交通事故死した子猫が起こした奇跡の出会い

交通事故死した子猫が起こした奇跡の出会い

母子が偶然、車に跳ねられた子猫の事故を目撃しました。その命は助けられなかったのですが、その出来事で救われた命がありました。

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奇跡の出会い

目撃

ある母子が不運な状況に遭遇しました。

助手席に乗っていた娘さんが、子猫が車にはねられたのを偶然目撃してしまいました。それを伝えられた母親は迷わず車をUターンさせ、その場所に戻りました。

そして車を停め、道路に横たわっていた子猫を拾い上げましたが、時すでに遅し。子猫は息絶えていました。

「まだ、身体が温かかったのですよ。持ち上げたら、もう道路には戻せなかったです。置いては帰れないと思い、家に連れて帰りました。」と当時のことを母親は語りました。

その後、せめて名前をと『チャコ』ちゃんと付け弔ったそうです。

電話

センター(保健所)のボランティアをしている私に1本の電話がかかってきました。

「センターに収容されている茶白の子猫さん、私が預かりになれば助けられますか?」

その時に、チャコちゃんの事故の話を聞きました。

「その子の双子の姉(妹)と思われるそっくりな子猫が、センター収容の子猫が保護されたのと同じ場所で交通事故に遭い亡くなりました。その子は手遅れで助けられなかったのですが、センターにいる子猫さんは助けられると思ってご連絡させていただきました。」

それでセンター収容の茶白子猫さんを一緒に助けることになりました。

預かり

センター収容の子猫さんは、まだ迷い猫として飼い主さんがいないか確認するための告示期限内でしたが、あまり良い状態ではなかったこともあり、とりあえず引き出して動物病院に連れて行き必要な治療を行いながらこちらで預かり保護をするという形になりました。

センターから引き出して病院に連れて行き、そして電話されてきた方のお家に処方された薬と一緒に連れて行きました。フードやトイレなどは預かりさんが用意するから大丈夫とのことでした。

活動が繋いだご縁

その方は私の活動をSNSでずっと見てて、いつか預かり協力をしたいと考えていたそうです。

でも今は先住のフェレットさんが高齢になり介護が必要になるかもしれないため、それが落ち着いてからと考えていたそうです。

「しかし、交通事故に遭った子猫と同じ場所でしかもそっくりな子猫がセンターに収容されたと知り、双子の兄弟に間違いないと思いました。そう思ったら居ても立っても居られなかったです。それでお電話させていただきました。里親になることはまだ決断できないのですが、預かりだけでもできればいいなと。」

預かりさんに名前を付けて頂きました。
『チャコ』ちゃんにちなんで『チャロ』君となりました。

里親探し

数日後、飼い主さんが名乗り出てくることもなくセンターの告示期限が終了したため、チャロ君は私の団体の保護っ子として治療をしながら里親探しを始めることにしました。

心境の変化

その後、預かりさんの気持ちに変化がありました。

ラインでその心境が届きました。

「ブログでチャロを見つけて、とにかく助けたい、命を繋ぎたいと思いそのお手伝いをしようと名乗り出ました。戸惑いながらも隔離生活にも少し慣れました。この2,3日、大きくなったチャロを撫でながらチャコを思い出し、あの時チャコに息があったなら、私は病院へ連れて行き手術が必要なら受けさせ、障害が残ろうと先住猫がいようと我が家の猫として育てていただろうなと。そんなことを考えると、できることならチャロを最後まで育てられたらと思うようになりました。私が里親になることは可能でしょうか?」

里親決定

もちろん、断る理由などどこにもありません。私の定めた里親としての年齢制限などの基準にもすべて当てはまる、申し分がない環境でした。

何よりも誰よりもチャロ君のことを愛してくれるであろう人。最高ではないですか!こんな素晴らしいご縁を頂き、チャロ君はなんて幸運なんでしょう!

チャロ君の姉(妹)の事故死をこのご家族が遭遇していなければ、この出会いはなかったことでしょう。

これまで私が支払っていたチャロ君の医療費も、結果、里親様が支払われる形となりお気持として頂きました。

最後に

猫を車ではねてしまってもまだ息があるかもしれないのに、車を停めて確認することもなく去っていく人もいます。

道路で猫が轢かれていても誰も停まらず気にかけることもなく、更に轢いてしまう人もいます。また保護して動物病院に連れて行っても、そのまま置き去りにされる方もいます。

それをされるとたいていの場合が、センターに通報されてセンターに収容され、負傷猫は殺処分になります。(センターによって対応が違うかもしれません)

いろんな方がいますが、本来はこの里親様のように、道路で横たわっている猫がいたら車を停めてまだ生きていないか確認して、息があるようであれば動物病院に連れて行って欲しいし、息絶えていたらせめて道路の脇に寄せてから、道路公団などに通報してほしいです。

できることなら、この里親様がしたように火葬に連れて行っていただければと願います。

今回のチャロ君と里親様の出会いはまさに奇跡的でした。きっと天国に逝った双子の姉(妹)が運んでくれたご縁だったのではないでしょうか。

※この記事は、チャロ君の里親様に許可を頂いて書いています。

※こちらの記事は動画や画像の撮影・制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 掲載団体名:ディ・アンク

ディ・アンク

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