通気パイプの底に落ちた子猫を屋根から救助せよ!好奇心には要注意

通気パイプの底に落ちた子猫を屋根から救助せよ!好奇心には要注意

子猫が換気口の中へ落ちているとの通報で、保護にかけつけます。開口部をこじ開け、小型カメラを下ろして子猫の様子を確認…以前に解決した同様のケースがよみがえります。

換気口の底に落ちた子猫

通報・発見

屋根から換気口の中へ落ちた子猫が2日間鳴き続けていると、保護団体 HOPE FOR PAWS に連絡が入りました。

屋根の上の筒の開口部を許可を得てこじ開け、小型カメラを下ろしていくと、筒がカーブした先にいる白黒八割れの子猫の姿がモニターに映し出されました。しきりに鳴いています。

以前に地下に13m伸びるパイプから救出した子猫「ジェシー」のケースを参考に、その場で子猫を吊り上げる道具を作ります。

救出

食べ物を落とすと、子猫がそこまで進んできて、直に確認することができました。

深さはそれほどないようですが、子猫が奥へ逃げてしまうとどうしようもありません。

子猫を吊り上げる道具を下ろします。釣り針を使うなど、経験が活きています。

今回は、まいた食べ物に近寄ってきた子猫の首か胴体に輪をはめて吊り上げる作戦です。

空腹の子猫は、「ウマイ、ウマイ」と鳴きながら食べ、徐々に輪の中に入ってきました…緊張の一瞬です。

今だ!綱を強く引き、輪が締まります!

逃れようと跳躍する子猫!させじと引っ張る綱!トタンに響く爪音!

荒ぶる子猫を一気に引き上げます。死にそうな叫び声!無理もありません。

出たー!!ひもにからまってる!すぐに布で抑え込み、少し落ち着くまで待ちます。

名前は「ジミニ―」に決定。

開口部にまた誰か落ちないように簡易のふたをして撤収します。

子猫はよく鳴いて、2日間飲まず食わずとは思えないほど元気そう。よかった!

ケア

病院で次の試練(お風呂)を乗り越えて…

その後

きれいになって、一時預かり施設に行きました。里親が見つかるまではこの施設で過ごします。

カメラが左へ振れると、そこにはもう1匹、茶トラの子猫が。以前に紹介した子猫「アクスル」です。ジムニー&アクスルの2匹の子猫を一緒に動画でご覧ください!

▼子猫アクスルのお話はこちら

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▼子猫ジェシーのお話はこちら

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掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

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