スコティッシュフォールドの成猫の大きさは?
体高
スコティッシュフォールドの成猫の体高は20~27センチほど。オスの方がメスよりも少し大きくなります。
スコティッシュフォールドは、丸顔で、体全体も丸っこいフォルムだからか、小さめの猫と思われることが多いですが、大きさはミディアムサイズであり一般的な他の猫と比べて差がありません。
スコティッシュフォールドの特徴として、オス、メスともに筋肉質でがっしりしています。抱き上げると、どっしりしているのを感じられます。
体長
スコティッシュフォールドの成猫の体長は、オス、メスともに鼻先からしっぽの先までが60センチ程度です。大きさは、オスとメスの差はあまり大きくないようです。スコティッシュフォールドは、手足や首が短く、ずんぐりとしているのも、かわいらしさの秘密のようです。
体重
スコティッシュフォールドの体重は、オス3~6キロ、メス2.5~5キロほど。オスメスによる体重の差は体高や体長の差よりも大きいかもしれません。
猫一般に言えることですが、オオスの方がメスよりも頬のあたりも丸みがあり、体全体で見ても肉付きがよいです。あくまでの平均的な体重で、個体差がありますが、猫は1歳の時点での体重がその猫の理想体重といわれます。
スコティッシュフォールドは、運動量が少ないので太りやすい猫といわれています。時々体重をチェックし、大幅な増減がある場合は、獣医さんに相談しましょう。
スコティッシュフォールドの子猫の大きさは?
体高
子猫のスコティッシュフォールドは、まだ筋肉質ではなく、小さくて華奢な印象を受けるかもしれません。
ただ、スコティッシュフォールドは、成長すると筋肉質でがっしりした体格になるので、子猫の頃から足が太い子が多いようです。スコティッシュフォールドは、生後8ヶ月頃までが成長期と言う人もいます。ただ、筋肉がついて体が完成するのはもっと後のようです。
体長
スコティッシュフォールドの子猫の体長は、生後1ヶ月で鼻先からしっぽの先まで20センチほどでしょうか。生後3ヶ月で30センチほどのようです。成猫になると、3ヶ月の子猫のちょうど2倍の大きさになるということですね。3ヶ月を過ぎた頃から、スコティッシュフォールドの子猫は丸みを帯びた体つきになってくるようです。
体重
生まれたばかりのスコティッシュフォールドの体重は100グラムほど。生後1ヶ月で500グラム、3ヶ月で1~1.2キロ程度になるようです。6ヶ月では2.5~4.5キロ程度のようです。
スコティッシュフォールドの子猫のオスとメスでは、生後6ヵ月頃まではメスの方がやや体重が重いようです。それが、6ヶ月を過ぎた頃から逆転し、成猫になるとメスの方が若干軽くなります。
折れ耳が特徴のスコティッシュフォールドですが、生まれて間もない子猫はまだ耳が折れていません。子猫が折れ耳になるのは、生後3~4週間くらいからです。
また、全てのスコティッシュフォールドが折れ耳になるわけではありません。折れ耳になるのは3割程度で、実は立ち耳のスコティッシュフォールドの方が多いのです。一度折れた耳がまた立ってしまったり、耳が前に少し垂れるだけうなんてことも。立ち耳か折れ耳かで、スコティッシュフォールドの大きさや体重に差はありませんが、折れ耳のスコティッシュフォールドで関節に大きな異常がある場合には、手足が短いことがあるようです
スコティッシュフォールドの性格
穏やか
スコティッシュフォールドは、とても穏やかな性格をしています。けんかもあまりしないので、他のペットがいたり、先住猫がいても飼いやすいと言われています。子供がいる家庭でもおすすめできる猫です。頭も良いので、しつけも楽な子が多いようです。
甘え上手
スコティッシュフォールドは飼い主さんが大好き。飼い主さんのそばにいたり、一緒に遊ぶことを好みます。人見知りをしないので、猫を飼うのが初めてという方にもおすすめの猫種です。
スコティッシュフォールドの性格の特徴は、犬のような猫といわれるほど、人懐こいです。その分、寂しがりやです。触れ合う時間を十分にとってあげましょう。
おとなしい
スコティッシュフォールドは、おとなしい性格で鳴くこともあまりないようです。そのため、近所迷惑になりにくく、集合住宅でも飼いやすいようです。
ただし、あまり活発ではないので、運動不足になりやすい傾向にあります。食事管理をしっかり行い、キャットタワーを置くなどして、肥満にならないよう気をつけましょう。
まとめ
丸っこいフォルムに、折れ耳がかわいいスコティッシュフォールド。スコティッシュフォールドは、大きさはミディアムサイズで他の一般的な猫とあまり変わりませんが、ずんぐりむっくりしているように見えます。
筋肉質なので、抱えるとがっしりしている印象を受けます。スコティッシュフォールドは、おとなしい性格で人懐こいので、飼いやすい猫です。そんなところも人気の理由なのでしょう。飼いたい猫ランキングででも常に上位です。
ここでご紹介したスコティッシュフォールドの大きさは、あくまでも平均的なもので、もちろん個体差はあります。ただ、運動不足になりがちなスコティッシュフォールドは体重管理が大事。肥満には注意してあげたいですね。
垂れ耳を作っている遺伝的体質は耳以外にも影響していますので、耳が折れたり垂れたりしているスコティッシュフォールドの子は、関節の異常を持つことになります。異常がいつ明らかになるのか、どの程度の異常や症状が現れるのかはその子によって異なります。
関節の異常があれば、それに対するケアと共に普段の生活、肥満の予防にも更なるケアが必要になります。耳が折れている、垂れているスコティッシュフォールドを飼う方には、かわいさだけではなくこの点も頭に入れておいて欲しいと思います。