砂を食べて飢えを凌いだ兄妹猫
ご夫婦で保護猫活動をしている「にこねこ」さん。保健所行きになりかけていた子猫達を預かって病院に行ったところ、とんでもないものを食べて飢えを凌いでいたことが分かりました。
今回は、生きるために必死だった猫達の物語を紹介いたします。
保健所行きを免れた「じゃんけん兄妹」
紆余曲折あって「にこねこ保育園」にやって来た3匹の子猫。「にこねこ」さんに情報が届かなければ保健所行きになっているところでした。
猫風邪が酷く弱った黒猫は「ぐーちゃん」、唯一のキジトラ猫は「ちょきちゃん」、元気そうな黒猫は「ぱーちゃん」と名付けられました。今回はじゃんけん兄妹です。
食欲旺盛な猫達
保育園でご飯を食べながら、午後の診察時間を待ちます。重症のぐーちゃんも、幸い食欲はありました。
ぱーちゃんに至っては怒りながら食べています。シリンジを噛み砕きそうな勢いです。さらに手当り次第何でも口に入れようとします。「にこママ」さんの手袋もガブリ!どれほど過酷な環境にいたのか…。想像すると悲しくなりますね。
砂を食べて飢えを凌いでいた
診察の結果、衝撃の事実が告げられました。それは「砂や砂利を食べて飢えを凌いでいた」ということ。とにかく何でも食べて飢えを凌いでいたのです。
衰弱が激しいぐーちゃんは入院となり、他の猫達は診察を受けて帰宅することになりました。それにしても、ちょきちゃんのこの表情(笑)可愛すぎますね。よく頑張りました。
「あいこでしょ」
無事に通院を終えて帰宅しようとした時、1本の電話が入りました。「他にも兄妹がいます」と。そう、じゃんけん兄妹にはあと1匹兄妹がいたのです。
「ぐー、ちょき、ぱーと来たらあいこでしょ」ということで、急遽あいこちゃんも入園することになりました。ちょきちゃんと同じキジトラです。
何はともあれ、兄妹が再会できて良かったですね。「にこねこ保育園」が更に賑やかになりそうな予感がします。
まとめ
過酷な環境を生き延び、優しい人々によって救われたじゃんけん兄妹。最終的にはあいこちゃんも加わり、兄妹が揃いました。ぐーちゃんも早く元気になりますように。
これからは美味しいご飯を食べて、安心して過ごせるね。怒りん坊のぱーちゃんが人馴れする日が楽しみですね。
じゃんけん兄妹のエピソードは動画でもご覧いただけます。「にこママ」さんとぱーちゃんのやり取りがとっても可愛らしいですよ。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております
掲載者名:にこねこ「保護猫の保育園」
にこねこ【保護猫の保育園】
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