアに救われ、『にこねこ保育園』にやって来た“たらちゃん”。
いつも不安そうで、どこか寂しげ。『にこママ』さんに抱っこされても固まったまま動きません。たらちゃんの様子や雰囲気から、『にこねこ』さんは“とてもおとなしい子”という印象を持ったようです。
育てやすい性格から、「すぐに卒園してしまう」と、ちょっぴり切ない気持ちすら抱いていました。
わんぱくたらちゃんの覚醒
ところがある日、たらちゃんの意外な一面が開花します。
お友達のソフトケージをめがけてジャンプ!そのままよじ登るではありませんか。
実は“超”が付くほどのヤンチャさんだったのです。
それだけではありません。体格差をもろともせず、『にこ園長(にこねこ家の猫)』に飛びつきます。
なかなかの怖いもの知らずです。
『にこ園長』教育係に任命!
その後も派手にプロレスごっこをしかけるたらちゃん。
年上の『チャー主任(にこねこ家の猫)』にも負けません。
このままでは『チャー主任』がやられてしまう。そんな様子を目の当たりにした『にこ園長』は、すかさず助けに入ります。
まだ子猫のたらちゃんを昼寝に誘い、何とか寝かしつけようと奮闘するのです。
今のたらちゃんと渡り合えるのは『にこ園長』しかいない。そう感じた『にこねこ』さんは、園長に猫社会のルールを教えてもらおうと、託すことに決めました。
わんぱく坊主改めて穏やかな子に
その後もたらちゃんを見守り続ける『にこ園長』。
全ての行動を受け止めつつ、「そんなに暴れなくても」と諭します。
そんな思いが伝わったのか、たらちゃんの行動に変化が見られるようになりました。穏やかな雰囲気で『うにちゃん(にこねこ家の猫)』と一緒にお昼寝です。
もしかしたら、たらちゃんは甘え方がわからなかったのかもしれません。寂しくて不安な気持ちをぶつけずにはいられなかったのかもしれません。
恐らく『にこ園長』は気づいていたのでしょう。だから根気強く、優しさと温もりを伝え続けたのです。
「もう怖くないよ。ひとりじゃないよ。みんな愛してくれるよ」と。
愛を知ったたらちゃんは、パワーではなく真の強さを手に入れたのです。また1つ、優しさの連鎖が繋がりました。
まとめ
常に負けん気が強かったたらちゃん。周囲を圧倒させるほどのパワーは、心細い気持ちや怖れの裏返しから漲るものでした。
今回のエピソードは、動画でも振り返ることができます。荒くれ者のたらちゃんが本当の強さを培うまでの様子を、動画でお楽しみください。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております
掲載者名:にこねこ「保護猫の保育園」
にこねこ【保護猫の保育園】
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