強運と優しさの連鎖に守られた子猫
ご夫婦で保護猫活動をしている「にこねこ」さん。保護された猫達は「にこねこ保育園」で育ち、里親さんの元へと卒園していきます。
今回ご紹介するのは、強運と優しさの連鎖に救われた小さな乳飲み子ちゃんです。
優しい職員さんに救われた命
「乳飲み子の子猫が保健所行きになった」そう連絡して来たのは「にこねこ」さんと繋がりの深い団体さんでした。
時期はお盆休み直前。保健所も休みに入ります。授乳から排泄まで全てのお世話を必要とする乳飲み子にとっては致命的です。残念ながら、保健所ではそこまで手厚いお世話はしてくれません。そう、通常であれば…。
ところが、子猫は無事に「にこねこ保育園」にやって来ました。実は優しい職員さんが自宅に連れ帰り、休業中もお世話をしてくださったのです。他に乳飲み子がいなかったことも助かった理由の1つでした。とても運の強い子です。
パトロールも相まって…
「にこねこ」さんに連絡を入れた団体さんは、保健所にも頻繁に足を運んでパトロールをしています。今回もパトロールのおかげでいち早く情報が上がってきました。
子猫が持つ強運と、優しい人々のリレーによって繋がれた輝く命。無事でいくれて本当に良かったです。ゴクゴクと美味しそうにミルクを飲む姿にホッとしますね。
珍しい!?焦げ茶色の被毛
お盆明けに入園した子猫ちゃん。「ぼんちゃん」と命名されました。ぼんちゃんにはある特徴があります。それは被毛。恐らく黒猫だと思われますが、焦げ茶が強い黒猫ちゃんです。
可愛らしいチャームポイントを持ったぼんちゃん。成長とともに被毛がどのような変化を遂げるのかも楽しみですね。
お顔にミルクが付いちゃった
健康状態も良好で元気いっぱいのぼんちゃん。ご飯タイムではミルクが顔に付いてしまうというアクシデントも(笑)
それでも気にせずに飲んでくれました。たくさん飲んで大きくなってね。そしていつの日か、素敵なご縁が繋がりますように。
まとめ
ある日突然、保健所行きになってしまったぼんちゃん。実は警察署への持ち込みがきっかけでした。法律上は「モノ」という扱いになり、保健所に移されてしまうのです。
今回のケースでは、保健所の優しい職員さんが個人的に面倒を見てくださったこと・他に乳飲み子が収容されていなかったこと・団体さんがパトロールに行ったことなど、様々な偶然と奇跡が重なりました。
人間の肌感覚として猫は「モノ」ではありません。ぼんちゃんも尊い命の1つです。強運に恵まれたぼんちゃんの猫生が、輝かしいものになりますように。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております
掲載者名:にこねこ「保護猫の保育園」
にこねこ【保護猫の保育園】
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