猫風邪で目が閉じた猫…殺処分寸前でつかんだ奇跡とは?

猫風邪で目が閉じた猫…殺処分寸前でつかんだ奇跡とは?

筆者がボランティアをしているセンターに収容された子猫。猫風邪が悪化し弱り切っていてる様子。追い討ちをかけるように、センターでの収容期限を迎えたため、このままでは小さな命が消えてしまうことに。緊迫した状況の中で、救いの手が希望を繋いでいきます。

結膜炎の子猫

収容

私がボランティアをしているセンターに子猫が収容されました。その子猫は猫風邪からの結膜炎で目が開かない状態でした。

相談

子猫の告示期限が切れ、センターから相談されました。理由があって譲渡対象から外れた場合、殺処分になります。センターからボランティアに相談された場合は、引き出さないとその命には未来はありません。それで引き出して治療をすることにしました。

治療

動物病院に何度か通い、猫風邪の治療を続けました。子猫は預かりさんのおうちで治療をしながら、里親が決まるまで過ごすことになりました。

預かりさんが『グミ』と名付けてくれました。生後2ヶ月前の女の子でした。

里親探し

猫風邪が完治したのを確認して、里親探しを始めました。とっても目が大きい可愛い女の子でした。

里親希望

昨年9月にセンターに収容されて、10月にレスキューして、12月に里親希望者が現れました。こちらは山口県ですが、なんと里親希望者は島根県のご家族でした。

数時間かけてご家族で会いに来てくれました。とっても優しいご家族でグミを気に入っていただき、トライアルされることになりました。里親審査、飼育環境チェックなど事前に済ませてからのお見合いでした。

里親決定

その後、グミは里親決定となり、島根県で暮らすことになりました!

最後に

誰かがセンターに連れて行った猫かぜ結膜炎の子猫は、そのまま野良猫として過ごしていたら多分、目が潰れていたことでしょう。あるいはもう生きていなかったかもしれません。

ボランティアがレスキューしていなければ、もしかしたら殺処分になっていたかもしれません。

二度も命が救われた子猫は、山口県から島根県へと移動し、家族の一員として現在幸せに暮らしています。この子はとても強運の持ち主だったと思います。

最後の写真は、グミがセンターに収容されていた時の自分の姿を見つめている光景です。

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 掲載団体名:ディ・アンク

ディ・アンク

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