TNR活動から逃れた猫……数日後に自ら歩み寄った理由とは?

TNR活動から逃れた猫……数日後に自ら歩み寄った理由とは?

TNRで2021年3月からずっと捕まらなかった猫が、その10ヵ月後、あっさり素手で捕まりました。それには驚くべき理由がありました。

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捕まった理由

TNR活動

私達は市内の某地区で2021年2月からTNR活動を続けています。

TNRとは、Trap(トラップ)Neuter(ニューター)Return(リターン)を略した言葉です。捕獲機などで外猫を捕獲し、避妊・去勢手術を施し元居た場所に戻し、地域猫としてそれ以上繁殖せずに増やさないようにして1代限りの猫生を送ってもらう活動です。

一歩手前で

2021年3月1日、路地に仕掛けた捕獲機に親子が近付きました。

2匹共一旦檻に入ったのですが、子猫の方が奥に入り母猫が入りかけたところで蓋が閉まってしまいました。驚いた母猫はものすごい勢いでまだちゃんと閉まっていなかった蓋を押し上げ逃げて行きました。

捕まらない

その後、逃げた母猫は捕獲機に一切近寄らなくなりました。それどころか、TNR活動の日は事前に不穏な空気を察して姿を隠すようになったのです。頭がとても良かったのです。

出産

その地区で私達は約40頭の成猫たちを避妊去勢してきました。子猫達はできる限り保護して里親探しをしてきました。

でも、繰り返される出産。捕獲機に絶対に入らない母猫もその後妊娠、出産を繰り返しました。

出産してもすべてが無事育つとは限りません。先日も、写真の白い子猫が寒さのために亡くなってしまいました。お外生活は過酷なのです。

なぜか捕まった

あんなに捕まらなかった母猫が、12月18日TNRの朝、餌やりさんの元へやってきてジッとしていたので、抱っこしてキャリーケースに入れることができました。

餌やりさんが素手で捕まえられるくらい嘘のように大人しかったそうです。それは3月1日に捕獲機に入るも逃げて行った三毛猫のメスでした。

避妊

私達は、その猫を動物病院に連れて行き、避妊しました。そして驚くべきことが判りました。

その三毛猫の子宮はまるで風船を膨らませたような状態になっていたのです。子宮水腫でした。偶然TNRで避妊したことでそれが発覚しました。子宮を摘出したわけですから、それで問題はなくなりました。

最後に

TNR活動を根気よく同じ場所で続けていて本当に良かったと思いました。

三毛猫さんが自ら体調の変化を感じ、餌やりさんに助けを求めてきたのかもしれません。TNRの日をちゃんと察している子でした。その日の朝に捕まったわけですから、それは十分に考えられます。

外猫さんの体調は外見だけではわかりません。TNRをすることで繁殖を防ぐだけではなく、子宮や睾丸の将来的な病気を予防することにもつながります。

いろんな意味でTNR活動は外猫さん達にとっても、プラスになっていると今回実感しました。

日本中でこの活動がだんだん盛んになってきました。過酷なお外生活の猫さん達をこれ以上増やさないために、守るためにTNR活動はとても大事ですね。

※こちらの記事は動画や画像の撮影・制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 掲載団体名:ディ・アンク

ディ・アンク

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