スコティッシュフォールドは短毛もいる
スコティッシュフォールドは、被毛の長さによって短毛種と長毛種に分けることができます。
短毛種はショート、長毛種はロングやハイランドフォールドとも呼ばれているようです。短毛のスコティッシュフォールドがどのような姿をしているか、今日のねこちゃんから画像を紹介しますね。
すこちゃん/♂/1歳/スコティッシュフォールド/4kg
今日のねこちゃんより:すこちゃん/♂
大きな丸い目と丸い顔を持つすこちゃんは、短毛のスコティッシュフォールドでしょう。
垂れ耳とすっきりとした短い毛が、顔の丸みを強調していてとてもかわいいですね。飼い主さんがメロメロになるのもわかります。
ミミ/♀/スコティッシュフォールド/3kg
今日のねこちゃんより:ミミ
ミミちゃんも、短毛のスコティッシュフォールドのようで、顔も体もすっきりとしています。
まん丸のお顔に、眉毛とひげが長く伸びているのがよくわかる写真ですね。模様はダイリュートキャリコでしょうか。柔らかい色合いが、雰囲気も和ませてくれますね。
うにくん じるくん/♂/3歳/スコティッシュフォールド/1kg
今日のねこちゃんより:うにくん じるくん
双子の兄弟うにくんとじるくんは、スコティッシュフォールドの短毛種と長毛種だそうです。
双子ということもあり毛色や模様はほとんど同じようですが、画像の奥にいる立ち耳で短毛種のじるくんと、画像手前の垂れ耳で長毛種のうにくんでは印象が異なりますよね。
被毛の長さによってお手入れ方法も違うようですよ。
たま/♀/3歳/スコティッシュフォールド/4kg
今日のねこちゃんより:たま
スコティッシュフォールドの黒猫たまちゃんも、短毛種でしょう。
さまざまな毛色が誕生するスコティッシュフォールドには、全身真っ黒な黒猫もいるようですね。丸い顔に丸くて大きな瞳がかわいい、甘えん坊な猫だそうですよ。
うづき/♂/スコティッシュフォールド/3kg
今日のねこちゃんより:うづき
スコティッシュフォールドの子猫であるうづきくんも、被毛の長さは短毛種でしょう。
毛色はクリームタビー&ホワイトで、白い被毛がベースとなって、クリーム系の縞模様が入っているようです。
後ろ足をきゅっと揃えていて、遊びに夢中になっているのでしょうか。とてもかわいいリラックスショットですね。
スコティッシュフォールドは短毛と長毛どちらが多い?
スコティッシュフォールドは長毛種に比べると、短毛種のほうが誕生する割合の方が多いとされています。
これは、長毛の遺伝子が短毛に比べて劣性であることが関係しているそうです。スコティッシュフォールドの子猫を迎えようと思ったときには、短毛のスコティッシュフォールドの方が見つけやすいでしょう。
短毛のスコティッシュフォールドは、毛質が滑らかで手触りがよいのが特徴です。短毛ですが、被毛はダブルコートのため厚みがあり、ふわふわとしています。毛玉はできやすいので、定期的なブラッシングできれいな毛並みを保つようにするとよいでしょう。
短毛のスコティッシュフォールドは抜け毛が多い?
短毛のスコティッシュフォールドも抜け毛は多い
スコティッシュフォールドの被毛は、厚いダブルコートで覆われています。
短毛のスコティッシュフォールドも、アンダーコートが密集しているため抜け毛は多いでしょう。毎日の抜け毛ケアが必要となりますが、特に換毛期は抜け毛の量が多くなるため、お手入れを念入りにしてあげましょう。
短毛のスコティッシュフォールドは長毛種よりも被毛のお手入れは楽
短毛のスコティッシュフォールドは、長毛種に比べると比較的被毛のお手入れが楽にできるでしょう。
ブラッシングは抜け毛対策や、コミュニケーションの一貫として取り入れるとよいですね。
長毛種に比べると、ブラッシングはそこまで念入りに行う必要はありませんが、皮膚への風通しをよくするために、できれば毎日行うことが好ましいでしょう。換毛期には1日2回のブラッシングが理想といわれています。
短毛のスコティッシュフォールドをお迎えするには?
ブリーダーから迎える
短毛のスコティッシュフォールドは、ブリーダーから迎えることができます。
長毛種に比べると誕生する割合が多い短毛のスコティッシュフォールドは、ブリーダーから迎える際にも見つけやすいでしょう。スコティッシュフォールド専門のブリーダーであれば、より良質で良血統の子猫を迎えることができますよ。
またブリーダーから迎える場合は、ペットショップに比べて値段を抑えることができることも特徴です。
モアソン
静岡県にあるスコティッシュフォールド専門のキャッテリーです。ブリーダーとして自家繁殖した子猫の販売の他、ペットホテルや美容室、しつけ訓練、健康や飼い方についてのカウンセリングなど、ペットに関することを幅広く受け付けているそうです。
産まれてくる子猫は、短毛種、長毛種、垂れ耳、立ち耳とさまざまな特徴と毛色を持ちますので、理想に合った子猫が見つかるでしょう。
KAZUSA Banzai House
埼玉県にあるスコティッシュフォールド専門のブリーダーです。自宅の部屋でケージに入れず、なるべく自然体でストレスのない環境で猫たちを育てているそうです。こちらのブリーダーから誕生するスコティッシュフォールドの子猫は、短毛種も長毛種もおり、さまざまな毛色を持っていますよ。
ペットショップから迎える
スコティッシュフォールドは人気の猫種であることから、ペットショップから迎えることも難しくないでしょう。短毛のスコティッシュフォールドは、長毛種に比べて多く流通していますので、ペットショップを訪れて出会える確率は高いです。価格相場は10万円~20万円とされています。短毛種の方が長毛種に比べると、価格も低めな傾向があるようです。
ペットショップのホームページ上に、短毛のスコティッシュフォールドが掲載されていることもありますので、訪れる前にサイトをチェックしてもよいですね。
スコティッシュフォールドステーション
全国のペットショップやブリーダーなどが登録した、スコティッシュフォールドの販売情報をまとめているサイトです。毎日更新しており、地域で絞り込み探すこともできますので、自宅近くでのスコティッシュフォールドの販売情報を入手することができます。短毛のスコティッシュフォールドも多く掲載されていますよ。
保護猫の里親になる
人気の猫種であるスコティッシュフォールドは、さまざまな事情から飼育が困難となり、里親を募集していることもあるでしょう。
里親募集サイトや、猫の保護を行っているボランティア団体などから、保護猫の情報を入手することができます。短毛のスコティッシュフォールドは、比較的多く存在しますので、里親として迎えることもできるかもしれません。
保護猫の場合、必ずしも子猫であるとは限りませんが、成猫のスコティッシュフォールドを迎えてもよいという方は、里親になるという方法もありますよ。
短毛でも長毛でもスコティッシュフォールドはかわいい
スコティッシュフォールドの短毛種と長毛種には、それぞれに異なる特徴と魅力がありますが、総じてかわいいことには変わりないでしょう。
滑らかで触り心地がよい毛質を持ち、お手入れも比較的楽にできる短毛のスコティッシュフォールドか、ゴージャスな見た目で尻尾までふさふさな被毛を持つ長毛のスコティッシュフォールドか、迷っている方もいるかもしれませんね。
あらゆる被毛パターンを持っているだけでなく、被毛の長さ、耳の形などとの組み合わせで、全く違った印象になるスコティッシュフォールドですので、自分にとっての魅力的な1匹に出会えることと思いますよ。