かわいくないから殺処分?
子猫
特別支援学校で教師をしているロリーさんは、生徒の家を出て帰ろうとした時、玄関先で汚れた子猫を見つけました。
後追い
子猫は車に乗ろうとするロリーさんの後をついてきました。ロリーさんなら助けてくれると、わかっていたのかもしれません。
ロリーさんは、子猫を拾い上げ車に乗せて家に連れて帰りました。そして、子猫の汚れた体を綺麗にしてあげました。
そして子猫に「ウィロー」と名付けました。
病院
ロリーさんは、ノミだらけのウィローを動物病院に連れて行き、健康チェックをしてもらいました。
ウィローはノミだけでなく猫風邪もひいており、さらにお腹の中には寄生虫もいました。
異常
彼女の顔は、典型的な猫とは少し違って見えました。
猫にダウン症候群はありませんが、ウィローにはダウン症候群のような染色体の異常があると獣医師は言いました。
理由
「獣医さんは、ウィローはかわいくないのでシェルターに連れて行ったら殺処分されると言いました。それで私の子にすることにしたんです。」とロリーさん。
そしてロリーさんは、ウィローの変わった外見に魅了されていきました。
成長
ロリーさんの愛とケア、そして必要なお薬と治療のおかげで、ウィローは病気を抱えた子猫から幸せな猫に成長しました。
幸せ
ウィローは現在ロリーさんと、ウィローの親友でもあるボクサー犬「エラ」と、仲睦まじく幸せに暮らしています。
「彼らは食べるときも遊ぶときも寝るときも、常に一緒にいます」とロリーさん。
最後に
普通ではない風貌だから、問題を抱えているから、かわいくないからと殺処分が実際に決まってしまうのは事実です。
でもウィローの場合、彼女自身が抱えていた普通ではない風貌がきっかけとなり、最高の幸せを掴んだと言えます。
それは彼女の最高の個性であり、魅力だったのではないでしょうか?
※この記事に掲載している画像やインスタグラム投稿は、ウィローの飼い主であるロリーさんに許可を得ています。
人気者
ウィローは、インスタグラムのアカントを持っています。とっても人気者で167,000人ものフォロワーがいます!ぜひのぞいてみてくださいね♪