猫が寒いと感じる温度
そもそも猫が寒いと感じる温度はどのくらいなのでしょうか。
猫は「寒さに弱い動物」です。若い猫であると、筋肉量も多いので何とか発熱をし、防寒対策をすることができますが、子猫や老猫の場合には特に対策もできないので、特に体調を崩しやすくなってしまいます。
若い猫の場合には「20℃以下」、子猫や老猫こ場合は「23度以下」になってしまうと寒いと感じてしまうようです。やはり人間よりも寒がりだということがわかりますね。
猫が寒いと感じると毛を逆立てたり、丸くなったり、震えるなどの症状がでます。もし寒そうな様子であれば、温度をあげて様子を見てあげるようにしてくだはい。
快適に暮らすためのポイントは4つ!
大切な猫が寒さで体調を崩してしまわないようにするためにも、飼い主が防寒対策はきちんとしてあげたいですよね。
そこでここでは、猫が快適に暮らすためのポイントについてご紹介させていただきます。
1.温度
寒い時期には猫のために暖かい環境を作って、快適に過ごすことができるようにしてあげましょう。
若い猫の場合は「20〜23℃」、子猫や老猫の場合は「23〜25℃」程度の温度で維持をしてあげると過ごしやすくなります。猫のために「室温はキープする」ことが大切です。
またトイレや餌場も同じ温度で管理をしてあげてください。猫はトイレのある場所が寒いとおしっこを我慢してしまい、膀胱炎などの病気になってしまうこともあります。
暖房などは出かけるときも付けたままにし、部屋中の気温が一定に保てるようにしてあげてください。
2.寝場所の確保をする
猫が寒いと感じることなく快適に過ごさせてあげるには「寝場所を確保する」ことが大切です。
猫用に毛布や布団を敷いてあげる、ペットハウス、段ボールハウスなどがあれば暖かく過ごすことができるでしょう。
毛布や布団などは猫が寝ていてもすぐに片付けてお掃除をしたくなりますが、冬場には猫が「暖かい」と思うことができる場所を確保してあげてくださいね。
3.暖かくなるグッズの活用
寒い時期には、猫も体調を崩しやすくなってしまいます。そのようなことがなく、快適に過ごすことができるようにするには「暖かくなるグッズ」を活用すると良いでしょう。
おすすめとしては、
- 暖房
- ペットこたつ
- 保温シート
- 湯たんぽ
- ペットヒーター
などを使うと猫も喜んでくれますよ。やけどや、熱中症には十分に気をつけながら活用してみてくださいね。
4.窓際の確保をする
猫は寒い時期になると「自分で暖かい場所を探す」行動をします。そんなときに陽の当たる場所である窓際に荷物があったり、散らかしてしまったりしていると、暖を取ることができなくなってしまいます。
冬場でも昼になれば窓際で猫は日なたぼっこをし、快適に暮らしています。ですので、窓際は散らかさずに猫の過ごすことができる場所を確保してあげてくださいね。
まとめ
猫は寒さに弱い動物です。そんなときに快適に過ごすことができるようにするためにも、
- 温度を調節する
- 暖かくなる寝場所を作る
- 暖かくなるグッズを活用する
- 陽の当たる窓際を開放する
などという環境作りをしてあげてくださいね。
猫が寒いと感じると、
- 毛を逆立てる
- 尻尾をかくして丸くなって寝る
- 体を震わす
などといった症状がでますので、もしそのようなことがあれば、温度を少し上げるなどをして、様子を見てあげるようにしてくださいね。