道路で鳴くびしょ濡れの子猫を保護…老犬に起こった嬉しい変化とは？

最近では、外で暮らしていた猫を保護し、家族に迎える人も増えてきました。飼い主さんと保護猫、どのように出会って、どんなふうに共同生活を築き上げているのでしょうか？飼い主さんのリアルな声をお届けします！

2022年08月14日更新

執筆ライター

【みんなの保護猫物語〜あめちゃんのお話〜】

画像提供：@ochinekoame

あめちゃんと飼い主さんとの出会いは、突然やって来たそう。当時の状況について、飼い主さんは、「外出しようと玄関を出た時に鳴き声が聞こえて、近くを探すとびしょびしょのあめちゃんがいた」と、教えてくれました。

当時の状況について、飼い主さんは、「周囲に親兄弟は見当たらず、助ける以外の選択肢は思いつきませんでした」と、語っています。すぐに濡れたあめちゃんを家に連れて帰り、「温めるためお風呂に入れたり、子猫用ミルクをあげたり」と、冷えた体のケアをしたそう。

飼い主さんがお世話を終えると、「疲れたのかダンボールの中で、すぐに眠りについた」という、あめちゃん。どれだけの時間、ひとりぼっちでさまよっていたのかを想像すると、胸が痛みます。優しい飼い主さんと巡り合い、温かいケアを受けて、ようやく安心したのではないでしょうか。

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あめちゃんを保護した時、病気の愛犬がいたため、あめちゃんの里親を探していたという飼い主さん。ところが、愛犬に嬉しい変化が現れたそう。飼い主さんによると、「あめちゃんが家に来て以来、それまで食が細かった犬に競争本能のようなものが芽生えたのか、たくさんご飯を食べるようになった」のだとか。

さらに、「思っていた以上にふたりの相性が良く、寄り添っている姿も見るようになりました」と、愛犬とあめちゃんとの間に思いがけない絆が生まれたそうです。

そして、飼い主さん家族にとっても、「かけがえのない存在」になっていったあめちゃん。「離れることを考えるだけでとても辛く、あめちゃんに対する愛がとても深くなっていることに気づき、正式に家族としてお迎えすることになりました」と、あめちゃんをお家に迎えることにしたいきさつを教えてくれました。

ご家族の中で、あめちゃんの存在が、日増しに大きくなっていったことがうかがえますね。

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猫と一緒に暮らすのは初めてだったという飼い主さん。あめちゃんを迎えてから、「毎日が発見だらけ」なのだそう。

最近、発情期を迎えたあめちゃん。飼い主さんは、「見たことの無い姿に、少し戸惑いました」と明かしています。

また、避妊手術を受けた後、発熱が続いたというあめちゃん。飼い主さんによると、「1週間ほど、元気も食欲もない日」が続いたそうで、心配が絶えない毎日を過ごしたこともあるそう。

あめちゃんと飼い主さんが、ひとつひとつ、一緒に乗り越えながら過ごして来たことがわかります。

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あめちゃんのひととなりがわかるエピソードについて、こちらの記事「神話崩壊！初ちゅーるへの反応が斜め上なネッコにネット民騒然」でも、ご紹介させていただきました。

あめちゃんの性格については、「とてもやんちゃで、寂しがりや」と、話す飼い主さん。「よく家中を走り回ったりジャンプしたりして暴れています」と、活発な一面がある一方で、飼い主さんが「出かけたり、お風呂に行ったりして、姿が見えなくなる」と、探し回ることもあるそうです。

「帰ってくると、スリスリして喜んでくれる」という、あめちゃん。飼い主さんとラブラブな様子が伝わってきますね。

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あめちゃんは、「いつも笑顔をくれるお友達であり、娘のような存在です」と、答えてくれた飼い主さん。これからも、一緒に楽しい時間を過ごされることでしょう。

※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています

取材・文／サトウミジー

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