傷を負って排水管を彷徨う子猫…ずっとのお家でゴロスリ猫に♡

傷を負って排水管を彷徨う子猫…ずっとのお家でゴロスリ猫に♡

夫婦で保護猫活動をしている「にこねこ」さん。今回は、地元のボランティアさんが流血しながら保護した子猫の成長記を紹介いたします。

野良猫から家猫へ〜にんにん成長記〜

地元のボランティアさんと協力しながら保護猫活動をしている「にこねこ」さんご夫婦。保護した猫達が暮らす「にこねこ保育園」に、人が怖くてすぐに威嚇してしまう子猫がやって来ました。

無事に保育園に馴染むことはできるのでしょうか?今回は、にんにんちゃんの成長記を紹介いたします。

流血しながら保護された子猫

寒さが厳しい1月のこと。地元のボランティアさん達によって、排水管の中を彷徨っていたキジトラの子猫が保護されました。

今回のレスキューはハードで、4日間かけてようやく救い出すことができました。しかも、捕獲してくださったボランティアさんの手は傷だらけ。

子猫が暴れてしまい、噛まれてしまったのです。相当痛かったはずですが、キャリーケースに入れるまで絶対に手を離しませんでした。

「今ここで手を離したらこの子は助からない」そう思ったそうです。人に対する恐怖心が強い猫を保護するのは命懸けといっても過言ではありません。体を張ってくださったおかげで、子猫の命を繋ぎ止めることができました。

忍者のような「にんにんちゃん」

排水管の中を逃げたり隠れたり。まるで忍者のような行動を取っていたので「にんにんちゃん」と名付けられました。

にんにんちゃんは推定3ヶ月の女の子。やや長毛なので大きく見えますが、実際には痩せています。

保護現場、動物病院を経て保育園にやって来ました。かなり警戒した様子ですが、ご飯は美味しそうに食べてくれています。

近づくだけで威嚇!

とにかく人が怖いにんにんちゃん。少し近づいただけで「シャー」と威嚇します。小さな体で必死に身を守ろうとしているのです。

においを覚えてもらおうと、指を近づけて挨拶してみますが…鼻をつけてくれることはありませんでした。厳しい環境の中で、すっかり野良根性が染み付いてしまったようです。

ケージ越しに少しずつ…

人の手の距離が近いと怯えてしまうにんにんちゃん。ケージ越しだとどうでしょう。この方法ならば上手く行きそうです!

こうして希望の光が見え始めた頃、人よりも猫と仲良くなってくれました。同室の保護猫さんです。

抱っこができるまでに成長!!

しばらくケージ越しの触れ合いを続けた結果、抱っこができるほどに成長。表情も穏やかになりましたね。恐怖心から荒々しい態度をとっていただけで、本当は優しい子なのです。

さらにフロアに出ておもちゃで遊べるようにもなりました。野良猫から家猫に大変身です。保育園でいっぱい遊んで、楽しく過ごそうね!頑張って心を開いてくれたにんにんちゃんに拍手です。

まとめ

人の手で捨てられてしまった猫は、人を恐れるようになってしまいます。にんにんちゃんも例外ではなく、人が怖くて仕方ありませんでした。

恐怖を克服してもらうためには、根気強く「怖くないよ」と訴えかけるしかありません。にんにんちゃんの場合は、ケージ越しの触れ合いが鍵となりました。

ちょっぴり気性の荒い野良猫さんから、甘えっ子の家猫さんへ。見事な変身っぷりです。勇気を出して頑張ったにんにんちゃんの今後の猫生が、どうか幸せなものになりますように。そう願わずにはいられません。

にんにんちゃんの壮絶な保護エピソードや、成長していく様子は動画でもご覧いただけます。

  • 傷を負ったにんにんちゃんを緊急保護
  • 甘えっ子に成長したにんにんちゃん

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております
掲載者名:にこねこ「保護猫の保育園」

にこねこ【保護猫の保育園】

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