猫を保護する時の心得
素手で触らない
お外にいる子猫、成猫は、何を持っているかわかりませんので保護する時は素手で触らないようにしましょう。
馴れていて手で摑まえられる場合でも、使い捨ての手袋をするか、あるいはタオルなどでくるんで捕まえましょう。
万が一、真菌などの感染症があった場合、人にもうつる場合があります。
安全確保
保護しても、車の音などでパニックになったらものすごい力で逃げようとします。
道路などに飛び出さないように、保護した猫は大き目の網の洗濯ネットに入れてから、キャリーケースにすぐに入れましょう。
動物病院
保護した猫にはノミダニや耳ダニ、真菌などがいる可能性があります。
動物病院に連れて行って、ノミダニ駆除や真菌のチェックなど一通り検査してもらいましょう。
ウィルス検査
保護してすぐに猫エイズ、白血病の検査をしてもらう人がいますが、猫エイズは潜伏期間が2か月、猫の白血病は潜伏期間が1か月ありますので、他の猫との接触をさせないで隔離して2か月経過してからウィルス検査をする方が確実です。
先住猫との隔離
ウィルス検査のこともありますし、他にも感染症、寄生虫などいろいろお外にいた猫は持っている可能性があるので、先住猫さんとは隔離を2カ月はしてください。
幼猫、子猫の食事
幼猫や子猫に成猫用のおやつや流動食、ご飯を上げないように注意しましょう。
幼猫や子猫は胃腸が未発達のため、成猫用の食べ物をあげてしまうと、消化不良を起こして下痢する可能性があります。下痢をすると、低血糖などを起こして下手をすると死ぬ場合もあるので、与えるフード類はあくまでも幼猫用、子猫用、適齢を確認されてください。
駆虫
保護した猫は、お腹の中の寄生虫を駆除するために駆虫剤を飲ませる必要があります。子猫の場合は、体重が500g以上になってからそれを動物病院にて処方してもらい飲ませます。
飲ませた後の便には生きたままの寄生虫が出てくる可能性があるので、すぐに処理しましょう。
避妊・去勢
保護した猫は、避妊・去勢をしましょう。
繁殖しないようにするためだけではなく、将来の病気、子宮蓄膿症や睾丸腫瘍、悪性の乳がんなどを防ぐためにも、子猫なら生後半年で、成猫もなるべく早く避妊・去勢しておきましょう。
最後に
自分の猫にしない場合は、保護してきちんと医療を施し、チラシやSNSなどで里親探しをして猫さんが終生安心して暮らせる環境を見つけてあげてください。
ディ・アンク
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