スコティッシュフォールドの性格
甘えん坊で人懐こい性格
スコティッシュフォールドの性格は、人懐こい甘えん坊です。飼い主さんのそばにいることが大好き。人見知りもしないので、初めて猫を飼う方にもおすすめです。
誰にでも懐き、知らない人にもすり寄っていくほどで、犬のような性格といわれます。そのため、寂しがりやでお留守番はちょっと苦手なようです。できるだけ長時間のお留守番はさせないように、お留守番をさせた後は十分遊んだり構ってあげましょう。
穏やかでおっとりした性格
スコティッシュフォールドは、とても穏やかなおっとりとした性格をしています。猫としては珍しい性格です。けんかもあまりしません。そのため、他のペットがいたり、先住猫がいても比較的飼いやすい性格です。
スコティッシュフォールドは子供がいる家庭でもおすすめできます。鳴き声も小さいので、ご近所迷惑になることがなく、集合住宅でも飼いやすいでしょう。
頭が良く賢い性格
スコティッシュフォールドは、学習能力が高いといわれています。しつけもしやすいです。ただし、嫌がることをすると、そのこともよく覚えていて嫌われてしまいます。
スコティッシュフォールドの性格は何で違ってくる?
子猫と成猫で性格は違う?
スコティッシュフォールドの子猫の性格は、成猫よりもずっと活発です。好奇心旺盛で、いつも何かを追いかけて動いています。
成猫になるとクールな性格になるといわれるメスのスコティッシュフォールドも、子猫のうちは感情表現豊か。甘えん坊で、飼い主さんにくっついて歩きます。この性格も、1歳になる頃には落ち着くようですよ。
長毛短毛で性格は違う?
- 長毛は穏やかな性格
- 短毛は活発な性格
スコティッシュフォールドの長毛短毛で大きな性格の差はありませんが、長毛の方が穏やかな性格の子が多いようです。短毛のスコティッシュフォールドは、好奇心旺盛な子が多いといわれます。
折れ耳垂れ耳で性格は違う?
スコティッシュフォールドといえば、折れ曲がった耳が特徴ですが、実は垂れ耳になるのは全体の3割ほど。立ち耳のスコティッシュフォールドの方が多いのです。
立ち耳だからといって、垂れ耳のスコティッシュフォールドと性格が変わるわけではありません。垂れ耳のスコティッシュフォールドの方が、耳の疾患や、遺伝的な病気を発症しやすいので、注意してあげる必要があります。
オスとメスで性格は違う?
- オスは甘えん坊でやんちゃな性格
- メスはクールな性格
スコティッシュフォールドは、オスとメスとで性格に違いがあります。
オスの方が甘えん坊なので人気があり、値段も男の子の方が若干上がるようです。去勢手術をしているか、いないかでも変わることがあり、去勢をしたスコティッシュフォールドの方が、いつまでもやんちゃな男の子という感じです。
メスのスコティッシュフォールドの性格は、オスと比べてクールな子が多いです。個体差はありますが、避妊手術の有無に関係なく、全体的にあっさりとした性格をしています。メスの方が、オスよりも感情を表すのは苦手なようです。
毛の色で違う性格
白 | マイペースで気が強い性格 |
---|---|
黒 | 穏やかな性格 |
白と黒 | 賢い性格 |
三毛 | 気分屋な性格 |
グレー | 穏やかで、飼い主に従順な性格 |
スコティッシュフォールドの性格は、個体差もありますが、毛色によって多少特徴が異なることがあるようです。
白のスコティッシュフォールドの性格は、割とマイペースで、気が強い子が多いといわれます。白猫はおとなしいとよくいわれますが、それは聴力や視力が弱い猫が多いからだと考えられています。
黒のスコティッシュフォールドは穏やかな性格で、面倒見が良い子が多いとか。白と黒のスコティッシュフォールドは、非常に賢いといわれています。キャリコと呼ばれる三毛のスコティッシュフォールドはマイペースで気分屋。猫本来の性格に近いようです。
スコティッシュフォールドのグレーは珍しいのですが、スコティッシュフォールドに限らず、グレーの猫は性格が穏やかで、飼い主に従順なのだそうです。
スコティッシュフォールドのもともとの性格も穏やかなので、グレーだからかどうか定かではありませんが、のんびり屋さんで人懐こい性格の子が多いようです。
スコティッシュフォールドの性格が凶暴になる原因
スコティッシュフォールドは性格が凶暴であるという噂がありましたが、スコティッシュフォールドは、本来穏やかで優しい性格の猫です。スコティッシュフォールドに限らず、猫が育つ過程で性格が悪くなることはあります。
- トラウマ
- 社会性が身についていない
- 飼い主への不満
スコティッシュフォールドがもともと凶暴なのではなく、人にいじめられたり、病気やケガで苦しんだ経験が、性格に影響することがあるようです。
早い時期に母猫やきょうだい猫から離された子猫も、社会性が身についていない可能性があります。また、スコティッシュフォールドは、甘えん坊で寂しがりやな性格なので、長時間の留守番が続いたり、あまり飼い主さんに甘えられないと、凶暴化していしまうことも考えられます。
温厚な性格のスコティッシュフォールドが凶暴化してしまう時は、何らかの原因があるのです。
スコティッシュフォールドの育て方
- お留守番は得意じゃない
- 怒鳴って叱らない
- 愛情をたっぷり注ぐ
スコティッシュフォールドは、甘えん坊な性格で、飼い主が大好き。飼い主のそばにいることを喜びとしています。ひとりになるお留守番はあまり得意ではありません。帰宅したら、十分スキンシップしてあげましょう。
スコティッシュフォールドは、穏やかな性格なので、大きな声で怒られるのも苦手。怒鳴られたりすると、ストレスになります。スコティッシュフォールドは、静かで優しい性格なので、感情を出せないで、ため込んでしまうことがあります。
スコティッシュフォールドのしつけは、優しく言い聞かせるようにしましょう。繊細な面があるスコティッシュフォールドは、たっぷりと愛情を注いであげる必要があります。
スコティッシュフォールドと似た性格の猫種
バーミーズ
ゴールドの瞳が美しいバーミーズは、穏やかで人懐こいところがスコティッシュフォールドと似ています。スコティッシュフォールドのように、鳴き声も小さいです。
ラグドール
ふわふわの長毛種のラグドールも、スコティッシュフォールドと性格的に似ています。抱っこが好きで、抱っこをされてもおとなしくしています。飼い主さんと一緒にいることが大好きです。
バーマン
シャムネコのようなポイントが特徴のバーマンも、穏やか、物静かで、スコティッシュフォールドと似ています。優しい性格に癒されます。
マンチカン
スコティッシュフォールドに見た目がよく似た猫種にマンチカンがいます。スコティッシュフォールドとマンチカンを見分けるのはよほどの猫好きでなければ難しいといわれるほどです。
性格的にも、穏やかなところが似ていますが、マンチカンはスコティッシュフォールドと違ってお留守番は得意なようです。
まとめ
スコティッシュフォールドは、見た目が愛らしいだけでなく、性格もとても穏やか。飼いやすい猫です。スコティッシュフォールドの性格は、子猫の頃の方が活発で好奇心旺盛。大きくなると、その性格が落ち着いてきます。
大きな差はありませんが、性別、毛色などで、性格に違いが出ることも。性格の違いを知っておくと、スコティッシュフォールドをお迎えしたい時の選ぶポイントになりますね。
ただし、穏やかな性格のスコティッシュフォールドでも、飼育環境や条件によって、凶暴化してしまうこともあります。寂しがりやなスコティッシュフォールドがストレスを抱えないよう、大切に愛情をこめて育ててあげましょう。
30代 女性 ひなた
それぞれ、性格も違ってきます。
我が家の垂れ耳のスコティッシュフォールドは、性格は穏やかで活発でした。実家の耳が立ったスコティッシュフォールドは静かで人懐っこい性格です。我が家のスコティッシュフォールドは、人が苦手で来客があると脱衣所のかごのなかで眠って過ごしていました。
猫ちゃんの種類によっても色んな性格がありますので、またそれが楽しみだったりもしますよね。個性も大切だなと感じます。
女性 匿名
普段は穏やかな子ですが
夜、カーペットの上で私がくつろぎはじめると
次第に瞳孔がひらき、襲いかかってきます。
血が出るほど噛みつきます。
我慢しててもふりはらっても何度も飛びつき本気で噛みつきます。
立ち上がって無視し、違うところに行くとすぐ治り、いつもの穏やかさにぱっと戻ります。
一時的に凶暴になるだけなので、トラウマがあるにしろ
カーペットの上でくつろぐ時だけ一度凶暴になる
その後おちついて再びくつろぐ時は何もないです。
原因はまったくつかめず、その都度目の色が変わったら近づかないようにするしか方法がありません。
時期は夏です。
去勢も済んでおり、夏になるとそのような行動が起きる気がします。
初めて噛まれたとき、1歳でしたが、その時は大声で怒ってしまいました。
夫婦で生活してますが、
旦那には一切ありません。
世話をしているのは私です。
普段は甘えん坊で私の枕元でしか寝ないのに
凶暴になる対象は私だけなので、悲しい限りです。