地域猫に救われた小さなの命
ご夫婦で保護猫活動をしている「にこねこ」さん。賑やかな「にこねこ保育園」に、またしても新入りの子猫さんがやって来ました!!土嚢袋に閉じ込められた子猫を発見したのはまさかの...
様々な偶然と、奇跡が重なって窒息を間逃れた「おこげちゃん」の物語を紹介いたします。
地域猫が気にしている袋の中に仔猫が!!
保護猫の中には、お外の生活が長すぎて人との暮らしに馴染めない猫達がいます。彼らを1代限りの命として育ててくださっているのが「地域猫ボランティア」です。
6月のある日、この活動が盛んなエリアで事件が起こりました。地域猫が小さな土嚢袋をずっと気にしているのです。クンクンとにおいを嗅ぎ続けているので耳を澄ませてみると…中から、微かに子猫の鳴き声が聞こえてくるではありませんか!!
慌てて紐を解き、袋を開けてみると、小さな小さな虎柄の子猫が入っていました。あと少し発見が遅ければ、窒息して命を落としていたでしょう。
ボランティアさんの活動時間だったことや、猫さんが気にかけてくれたことなど、あらゆる偶然が重なって窒息を間逃れたのでした。無事で良かったけれど、悲しそうな目をしています。
可愛いもぐもぐタイム♡
保護された子猫は「おこげちゃん」と名付けられました。まだ微かに残るキトンブルー。もう間もなく生後2ヶ月になろうかというような月齢です。
この月齢の子は自力で食事ができるものなのですが、なかなか食事にありつけない外猫さんは「ご飯」というものを知りません。
おこげちゃんも離乳食に無反応だったので、味を覚えるまでシリンジで食べさせます。すると、もぐもぐ♪よほどお腹が空いていたのか、あっという間に40gの離乳食を平らげました。
「にこママ」さんのお膝の上にちょこんと座って食べる姿が可愛いですね♡たくさん食べて、大きくなろうね。
袋の音が怖い!!でも…
それは「にこママ」さんがウエットティッシュを取り出そうとした時のことです。"ガサガサ"という袋の音に驚いて隠れてしまいました。おこげちゃんは袋の音が怖いようです。無理もありませんね。だって土嚢袋の中に閉じ込められたのですから…
でも、既におこげちゃんは気づいているのでしょう。「にこママ」さんも「にこパパ」さんも優しい人だと。保護された直後に比べて表情が明るくなっています。袋への恐怖心も、少しずつ克服できると良いですね。
楽しそうな姿に救われる
明らかに人の手が加わった形で放置されたおこげちゃん。人に対して良いイメージは持っていないはずです。それでも、おこげちゃんは勇気を出して人を信じてくれました。
「にこママ」さんと楽しそうに遊ぶ姿を見ると、救われます。
そして、早くもお友達ができそうな予感です。ボール遊び、楽しそうだね。おこげちゃんの未来が、明るく愛に満ちたものになりますように。そう願わずにはいられません。
まとめ
わざわざ封をされた土嚢袋に入れられて捨てられてしまったおこげちゃん。懸命なSOSにいち早く気がついたのは地域猫でした。
優しい猫さんに気づいてもらえて良かったね。そして、ボランティアさんが活動中で幸いでした。1つでもピースが合わなければ、おこげちゃんの命は繋がらなかったでしょう。
あれこれ想像するだけで心が痛みますが、保育園での様子を見ると心が救われます。「世の中はわるいひとばかりじゃない」おこげちゃんはもう知っています。
おこげちゃんのこれからの猫生が、楽しく誰からも愛されるものになることを願います。最後に園のお友達と「にこママ」さんと"3にん"で遊ぶ姿は微笑ましいですよ。よろしければ動画も合わせてご覧ください。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております
掲載者名:にこねこ「保護猫の保育園」
にこねこ【保護猫の保育園】
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