【みんなの保護猫物語〜ててちゃんのお話〜】
初対面で相思相愛のきざし♡
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飼い主さんとててちゃんの出会いは、2021年6月だったそう。
「主人の勤務する会社のお客さんが、車の下?タイヤの上?あたりでみつけて保護したものの、そのご家庭ではすでに猫を飼っており、その家猫と相性が悪いので、誰か引き取って欲しいとの相談があったのが最初」だったといいます。
その後、「1週間経っても、誰も引き取り手がないということで、6月10日にそのお宅で初めて出逢ったててを、おっかなびっくり抱っこすると、喉を鳴らして、おとなしくしていたので、その家の人もびっくり」と、まさに運命の出会いだったようです。
当時の心境について、「不思議なもので、もう連れて帰るしかないと思い、そのまま動物病院へ。特に健康面では問題なし。生まれて2ヶ月くらいと言われた」と振り返る飼い主さん。
この時から、ててちゃんと飼い主さんの幸せな時間がはじまったようです♡
“子猫の洗礼”に試行錯誤の日々
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お家にやってきたててちゃんは、「特に物怖じせずトコトコと歩きまわる。その日に買った猫用トイレもすんなり使用。ケージに入れると嫌なのか不安なのかニャーニャーよく鳴いていた」といいます。
少しずつ、お家に慣れてきた頃、子猫ちゃんならではのお転婆ぶりを発揮したそうで……!?
飼い主さんによると、「キッチンや高い所など、危ない場所を目指したり、おもちゃに夢中になりすぎて、体をどこかにぶつけてケガしたり」と当時の状況を明かしています。
「ケガしたところを舐めすぎてひどくなるので、結構、長い期間、エリザベスカラーをつけていた」こともあったそうで、「本人もストレスだっただろうし、目が離せなかった」と、子育てならぬ、猫育てに奔走する日々を送ったようです。
また、飼い主さんは、「トイレも、ててが気に入った物にたどり着くまで試行錯誤した」と明かしています。
普通のことが「幸せな思い出」に
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ててちゃんについて、「ビビりなのに好奇心旺盛。頑固なところも、穏やかな面も、持ち合わせた人間みたいな子。ギャップにやられる」と語る飼い主さん。
また、ててちゃんとの思い出について、「毎日の暮らしの中で、家に帰ってきた時に飛んできて甘えてきたり、外での物音にふたりでアイコンタクトしたり、寝ている時に布団に乗ってくる。そんな普通のことがささやかながら、幸せな思い出なのかな?」と、教えてくれました。
ててちゃんは、子供のような存在
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ててちゃんは、「もう完全に家族というか、子供のような存在」と語る飼い主さん。
ててちゃんをお迎えするまでは、「夫婦お互い、犬しか飼ったことなく(しかも実家で、子供の時)猫と暮らしてみたいと思ってはいたものの、猫カフェにも行ったこともないから、触ったこともほぼない」と明かしています。
猫ちゃんとの生活は、「ゼロからのスタート」だったという飼い主さんご夫婦。「犬派だった主人もいつしかメロメロに。ネットで色々調べたり、ててから教わることもいっぱい」なのだそう。
ててちゃんがお家に来てくれたことで、「毎日がさらに幸せと思えるし、張り合いがある」と語っています。
「猫と暮らすこと」について
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猫との暮らしについて、飼い主さんは、「猫だけでなく、動物と暮らすことは、責任もあるし大変なこと」と感じているそう。
その責任の重さがあってもなお、「それ以上に、幸せを与えてくれると思う」と力強く語ってくれました。
ててちゃん、飼い主さん、素敵なエピソードをシェアしてくださり、本当にありがとうございました!
※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています
取材・編集/ねこちゃんホンポ編集部
ライター/藤みと
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