イテッ!夜間の高速道路で子猫を保護、ちょっと気がゆるんだところで…

イテッ!夜間の高速道路で子猫を保護、ちょっと気がゆるんだところで…

夜間の高速道路上で子猫の救出活動。危険をともなう活動の末、子猫も人も無事に無傷で活動完了、のはずが…。どんなに小さくても、必死に抵抗する動物の保護活動では、最後まで気を抜いてはいけません。

危険な保護活動

通報・発見

ある女性が夜間に高速道路を走行中、子猫を発見。停車して探すと、パニックの子猫は車の下に逃げ込んでしまいました。女性は、保護団体HOPE FOR PAWS に援助を求めました。

うわあ、きっと壁際で動けなくなっていたのでしょうね、かわいそうに…。

それにしてもこの暗い中、小さな子猫をよく見つけましたね。それに、これは子猫も人も危険な状況ですよ。高速道路といえば、以前に

【超絶危険】高速道路になぜ?走行車線の子猫をレスキュー!

という記事もありましたが、その時は昼間。

今回の夜間の救出もまた、難しそうです。

車の下をのぞきこんでも、子猫の姿は見えません。

エンジンルームにでも隠れているのかな?

驚かすと、車道にとび出すかもしれません。子猫を探すかたわら、協力して車のまわりをプラスチックフェンスで囲いました。

懐中電灯で探していた保護団体のリーダーが、「いた、いた。」と言いますが、カメラはなかなかその姿をとらえることができません。

管の中などに使う、ケーブルがついた小型カメラをのばし、視線の先のスクリーン上で再確認します。コロナ対策のマスク姿で、頑張ってます!

スクリーンで子猫の隠れ場所が特定できました。車の部品の間の狭い空間から、子猫をどうやって、安全に外に出せるでしょう?

手袋をした指先は子猫のお尻に触れますが、つかむことは難しそうです。

カメラが地面に落ちてしまったり、困難が続きます。何とか手を突っ込んで、尻尾をとらえました!抵抗する子猫を少しずつ引っ張り出し…

出た~!

みんなホッとして、猫をつかんでいるリーダーは、子猫を胸に抱きしめました。

しかし!次の瞬間…!

子猫が「ミャウ!」と声を上げると、リーダーは「ウワァ!」と叫びます!

そしてリーダーは子猫を脇へ投げるような仕草…暗くてよく見えません。

撮影者も焦って、画面が乱れます。

安堵(あんど)から、手元の子猫への注意が散漫になったほんの一瞬、子猫はリーダーの手をガブッと咬んだのです。
子猫はどこへ?

よかった…用意してあったケージに放り込んだのでした。

この人たちは、咬まれても、爪を立てられても、子猫を道路に投げ出すことはないのでしょうね。

「イテ~。咬まれずにつかまえたのに、最後にやられちゃったよ!」と言って笑っています。ご注意あれ!

ここで少し、後日の別の黒子猫の保護の様子が挿入されています。

今日の経験から、「早くケージに入れて!」とうながしています。

こちらの黒子猫の保護の様子も、後日、ねこちゃんホンポでご紹介します!

ケア

そして病院へ。

しきりにシャー!シャー!と威嚇するのは、恐怖心から。ブシャッ!と手も出ました。元気でよろしい。

でもこんなされちゃって…。

そして餌付け…。

すると、こう…。

わかりやすい!

それから

「ベルフラワー」と名付けられた子猫は、一時預かり施設で里親さんを待ちます。

人を信用してくれたかわいらしいこのモフモフちゃんには、固く暗く危険な高速道路ではなく、愛情いっぱいの家庭が待っていることでしょう!

咬みついたり猫パンチしたり、勇ましく頑張った子猫が、デロンデロンになっちゃう動画をご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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