感染症がまん延する汚染部屋
救出
米国テキサス州の家屋から、猫、犬あわせて200匹近くがネグレクトの状態から救出されました。
動物愛護団体Humane Society of the U.S. (HSUS) がその任務に当たりました。
消防隊も出動しています。この状態ではガスの管理などもずさんでしょう。安全第一で作業をします。
室内の淀んだ空気に、活動中のスタッフはマスクなどで防御しますが、目の粘膜も反応して涙が出るのです。
ここは住宅街の中の家。その中がこのような状態だったとは、異臭騒ぎはなかったでしょうか。
経済的な負担も大きかったでしょう。なぜ、ここまで虐待を進めてまで、猫や犬を集めたのでしょうか?
防止のためにも、これを引き起こしてしまう精神状態が知りたいですね。
成猫も子猫も、多くが目に感染症を発症しています。早く治療できれば回復しますが、手遅れになると、眼球摘出になってしまうのですよね…。
この子も。
キトゥン・ブルーの瞳の子猫。ここに閉じ込められていたら、このきれいな瞳もつぶれていたでしょう。
ところで、この子が何に入っているか、わかりますか?答えはこの後のスクリーンショットで。
次々に子猫と産ませていたのでしょう。
売れるとも思えません。なぜ?
ここから、連れ出して。
猫よ、何を思う。
先ほどの答え。
水槽です。
それから
救出された猫たち、そして犬たちは、病院に急行します。多くが感染症を患い、またケガを放置されています。
里親さん探しを始めるまでには、膨大な労力と時間がかかりそう。それでも、HSUSはあきらめずに前進しているのですね。
スタッフは、きっと泣くことも多いでしょう。でも動画の中で、猫たちを前に笑顔が出ていることが救いです。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States