猫が喜ぶスキンシップの方法
なでる
猫とのスキンシップと言えば、体をなでてあげることですよね。猫の性格によって、初めての人でも受け入れてくれる場合がありますが、警戒する猫もいます。猫の警戒心が解けたら体をなでて仲良くなりましょう。
猫にとって信頼できる人になでられることは、母猫に舐められているような安心を感じられることです。毎日猫をなでてスキンシップをとることは、猫との関係を深め、さらには健康チェックにもなります。
マッサージ&ツボ押し
猫にもツボがあることをしっていますか?猫が気持ちいいと感じるマッサージやツボ押しをスキンシップに導入すると、猫がリラックスしたり、健康増進に役立ったりといったメリットがあります。長時間行う必要はなく、5分程度優しく軽い力で行うだけなので簡単です。
抱っこ
飼い主さんに抱っこされると暖かい、高い位置から回りを見下ろせる、飼い主さんに連れられて色々な場所を見て回れるなどの理由で猫は抱っこが好きです。飼い主さんも猫を抱っこすると幸せな気持ちになるのではないでしょうか。
スキンシップに適した方法ではありますが、「なでられるのは好きだけど抱っこは苦手」という猫もいるので無理強いをしないようにしましょう。
猫が喜ぶスキンシップの場所
あご
猫が喜ぶスキンシップの場所と言えば「あご」ですよね。優しくなでるだけでも、気持ちよさそうな表情を見せてくれます。少し強めにかくようになでても喜んでくれます。あごの下から、のどや耳の方へもなでてみましょう。
あごの下のくぼみには、咳を抑えるツボがあります。猫風邪の咳の症状を和らげます
背中
毛並みに沿って優しくゆっくりなでて、スキンシップをしましょう。手ぐしの様に背中を優しくなでることでリラックスでき、他のマッサージも受け入れやすくなります。
背中にはツボがたくさんあり、背中の皮膚をすべての指を使ってつまみ上げることで刺激できます。
首
首回りを少し強めにかくようになでてみましょう。猫が気持ちよさそうな表情をしているか、確認しながらスキンシップをします。
首と頭の付け根にあるツボは、猫風邪の初期症状を和らげます。
肩
猫も肩がこることがあり、肩をもんだり、肩から前足の方へクルクルと筋肉を優しくほぐすと喜びます。
耳
耳の先を優しくつまんだり、耳の根元を軽くもんでみてください。耳にはツボが多く集まっているので、スキンシップしながら刺激することができます。また、同時に耳の汚れなどチェックもしましょう。
前足
前足は触られるのを嫌がる猫もいますが、前足にもツボが多くあるので、むぎゅむぎゅと握ってスキンシップをしてみましょう。
猫とのスキンシップ こんなときはNG!こういうときはOK!
猫とのスキンシップ こんなときはNG
- ごはんを食べているとき遊んでいるとき毛づくろいをしているとき
猫が真剣になっているときは抱っこやなでるスキンシップは控えましょう。猫の行動の邪魔をしてしまうと、猫のストレスとなってしまいます。
猫とのスキンシップ こういうときはOK
- リラックスしているとき寝ようとしているときしっぽをピンとたてて機嫌がいいとき体をくねくねさせているとき
猫が落ち着いているとき、甘えたさそうにしているときはスキンシップのチャンスです。抱っこをしたり、なでてあげましょう。ただし、長時間なでたり、猫が嫌がってもなで続けたりすると、機嫌を損ねてしまうので、そういった反応を見せたら終わりにします。中にはマッサージで血行が良くなるとイライラする猫もいるようです。
まとめ
大好きな飼い主さんとのスキンシップ、猫は幸せを感じているでしょう。スキンシップは信頼関係が大切です。スキンシップができるようになるまでの信頼関係も大切ですが、スキンシップによって築ける猫との信頼関係もあるのではないでしょうか。また、スキンシップによって健康チェックや、ツボ押しやマッサージによって健康増進に繋がります。今までよりもスキンシップを意識して行ってみてはいかがでしょうか。