勘違い
勘違い
病気や怪我などで弱っている猫を見つけたら、あなたはどうしますか?
放っておけないと、動物病院に連れて行って治療してくれる人はごくわずかです。地元の動物愛護(管理)センター=保健所に通報する人が殆どです。
助けたい
センターに通報する理由は、「そのまま放置できないから」「見過ごせないから」「助けてほしいから」。
自分ではどうしようもないから、センターに助けを求めて電話されるみたいですが…
理由
センターはもちろん、そういう通報があれば、猫を回収してくれます。
その理由は『そのままにしておくとその場で猫が死んでしまい、衛生上問題が発生する』と判断するから。
でも、それはあくまでも衛生上の問題が発生するからであり、決して猫を助けるためではありません。
駆除
センターが弱っている猫を回収したら、そのほとんどが殺処分になります。
つまり弱っている猫を発見して何とかしたい、助けたいとセンターに通用することは『駆除』することになるのです。
このことをご存知の方が殆どいらっしゃらないのが現実です。
もしかしたら、センターが助けてくれると思い込んでいませんか?センターは、負傷猫を治療して助けてくれる場所ではありません。負傷猫が路上で死んでしまったら衛生上様々な問題が発生してしまうので、回収して処分するのが目的です。
センターに「弱っている猫がいるので助けてください!」と電話したとします。センターは「はいわかりました。」と答えると思います。それで「助けてくれる」と勘違いされてしまうと思うのですが、実際は通報することでその猫は処分されるのが通常です。
つまり「センターに通報=駆除を依頼する」ということになります。
助けるとは
もしも路上で人間が弱っていたら、どうしますか?
救急車を呼んで助けてもらいますよね?救急車でその人間は、病院に運ばれ検査して治療してもらえますよね?
でも犬猫の場合は、なぜかほとんどの人たちが保健所であるセンターに電話します。
助けたいのであれば発見者が救急車になって動物病院に運んで治療してもらうことが一番いいのですが、「元気になってから保護できない」「治療費が負担できない」などの理由から、センターに通報して路上から連れて行ってもらうという公式ができあがってしまいます。
それは駆除になる、それを覚えておいてください。
センター
センターは皆さんの税金で運営されている行政機関、つまり保健所です。そこは弱った犬猫達を回収して治療する場所ではありません。
治療する予算があるセンターが全国でいったいどれだけあるでしょうか?動物病院のようなレントゲンやエコー、手術室などが備わっているセンターが果たして日本にあるのでしょうか?
最後に
この問題は、まず知ることから始めないといけないと感じました。
動物愛護(管理)センターが、犬猫達の治療目的で存在しているわけではないということをまず知っていただければ、そこに弱った犬猫達が収容されるとどうなるのか、自ずとわかるのではないでしょうか?
ではどうすればいいのか?は個人の見解なので敢えて触れないでおきます。
※写真や動画の負傷猫達は、処分対象となったため、すべてレスキューしました。
※こちらの記事は動画や画像の撮影・制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
掲載団体名:ディ・アンク
ディ・アンク
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