グレーのスコティッシュフォールドの子猫を迎える方法と飼い方

グレーのスコティッシュフォールドの子猫を迎える方法と飼い方

日本でも人気猫種で常に1位2位を争うスコティッシュフォールドです。そのスコティッシュフォールドの被毛色の中でグレーのスコティッシュフォールドはどのような性格なのでしょうか?そしてグレーのスコティッシュフォールドとは、どのようにして出会えばいいのでしょうか?

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グレーのスコティッシュフォールドをブリーダーから購入するには

丸太の上に乗ったグレーのスコティッシュフォールドの子猫

グレーの色とは?

見た目が灰色の被毛は「グレー」ではなく「ブルー」と表現します。グレーの被毛を持つスコティッシュフォールドを探したい時は「ブルー」で検索してみましょう。

ロシアンブルーのように体全体がグレーのスコティッシュフォールドはなかなか見つからないかもしれませんが、一部分がグレーの猫、グレーの縞模様、グレーの三毛猫など広げていけばグレーがかったスコティッシュフォールドは見つかりやすいでしょう。

被毛以外の特徴

スコティッシュフォールドの特徴は折れ耳ですが立ち耳の猫も多くいます。値段は折れ耳のスコティッシュフォールドの方が高価格になっています。

なお短毛と長毛でも違ってきます。グレーのスコティッシュフォールドを検索した後に被毛以外の特徴も考えておくと良いでしょう。

おすすめのブリーダー

スコティッシュフォールドのブリーダーは全国に大勢います。グレーの被毛を探すのであればブリーダーが育てた猫の中にグレーの猫がいるかどうか写真で検索したり、直接ブリーダーにグレーの子猫の在籍を問い合わせていただくと確実でしょう。

グレーのスコティッシュフォールドを里親として迎えるには

飼い主に抱かれたスコティッシュフォールド

写真でグレーのスコティッシュフォールドを検索

保護猫の里親募集を行っている団体のホームページには里親を待っている猫達の写真も公開されていますのでグレーのスコティッシュフォールドを写真から探してみましょう。

グレーの子猫だけではなくグレーの成猫まで範囲を広めるとグレーのスコティッシュフォールドに出会えるかもしれません。

グレー一色のスコティッシュフォールドを見つけるのは難しいのでグレータビー(縞柄)やグレーホワイト(白地にグレーもしくはグレー地に白)などグレーと白の入った被毛も範囲に入れてみるのも良いでしょう。

保護団体へグレーのスコティッシュフォールドが在籍しているか問い合わせていただくこともできます。

おすすめの保護団体

東京キャットガーディアン

東京都豊島区に猫舎のある東京キャットガーディアンもおすすめの保護団体です。在籍中の猫の写真からスコティッシュフォールドのグレーの猫を見つける事ができるかもしれません。

東京キャットガーディアンは「幸せの黄色い車」という移動できる車で行う譲渡会も都内を始め千葉県や埼玉県で開催していますのでグレーのスコティッシュフォールドに出会えるかもしれません。

アニマルレフュージ関西

大阪府の豊能郡にあるアニマルレフュージ関西にも多くの猫達がいます。スコティッシュフォールドのグレーの猫に出会えるかもしれませんので写真から検索をしてみてくださいね。

博多ねこ99ネットワーク

福岡県の保護猫団体であるこちらのサイトでもグレーのスコティッシュフォールドが見つかるかもしれません。インターネットから里親を待っている猫の写真を探してみると良いでしょう。グレーのスコティッシュフォールドが在籍しているか問い合わせいただくのも良いでしょう。

スコティッシュフォールドのグレーは珍しいけど他の毛色は?

レッドとブラウンのスコティッシュフォールドの子猫

グレーの珍しさ

遺伝子の組み合わせにより被毛の色が決定します。グレーの場合は「黒」の遺伝子と薄くする「ダイリュート」という遺伝子の二つを持たなければブルーと言われるグレー一色のスコティッシュフォールドは生まれません。その点でも確率が少ないと言えるでしょう。

グレー以外の被毛

  • ブラック
  • ホワイト
  • シルバー
  • レッド
  • クリーム
  • ブラウン
  • キャリコ(三毛)

チョコレート、ラベンダー、ポイントカラーの禁止色以外は全てスコティッシュフォールドの被毛色として認められているので、グレーだけではなく大変色々な毛色のスコティッシュフォールドが存在しています。二毛やキャリコなどの三毛、一色のみのセルフカラーやタビーパターンなど含めると様々な被毛のスコティッシュフォールドがいます。

長毛種も短毛種もどちらもおり長毛種は「ハイランドフォールド」「ロングヘアフォールド」など別名を持ち高い評価を受けています。グレー一色ではなくグレーと白の組み合わせであったり、グレーのタビー(縞柄)であったりとグレーの割合が減ってくると出会えるチャンスは多くなります。

グレータビーのスコティッシュフォールド

横を見つめるグレータビーのスコティッシュフォールド

グレーホワイトのスコティッシュフォールド

グレーホワイトのスコティッシュフォールド

濃いグレーのスコティッシュフォールド

座っている濃いグレーのスコティッシュフォールドの子猫

アメショーのようなタビーのスコティッシュフォールド

後ろを向いているタビーのスコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドのルーツ

フローリングで休む白いスコティッシュフォールド

母であるスコットランドの「スージー」

最も古いスコティッシュフォールドは1961年のスコットランドでの記録です。友人を訪問中のブリティッシュショートヘアのブリーダーであったウイリアム・ロス氏が農場の納屋で折れ耳の白いメスの猫を見つけました。

折れ耳の兄弟のオス猫と立ち耳の白い母猫として確認ができましたが父猫は判明しなかったようです。ロス夫妻はメスの折れ耳の猫を引き取り「スージー」と名付けました。

その後スージーは出産し折れ耳の猫が2匹誕生しました。白いメスの猫を「スヌークス」と名付け折れ耳の猫達を「垂れ耳の猫」と命名し計画交配を実施します。その時イギリスの遺伝学者であるピーター・ダイト博士にも協力をお願いしました。

紆余曲折あり1966年にはGCCFがスコティッシュフォールドという猫種で登録を公認するものの1970年にはスコティッシュフォールドの身体的な欠陥により登録を抹消されます。

スコティッシュフォールドはイギリスで人気が落ちましたがアメリカでは一躍人気者になります。

アメリカのブリーダーにより公認

遺伝子変異を調べていたニール・トッド博士が研究対象としてデニスラ・ジュディー、デニスラ・ジョーイ、デニスラ・へスターという折れ耳の3匹を入手しましたが研究は失敗しました。

3匹のうちデニスラ・へスターが有名なマンクスのブリーダーであるサーレ・ウルフ・ピーターズ氏にもらわれスコティッシュフォールドのアメリカでの基盤が作られたと言います。

カレン・ボダパ氏もスコティッシュフォールドの初期の計画交配で重要な人物です。上記二名のブリーダーとボビー・グラハム氏、そしてローズモンド・ベルツ博士の遺伝助言を元に計画交配の相手をアメリカンショートヘアーとブリティッシュショートヘアーの2種にしぼることにより疾患に関する問題も解消されました。

彼らの努力のもと1978年にCFAに公認、後にTICA など主要な団体において登録が認められるようになりました。

別の中国での話

実はスコティッシュフォールドの起源は1961年より古いと考えられているそうです。中国の18世紀の文献での「垂れ耳猫」の記録、中国原産の垂れ耳猫の1796年の記録、100年後の食用垂れ耳の猫を持ち帰った船乗りの話などがあるそうです。真偽のほどは定かではないようです。

スコティッシュフォールドに多い先天性の疾患と平均寿命

布団の上でスコ座りをするスコティッシュフォールド

かかりやすい病気

近親交配の多かったスコティッシュフォールドには遺伝性の疾患である「遺伝性骨軟骨異形成症」という病気が発症しやすいようです。「骨瘤」と言われるこぶが尻尾や手や脚の軟骨に出来てしまい歩行が困難になったり痛みが出てしまいます。

5〜6歳までに発症する確率が高いので日頃から様子を見て違和感があればすぐに病院を受診しましょう。

折れ耳自体がこの遺伝的な形成異常から誕生しています。遺伝性の病気を防ぐために折れ耳同士の交配は禁じられていますので折れ耳のスコティッシュフォールドは必ず立ち耳の猫と交配をします。遺伝的な要素からスコティッシュフォールドは関節にも異常が出やすいです。

折れ耳のスコティッシュフォールドは耳が隠れている事から耳あかが溜まりやすく痒みが出たりするので耳のケアも必要になります。また、心肥大や腎臓の障害も出やすいようです。グレーのスコティッシュフォールドを家族に迎えたならばキャットフードの選び方や定期検診を必ず受けるなど注意が必要です。

平均寿命

スコティッシュフォールドの平均寿命は10〜13歳と他の猫種に比較して短くなります。グレーのスコティッシュフォールドも平均的な寿命です。

折れ耳と立ち耳

特徴的なスコティッシュフォールドの折れ耳ですが当然のごとく立ち耳のスコティッシュフォールドも同じように存在します。生後数週間しないと折れ耳になるのか立ち耳のままかは分かりません。そして折れ耳だったスコティッシュフォールドが立ち耳になることもあります。

スコティッシュフォールドの性格と飼い方

スコティッシュフォールドを抱いてキスをする女性

性格

スコティッシュフォールドは愛情深く飼い主に忠実な性格でコミュニケーションもとれます。穏やかな自信家であるスコティッシュフォールドは遊び好きで好奇心おう盛な性格もあり大変にかわいいです。

遺伝的にブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアーの性格も随所に見られます。被毛がグレーのスコティッシュフォールドは「グレー」という色からくる特徴もあり穏やかさが強まるようです。

飼い方

スコティッシュフォールドの飼い方は他の猫種とほとんど変わりはありません。鳴き声が静かで運動量の少ない穏やかな遊び方から日本の住宅事情にも合う暮らしやすい猫種と言えるでしょう。

他の猫種と同じようにブラッシングは毎日行います。長毛種のスコティッシュフォールドの被毛はまめなブラッシングが短毛種より必要となりますので注意が必要です。

特徴的な折れ耳のスコティッシュフォールドには耳あかの掃除もまめに行ってあげましょう。出来ないときは病院で掃除をしてもらいましょう。

そして腎臓などの障害が出ないように食事には気を遣い検診も定期的に行います。
グレーのスコティッシュフォールドを家族に迎えたならば愛情を持って暮らして行く事が一番大切です。

まとめ

パソコンに乗ってこちらを見上げるスコティッシュフォールド

グレーのスコティッシュフォールドの子猫を迎える方法と飼い方についてお伝えいたしました。

スコティッシュフォールドのグレーの猫にはなかなか会えないようですが、グレーの被毛の代表であるロシアンブルー、シャリュトリュー、コラットなどとまた違い魅力的なのだと思います。グレーの被毛は見ているだけで豪華な感じもしますし飼い主の気持ちも大らかにしてくれるようです。