幾つもの試練を乗り越え
ご夫婦で保護猫活動をしている『にこねこ』さん。保護された猫達は『にこねこ保育園』で育ち、優しい里親さんの元へと巣立っていきます。
今回の主役は、一般の方が保護した生後間もない子猫達。果たして無事に大きくなれるのでしょうか?
ハラハラドキドキな展開をご覧ください。
今にも消えそうな小さな命
2022年10月、賑やかな『にこねこ保育園』に新入生がやってきました。
キジトラの『どんちゃん』と、キジ白猫の『ぐりちゃん』です。ふたり合わせて『どんぐり兄弟』と命名されました。
生後間もない彼らの体重は、たったの75gと69gしかありません。今にも消えてしまいそうな小さな小さな命です。
ふたりともお腹が空いているはずなのに、ミルクが飲めない。どんちゃんに至っては、完全に拒否している様子です。
芳しいとはいえない状況に緊張が走ります。
ようやく希望の光が!
その後、湯たんぽで体を温めたりブランケットで包んだり、哺乳瓶に変更してみたりと試行錯誤を続けた『にこねこ』さん。
その思いが通じ、少しずつミルクが飲めるようになりました。
子猫達が求めていたのは“ぬくもり”だったようです。ようやく希望の光が見え始めました。
ぐりちゃんが一生懸命にミルクを飲んでいます。
それでも尽きない心配事
ほっとしたのもつかの間、油断は禁物と言わんばかりに試練がやってきます。
どんちゃんは下痢をしてミルクが飲めなくなり、ぐりちゃんは舌炎の影響でヨダレが頻繁に出てしまう。
体調が不安定になる度に通院し、懸命に治療を受けました。そうして、尽きない心配事を1つ1つ乗り越えていきます。
どんちゃんは小さな体で点滴を頑張りました。
こんなに大きくなったよ!
“この子達は無事に育つのだろうか”そんな思いと、最悪の事態が何度も何度も頭をよぎった『にこねこ』さん。
しかし、そんな心配を他所に、どんぐり兄弟は見違えるほどの成長を遂げたのです。
ふたりとも保護当初の約10倍の体重に!
哺乳瓶に手を添えながらミルクを飲むぐりちゃん。とっても愛らしいです。
ふたりでパワフルなにらめっこだってできるのですよ。
すくすく育ってくれてありがとう。本当に良かった。ふたりの成長を見守り続けた心優しい“人間のお母さん達”みんながそう思っていることでしょう。
これから先もずっとずっと幸せでありますように。
まとめ
今回は、生後間もない頃に保護されたどんぐり兄弟のエピソードを紹介いたしました。
あまりにも小さくかぼそい姿に、ハラハラしましたね。何はともあれ、すくすくと成長してくれて本当に良かった!
どんぐり兄弟の物語は、動画でも振り返ることができます。よりリアリティな様子を是非ご覧ください。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。 掲載者名:にこねこ【保護猫の保育園】
にこねこ【保護猫の保育園】
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