猫は夜中でも起きているの?
猫はもともと昼間によく寝て、夕方以降に活発になる動物です。基本的に猫と人間では生活リズムが合わないのですが、一緒に暮らすうちに飼い主さんの生活リズムに合わせて朝起きて夜眠るという生活に変化していく猫も多いとのこと。
それでも夜も活動的な猫もいますし、日中にお昼寝をたっぷりした日にはなかなか寝付けなくて夜に目が覚めているという場合もありますよね。飼い主さんがぐっすり寝ている夜間に起きている猫は、一体どのように過ごしているのでしょうか?秘密の行動を3つご紹介します♪
飼い主さんが寝ている間に猫がしていること
1.夜の運動会を開催
昼間に体を動かす量が足りていない猫は、夜中に走り回って運動会を開催するケースがあります。あまりの騒がしさに、目を覚ましてしまったことがあるという飼い主さんもいるのではないでしょうか。
元気があり余って大暴れする愛猫のせいでぐっすり眠れずに困っている飼い主さんは、できるだけ日中に愛猫に体を動かしてもらいたいですね。おもちゃを使って一緒に思い切り遊んだり、キャットタワーを登り降りして運動してもらったりすれば、愛猫も適度に疲れて夜はぐっすり眠れるようになるでしょう。
2.家を探検もしくはパトロールする
好奇心旺盛な猫は、お家の中を探検するのが大好きです。住んでいる家は猫にとって縄張りなので、「怪しい人物が侵入していないかな」「何も異変はないかな」とパトロールするのが日課になっている猫も多いですよね。
飼い主さんが寝ている間にもこっそり探検を楽しんだり、念入りにパトロールして自宅を警備したりしているかもしれませんよ。愛猫が自由に歩き回っても安全なように、飼い主さんは危険のない環境を整えてから眠ってくださいね。飼い主さんが見張っていないのをいいことに、ここぞとばかりにイタズラをする猫もいるので気をつけましょう。
3.飼い主さんの様子を見る、甘えようとする
すやすやと眠っている飼い主さんの様子を、実は夜な夜なじーっと見ているという猫もいるようです。大好きな飼い主さんの寝顔を見つめる猫の姿は想像するだけでも可愛らしいですが、なかには獲物を狙うかのような目つきで飼い主さんを見ている猫もいるとのこと(笑)
また夜中に甘えたい気分になって、寝ている飼い主さんに体をすりすり擦り付けたり、飼い主さんの体の上に乗っかってきたりする猫もいます。愛猫からの愛情を感じられて、なんだか幸せな気持ちになる安眠妨害ですね。
とはいえ飼い主さんが寝不足になるのはよくないので、愛猫にはできるだけ生活リズムを合わせてもらいたいところです。
夜中に飼い主さんを起こしてでも構ってもらおうとする愛猫の相手をしてあげると、「飼い主さんが寝ている時でも起こしていいんだ!」と思われてしまうので注意しましょう。寝ている時は構ってあげられないということを教えるためには、心苦しいかもしれませんが起こされてもスルーすることも必要です。
まとめ
今日のねこちゃんより:ココ♂ / 1歳 / サバトラ / 5kg
飼い主さんが寝る夜間に愛猫が運動会を開いたり探検をしたりと活発になるのは、野生時代からの猫の習性が理由なので仕方のないことです。猫に対して「もう遅い時間だから寝なさい」と言っても、なかなか大人しく眠ってくれることはないでしょう。一緒に暮らすうちに、少しずつ飼い主さんの生活リズムに馴染んでもらうことが大切です。
飼い主さんが寝ている間に愛猫がイタズラをしてしまうこともあるので、誤飲誤食のリスクがあるものを出しっぱなしにしたり、壊されると危険なものを猫の手が届くところに置いておいたりしないように注意しましょう。
なかなか愛猫が夜型生活から抜け出せない場合は、昼間に運動不足なせいで夜になっても眠たくならないのだと考えられます。飼い主さんが寝る時間までにしっかり遊んで体を動かしてもらって、夜は愛猫もぐっすり眠れるように工夫してみてくださいね!