TNRから知り合ったルビコちゃん
餌やりしつつ見守っていた
それは2014年のこと。大阪の保護猫シェルターhibinecoさんは自宅周辺にいる野良猫たちのTNRに奮闘されていました。
TNRとは猫を捕まえ、不妊手術をして元いた場所に戻すという活動です。不幸な子猫が増えないように行います。
そんな猫たちの中に、ムギワラ柄のルビコちゃんがいました。hibinecoさんの飼い犬とも仲良し♡餌やりをしつつ、外で暮らすルビコちゃんを見守っていました。
ご飯を食べに来なくなったルビコちゃん
そんな日々を送っていたある日、ルビコちゃんは突然ご飯を食べに来なくなってしまったのです。心配になったhibinecoさんは周辺を探し回ります。
そして見つけました。人が入れないような狭い場所に辛そうにうずくまるルビコちゃんを。
様子がおかしい…
反応なし
じっと横たわるルビコちゃんは明らかに様子がおかしく、いくら呼びかけても反応しません。ずっとぐったりとしたままです。
hibinecoさんはどうにかルビコちゃんの近くまで行かれないかを模索しますが、あまりに狭い場所故にそれは叶いませんでした。
見える場所にいてくれた幸い
ただ、ルビコちゃんに近づくことはできませんでしたが、見える場所にいてくれることが幸いでした。毎日ご飯を投げ込んで、少しずつ食べさせることができたのです。
少しずつ食べ元気を取り戻す
最初2~3日は食欲がありませんでした。でもちょっとずつ食べ物を口にするようになったルビコちゃんは、元気を取り戻していきました。食べ物のありがたさを感じる瞬間です。
動けなくなってから1週間ほどして、少し移動ができるように。どうにかしてhibinecoさんの近くに行こうとする様子が見られます。
ようやくの保護
洗濯ネットにて捕獲
そこから更に1週間ほどして、後ろ足を引きずりながらですがいつものご飯場所にやってきたのです。
ルビコちゃんはとっても警戒心が強く、TNRをする際に捕獲器にも入らなかった猫です。ですから保護するのに素手で捕まえようとhibinecoさんは思っていました。
ただいくら慣れた野良猫でも、捕まえられるとなると牙を剥く可能性があります。もし感染症にかかったら、最悪の場合命に関わることもあるくらいです。
そんなことが頭をよぎり、ドキドキしながら洗濯ネットを被せます。かなりの抵抗があると思いきや、されるがままのルビコちゃん。見事捕獲成功です!
しっぽの一部ハゲ
家に帰り、一旦ルビコちゃんを洗面所に隔離します。ケガがないかを確認すると、しっぽの一部分がハゲてしまっていました。
骨盤骨折
命の危険があった
翌日に動物病院へ連れて行きます。ルビコちゃんは交通事故に遭ってしまっていたようでした。その為、骨盤が骨折してしまっていたのです。
レントゲンを見ると本来ならくっついていなければいけない部分が折れ、中の方に入り込んでしまっています。一歩間違えれば折れた骨が腸を突き破り、命が危ないところでした。幸いにも腸に損傷はありません。
恐るべき回復力
ルビコちゃんが動けなくてじっとしていた期間に折れた骨の周りが筋肉で固められ、そのまま固定されたよう。筋肉のギプスができていたのです。
保護当時に引きずっていた足も治り、すぐ普通に歩けるようになりました。野生動物、特に猫は持ち前のゴロゴロ音でケガの治りが早いと言いますが、本当なのですね。驚異的です。
家猫になったルビコちゃん
すぐに馴染む
ルビコちゃんはそのまま、hibinecoさん家の子になりました。外にいる時の印象から野良気質が強いと感じていたので、馴染めるかが心配だったそう。
でもそれは杞憂でした。すぐに馴染んだルビコちゃんは、数日で一緒に眠るようになったのです。リラックスする様子がとても可愛らしい!
外で辛い日々を過ごしてきたから、身を委ねてくれたのかもしれないと語るhibinecoさん。捕獲された時の大人しさを考えると、真実味があります。
兄妹猫とも同居
ルビコちゃんを保護するちょっと前、お兄さんのエイヒくんもお尻に大ケガをしてしまったためにhibinecoさん宅にて保護されていました。兄妹猫がいてホッとした部分もあるのかもしれません。
実はお母さんだったルビコちゃん
3匹の子供たち
実はルビコちゃんはTNR前に一回だけ出産したことがあるお母さんでした。その時に生まれた子猫たちもhibinecoさん宅で暮らしているのです。もう立派な成猫ですが。
アメ、トミクン、ニケの3匹です。実はこの猫たちを保護してから「もうこれ以上保護するのは難しい!」と思い至り、譲渡を始めるきっかけになったそうです。

トミクンの事情
トミクンははじめ、ご近所の方が飼っていました。ですが生後半年後くらいに外に出されてしまったのです。その家の前で激しく鳴き叫ぶトミクン。
たまたまその場面を見かけたhibinecoさんが近所の方に断り、家の子にしたのです。本当に良かったですね!
まとめ
動けないほどの大ケガを負ってしまったルビコちゃんは幸いにもhibinecoさんによって家族とも一緒に暮らす幸せを手に入れました。今日もみんなで和気藹々、楽しく穏やかに過ごしていることでしょう。
でも全ての猫がルビコちゃんのような幸せを手にしているわけではありません。今日も空腹と危険に耐えながら、生きている猫がいるのです。
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※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:hibineco/保護猫シェルター
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