猫に首輪を慣れさせるには?嫌がらないようにできる4つの方法

猫に首輪を慣れさせるには?嫌がらないようにできる4つの方法

猫に首輪をつけるのは、猫を可愛く見せたいからと思っていませんか?もちろんオシャレに可愛くしてあげたいと思いますが、ほかにもメリットがあります。そして猫が首輪を嫌がるというデメリットもあります。猫が嫌がらないで首輪をつける方法などをまとめてみました。

猫に首輪をつける2つのメリット

いろんな色の猫の首輪

迷子のときの道しるべになる

猫にとって首輪をつけるのは、万が一の脱走や迷子のときに役立つと思います。気をつけていても、猫が飛び出してしまう可能性はあります。猫に首輪をつけていれば、飼い猫と気づいてもらえるので戻ってくるメリットにも繋がります。

首輪に名前や住所を記載しておけるのも、大きなメリットになります。また災害時のときにも、首輪をつけておいた方が良いと言えるでしょう。いつ何が起こるかわからないので「きっとうちは大丈夫」と考えないようにしましょう。

猫の居場所がわかる

猫に首輪がついていないと、猫のいる場所が確認しにくいことです。真後ろにいて踏んでしまったり、近づいていることに気づかなかったりするなど、不注意事故が起こってしまいます。「あら、いたの?」と言うときには、誤って猫を蹴ってしまうことも多いでしょう。

首輪に鈴がついていると、音が猫の居場所を教えてくれます。猫が近くにいることを教えてくれると、猫の手足を踏むこともなくなりますよね。

猫に首輪をつける2つのデメリット

ふてくされて寝転ぶ首輪をした猫

首輪の存在がストレスになる

首輪を嫌がる猫には、ストレスになってしまいます。神経質な猫は、特に首輪が気になりストレスを感じてしまうようです。動くと鈴の音が鳴り響くのが耳ざわりになるのでしょう。

首輪を足で取ろうとしたり、首を横に振ったりするなどから、余計に音がなってしまいます。首輪が体にあることも嫌なのに、音が余計にストレスになってしまっているのでしょう。

首輪からのケガや事故

猫が首輪を嫌がると、すぐにでも取ってしまいたいと思っているのです。すると、首輪を取るために口を大きく開けて首輪を噛もうとします。首輪に下の歯が引っかかったり、顎が引っかかったりの事故に繋がります。

首輪が外れてしまえばいいのですが、挟まって取れない状況になってしまう場合がよくあります。また、サイズ感が大きいのは、どこかに引っ掛けてしまう危険性もあります。猫は体が柔軟なので、首輪によるケガや事故が多いと言われています。

猫が首輪をつけると嫌がる4つの理由

首輪を気にして後ろ足で掻く猫

首輪のチャームが不快

首輪はシンプルな物から鈴やレース、リボン、チャームなどがついている物があります。先ほども猫にとっての鈴の音が嫌がると言いました。音もそうですが、首輪からはみ出るチャームが気に入らないこともあります。ヒラヒラする物や揺れる物などが不快に思っているようです。

首輪が重い

首輪の種類には、軽量もあれば重量な物もあります。首輪が重いのは、猫の首に負担がかかりしんどいようです。首輪に重いチャームや、迷子札がある物はどうしても重量が出てしまうでしょう。特に、子猫には重い首輪は避けないといけません。

首輪が痒い

首輪の素材が猫の体に合っていないようです。頻繁に足で首をかく仕草をしたり、皮膚が傷ついたりしてしまう場合は、素材が合わないのかもしれませんね。

猫は、体に何かを身につけると言う習慣がないので、素材が気に入らないのをつけ続けるのに抵抗があるのでしょう。硬い素材の首輪には、合皮やナイロン素材がありますが、皮膚に合わないと言うこともあるのでしょう。

首輪が痛い

首輪が首のサイズに合っていないといけません。サイズが大きすぎても小さすぎてもダメなのです。猫が寝るときやご飯を食べるときに、サイズが合わないと窮屈で苦しかったり、顎に挟まったりというストレスになってしまいます。

猫が首輪を嫌がらない4つの方法

首輪の中でくつろぐ子猫

子猫のときから慣らせる

子猫のときから首輪に慣れさせておくのが、ストレスを感じさせない方法です。成猫になって、初めて首輪をつけると嫌がってしまい、暴れるなども見られます。首輪は、子猫のうちに慣れさせておくのがおすすめです。

チャームや素材に注意する

猫に可愛い首輪を買うのも、飼い主さんの楽しみだったりしますよね。リボンやチャームがあると、猫もオシャレできて良いと思いたいのですが、猫がストレスを感じてしまうのは良くありません。猫の様子を見ながら、初めからオシャレに気を使わずにシンプルな物から試して見ましょう。

サイズを確認する

サイズが合っていないと猫は首輪を外したくなります。その行動が事故に繋がってしまいます。猫に首輪をつけるときに良いサイズ感は、指が2本入るのがベストなサイズです。苦しすぎたり、ぶかぶか過ぎたりしないように確認してあげましょう。成長期の猫には、サイズが変わりやすいので頻繁に確認してあげましょう。

少しずつ慣れてもらう

猫が首輪を嫌がってしまうときは、無理につけて慣れさせるのはやめましょう。成猫になってから首輪をつける場合は、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、少しずつ慣れてもらうのがいいでしょう。首輪をつけてから遊ぶようにする、おやつをあげるなどで猫が「楽しいこと」だと受け入れてくれるかもしれません。

まとめ

ピンクの首輪をした猫

猫に首輪をつけるかどうかの判断は飼い主さんによって違ってくると思いますが、猫が首輪をつけるのは、もしもの時を考えればメリットが多いです。

猫に首輪をつける時は猫が不快にならないようにサイズや素材などを注意して、時間をかけて慣れさせるようにしてあげるのが良いでしょう。

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