お迎えするなら“保護猫”を…愛猫が「最高のルームメイト」に♡

最近では、外で暮らしていた猫を保護し、家族に迎える人も増えてきました。飼い主さんと保護猫ちゃん、どのように出会って、どんなふうに共同生活を築き上げているのでしょうか？飼い主さんのリアルな声をお届けします！

2022年12月20日更新

執筆ライター

藤みと
ペットライターですが主に猫専。日々、保護猫や長毛種たちに癒されている、至福のキャットライターです。

【みんなの保護猫物語〜モネちゃんのお話〜】

待ちに待った“保護猫”ちゃんとの出会い

画像提供：@monet___1213

かねてから猫との生活に憧れていた飼い主さん。「実家ではずっと猫を飼っていて、生まれた時から、猫と一緒に生活してきました。実家を離れてからも、いつかは猫と一緒に暮らしたいと思っていました」というように、猫をお迎えできる環境が整う機会を待っていたそう。

そして、「当時、私の夢だったルームシェアを友人と始めた頃でした。ペットが飼える環境に引っ越したのを機に、ルームメイトに相談して、私が猫を飼うことを許してくれたのでお迎えしようと決めました」と、ベストタイミングが訪れたといいます。

飼い主さんによると、「実家の猫も元野良猫やもらい猫だったので、飼うなら保護猫にしようと決めていました」と、お迎えする猫ちゃんについても心が決まっていたのだとか。

そうしてご縁が結ばれたモネちゃんは、「ネコジルシという里親募集サイトで一目惚れして、2020年12月13日にうちの子になりました（生後3ヶ月くらい）」と飼い主さんのもとにやって来たそう。

モネちゃんをお迎えしたのとほぼ同じ頃に、「ルームメイトもほぼ同じ月齢の犬を飼い始め、2年間の期間限定ではありますが、人間2人と犬猫の4人暮らしをしていました。現在は期間満了して、1人と1匹暮らしです」と、にぎやかなひと時を過ごした期間もあったようです。

夜鳴き、威嚇…心を開いた瞬間とは？

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今ではすっかり飼い主さんとの日々を穏やかに楽しんでいるモネちゃん。

お家に来た当初は、大変だった時期もあったそうで、「引き取ったばかりの頃は、本当に警戒心が強くて、毎日威嚇されて、約1ヶ月間、夜鳴きで寝れない日々」だったそう。

夜鳴きが落ち着いた後も、「自分から寄ってきて遊んではくれますが、まだこちらから触ろうとすると威嚇される日々」が続いたといいます。

そして、お家にやって来て3ヶ月が経った3月4日に変化が訪れます。

飼い主さんによると、「初めて撫でさせてくれた時は、泣きそうになりました（笑）」と、モネちゃんがようやく心を開いてくれたのだそう。

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現在のモネちゃんは、「根気強く、ご飯や猫じゃらしでコミュニケーションを重ねたおかげで、今では別キャラのように、甘えん坊のおしゃべり猫になりました」と語る飼い主さん。

さらに、今では、「名前を呼ぶと必ず返事してくれますし、たまに言葉わかっているんじゃないかな？と思うこともあります」と、すっかり心通わせる間柄になったのだそう。

ワンちゃんとも仲良し♪ご飯大好きなモネちゃん

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モネちゃんについて、「基本的には、怖がりで人見知りですが、心を許した人には甘えん坊です。元同居犬とも徐々にうちとけて双子のように仲良く遊んでいました」と、ワンちゃんとも良いお友達になったのだそう♡

さらに、モネちゃんは、「何より食べることが大好きで、元同居犬のご飯をすきを見て盗み食いしたり、初めて買った自動給餌器は、なんとかつまみ食いしようとして、壊してしまいました。2台目を買う時は、カリカリが出る時だけ、口が開くもので、耐久性があるものを必死に探しました」と、なかなか元気な食いしん坊さんのよう。

飼い主さん曰く、「食欲がありすぎる以外はイタズラもしないいい子です（笑）」とちょっとユニークなエピソードを教えてくれました。