猫の寒さ対策での注意点4つ!本当に過ごしやすいお部屋の作り方

猫の寒さ対策での注意点4つ!本当に過ごしやすいお部屋の作り方

冬になったら猫に寒さ対策はしてあげた方がいいのでしょうか?「猫はコタツで丸くなる~♪」と歌われているように、猫は寒さが苦手な動物というのはよく知られている話です。実際猫は寒さにあまり強い動物ではありません。では猫の寒さ対策としてどのようなことが必要なのでしょうか。

猫の寒さ対策で気をつける事

日向ぼっこする猫

①猫は熱さに鈍感

  • 低温やけどに注意
  • ストーブとの距離に注意

猫の寒さ対策をしてあげる上で、注意しなければいけないことは猫は熱さに鈍感であるということです。猫はストーブの前やホットカーペットの上が大好きです。そのため、あったかそうだなと感じると、すぐに移動してきます。しかし、熱さを感じる温度センサーは意外と鈍感で、ストーブに近づきすぎてヒゲを焦がしたり、ホットカーペットの上にずっといすぎて低温やけどしてしまうということも多いのです。
そのため、飼い主が温度調節をするなどして、注意してあげることが重要です。

②湿度は50%から60%の湿度に保つ

湿度が下がるとウイルスの活動が活発になります。そうすると体調を壊す原因になってしまいます。これは人間と同じですね。また、静電気も起きやすくなります。バチッときて痛いのは人間だけでなく猫も一緒です。50%から60%の湿度に保つことでウイルスの活発化も静電気も抑えることができます。

③寝場所は窓から離しましょう

  • 窓から離れる、床に直に寝床を置かない
  • 高い位置に寝床があるとい
  • 寝場所と床の間に段ボールや毛布を敷く

窓際が冷気の入口というのは経験上みなさんがご存知のことと思います。しかし、猫の寝場所となると、つい窓際に置いてしまう方も多いのではないでしょうか。さらに、床からの冷気も猫にとってはきついものです。猫の寒さ対策としてはこれは大きな問題です。

暖かい空気は上にたまり、寒い空気は下にたまります。寝場所が暖かく快適であれば、たとえ暖房が入っていなくても猫は平気です。窓際や暖房器具から離れた場所で、床よりも少し高めのところが寝場所を設置するには最適な場所といえます。もし高めの場所が無理でも、寝場所と床の間にダンボールや毛布を挟むだけでかなり暖かくなります。

④トイレも暖かいところに

  • 寒いトイレに行くのをガマンしてしまう
  • 膀胱炎にかかりやすいくなる

寝場所は暖かくしているけれど、トイレは廊下に置いているという方がいたらご注意ください。猫は泌尿器系の病気にかかりやすく、冬になるとその数は増える傾向にあるそうです。なぜかというと、寒いトイレに行くのをガマンしてしまうからだそうです。人間と同じですね。

そうすると尿が濃くなり膀胱炎などにかかりやすくなってしまうのです。気温の下がる夜だけでも寝場所とトイレを同じ部屋にいれるなどの工夫をすることで、猫もトイレに行きやすくなることでしょう。

室温での猫の寒さ対策

こたつの猫
  • 猫にとっての快適な温度は20~23℃
  • 若い猫は20℃くらい
  • 老猫は23℃くらい

猫にとっての快適な温度は20~23℃と言われています。若い猫は活動量も多く、自分で体温調節もできるため、20℃くらいが快適なようです。
しかし、歳をとってくると人間と同じで体温調節ができにくくなってくるので、少し高めの23℃くらいがちょうどいいようです。

猫がいる場所がその時にいちばん快適な温度と言われるほど、夏ならヒンヤリしたところ、冬ならいちばん暖かいところを探す能力に長けています。
そのため、飼い主が一緒にいる時間であればストーブをつけたりエアコンをつけたりして温度調節を行うのでさほど気にする必要はありません。

家を留守にする時の猫の寒さ対策

日向ぼっこして眠る猫

家を留守にする時、猫が寒いんじゃないかと心配になりますよね。
そんな時は寒さ対策グッズを使うのもひとつの手です。
寒さ対策グッズには電源を使うものと使わないものがあります。

電源を使わないもの

  • 毛布
  • 猫ハウス
  • 湯たんぽ

毛布や湯たんぽはペット専用として売っているものだけでなく、人間が使っているのと同じようなものでもよいでしょう。湯たんぽはお湯を入れて使うものの他に、電子レンジで温めて使うものもあります。低温やけどをしないように、毛布などでしっかりとくるんで使いましょう。

冬用の猫ハウスとしては、内側にボアがついたものや入口が狭く空気の出入りが少ないものなどが販売されています。わざわざ冬用を購入しなくても毛布を中に入れたり上にかけたりするだけでも暖かく使えます。

電源が必要なもの

  • 猫用こたつ
  • ホットカーペット
  • エアコン

ペット用のこたつやホットカーペットは、温度設定が低めになっているため脱水症状を起こす心配はさほどありません。しかし、低温やけどには注意が必要です。ホットカーペットやこたつの上には毛布を数枚かけるなどして使うようにしましょう。

紐や電源コードをかじるクセのある猫がいる場合は、電源が必要なものは避けた方が無難です。電源コードをかじってしまって感電したり、火災を引き起こす原因になってしまうこともあるためです。

しかし、寒い地域や子猫や老猫がいる家ではさすがに暖房をつけないわけにもいきません。そのような家ではエアコンを使うとよいそうです。ただし、エアコンを使うと乾燥しやすくなるため、加湿器を使うなどして湿度に注意し、水が飲めるようにたっぷり用意しておきましょう。

猫の寒さ対策グッズ

ペット用ヒーター

Dopet ペット用ホットカーペット

Dopet ペット用ホットカーペット

このホットカーペットは7段階で25〜55度の温度を調節することができ、人よりも体温が高い猫でもちょうどいい温度に使えることができます。 丈夫な保護管付きなので、噛まれても破れにくくなっております。 また温度センサーを内蔵しておりますので加熱や電圧異常が起きた場合は自動に止まりますので安心して使えます。

SHARP ペット用連暖房プレート

SHARP PL-PT40D-T [ペット用冷暖房プレート

暖房だけではなく、冷房機能もついているのでオールシーズン使えることができます。 コードを噛んで感電しないように電源コードに噛みつき防止カバーがついていたり、操作ロックボタンがあるため誤作動がなく安心して使うことができます。

ベッド

ニャンとも おおきなマカロンベッド(ねこ専用)

マカロンの間に猫がすっぽりと入れるようになっており、もこもことした素材ですので冬の防寒対策におすすめのベッドです。 ベッド自体大きいので、体格が大きい猫や多頭飼いの猫でも一緒に入れることができます。

猫の寒さ対策に関するまとめ

ストーブと猫

猫を家に迎え入れてから初めての冬を迎えるという方もいらっしゃることでしょう。日常、留守にする時など、寒さ対策としてどのようなことをしておけば猫が快適に過ごせるのかを知っておけば、安心して一緒に暮らせることと思います。

いつの時期でも快適に過ごしたいと思うのは人間も猫も一緒です。ただ暖めるだけでなく、猫の健康や体調管理を考えたうえで寒さ対策を行うのが快適に過ごすコツのひとつではないでしょうか。

投稿者

40代 女性 あかね

真冬に我が家の猫ちゃんを、留守番させる時には、毛布が不可欠です。
あとは、2匹がひっついていると暖かいのでいつもひっついています。あとは、エアコンの暖房をします。安全ですし、暖かいので出掛けるときもつけていっています。フィルターはこまめに、掃除をするようにしています。安全な暖房器具を使いたいものですね。
投稿者

40代 女性 みなちゃん

猫ちゃんの寒さ対策はいくつかありますよね。
我が家は3年ほど前から、ホットドリンクのペットボトルに41℃くらいのお湯をいれてタオルを巻き、紙ゴムで留めて湯タンポとして猫ちゃんに与えています。猫ちゃんは、気に入って猫ちゃん用の布団の中にペットボトルを入れて、その上に乗って寝ています、寒がりな猫ちゃんも安全に暖かく過ごせます。あとは、室温に気をつけています。同時に、湿度も低すぎないように気をつけています。湿度をあげるために加湿器をつけている場合は、蒸気で猫ちゃんがやけどをしないように気をつけてあげましょう。

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