子猫が求めていたぬくもり
多くの猫が目の感染症に
「私は動物愛護団体The Human Society of the United States (米国動物愛護協会)のレスキューチームで働くジェン。この子は、きのう救出したタイニー・ティナ(タイニー=ちっちゃな)」
ねこちゃんホンポで先日ご紹介した大規模な救出から、この黒子猫のお話を聞きます。
住宅の中は空気がよどみ雑然とした状態で、HSUSはネグレクトされていた200匹近くの猫と犬を救出しました。
「多くの猫たちは、感染症で目がベタベタだったり、カチカチにかたまっていたりしました」
「ケージを開けると、この子は私の腕に跳び込んできたんです!」
タイニー・ティナはそう話すジェンによじ登ります。生命力が強い子です!
これが、前日、実際にタイニー・ティナをケージから取り出した様子です。
ジェンはマスクや手袋をして、この家の中の汚染から身を守っています。
「レスキューされた猫は心に傷を負っていて、何かしら問題行動があるのでは、とよく聞きます。でも、この子たちは実際、人を信頼して好きになると、すぐに元気になるんです。それが素晴らしいと思います」
と話している間にも、タイニー・ティナはもっとジェンに触れたくて、頬っぺたに小さな手を伸ばします。ジェンはもう、笑ってしまいますね。
「健康を取り戻して、早く大事にしてくれる里親さんと巡り合ってくれるといいなと思います」
最後に
多くの猫たちを救出すると、1匹1匹の顔が見えにくくなりますが、実際はその1匹ずつが全部、色々な個性を持っていて、そしてみんな苦痛を強いられていたのです。
タイニー・ティナも、周りにいた子猫たちも、その他の全部の猫そして犬たちも、どうか元気に回復して、新たな暮らしを手にいれてと願います。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States