猫の正しい持ち方と負担をかけない安全な方法

猫の正しい持ち方と負担をかけない安全な方法

猫の正しい持ち方を知っていますか?猫が安定する持ち方をすると、猫はリラックスしてくれるので、病気のときや通院のときに役立ちます。正しい持ち方やおすすめできない持ち方、猫を持つときの注意点についてまとめました。

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猫の正しい持ち方とは

ぎこちなく持たれている猫

猫を飼い始めるきっかけはいろいろですが、前もって猫の持ち方を勉強する機会はあまりないのではないでしょうか。猫の譲渡会やペットショップで教わることもあるかもしれませんが、正しい持ち方を知っていると猫に負担をかけずに移動や抱っこができます。

病気になったときや、病院に行くとき、グルーミングのときなどに正しい猫の持ち方をすることで、猫が暴れたりストレスを感じたりしにくくなるのです。動物病院によっては、飼い主さんが猫を抑える必要があります。正しい持ち方ができると猫も落ち着いて診察を受けられるでしょう。

猫の正しい持ち方の方法解説

正しい持ち方をされている猫

安定する猫の持ち方

安定する猫の持ち方の手順をご紹介します。

1.猫を脇に抱えるように腕をまわし、前足の後ろ側から手を入れ前足の付け根をつかみます。このとき、両前足の間に人差し指を入れるとつかみやすいです。

2.反対の腕をお腹の下から入れ、後足の付け根をつかみます。

3.さっと持ち上げて、両方の腕で支えるように立ち上がります。

4.前足をつかんでいる方の脇で猫の体を支えると、後足をつかんでいる手を離すことができます。

足の持ち方が多少違いますが、以下の動画の様に行うと安定します。

猫を持つ前は、体や顔をなでてリラックスできる雰囲気にしておくと持ちやすくなります。

子猫の持ち方

子猫の首根っこをつかむ持ち方にすると、子猫は母猫にくわえられているときと同じように、子猫は安心しておとなしくなります。

猫のしてはいけないダメな持ち方

持ち方が正しいと思っている猫

首根っこ

母猫が子猫を運ぶときは、子猫の首根っこをくわえています。これを成猫でも同じように行うと、首に負担がかかるためおすすめしません。首根っこをつかむ持ち方は子猫や体重が3kgより少ない猫にはできますが、体重が3kg以上の猫に行うと、首の筋肉を傷めたり、首が絞まったりととても危険です。

どうしても首根っこをつかむ掴む持ち方をする必要があるときは、猫の様子をよく見ていてください。まず肩を揉みリラックスさせます。首の皮と肉をつかみ、少しずつつかむ量を増やします。筋肉はつかまなしようにします。少し持ち上げて、前足の力が抜け、後足を縮めたら、猫の体を支えてあげましょう。

首根っこをつかんで持ち上げる持ち方は猫に負担になるためおすすめできませんが、専用のクリップを使うことで猫を短時間大人しくさせることができます。クリップで首の後ろを挟むだけで、大人しくリラックスし、ストレスや恐怖が軽くなるのだそうです。爪切りや耳掃除などのグルーミング、病院での検査がしやすくなります。ただし、クリップで首根っこを挟む方法も賛否両論があります。

脇根っこ

猫の脇に手を入れて持ち上げる方法は簡単な持ち方ですが、足をぶらんと下ろしたままだと、猫の腰に負担がかかります。片手は脇の下、反対の手はお尻や尻尾の付け根の辺りを支えるような持ち方の方が猫も安心です。

猫の持ち方の注意点

持ち方に満足している猫

猫の持ち方の注意点「猫が嫌がるときはしない」

正しい猫の持ち方をしようとしても、触られるのが嫌いな猫もいます。時間がかかりますが、猫がおちついているときになでることから始めて信頼関係を作っていきます。また、猫を触るのはいつでもいいわけではありません。

猫が触られるのを嫌がるのは、ごはんを食べているとき、毛づくろいをしているとき、遊んでいるときなど集中しているときと、寝ているときです。それほかの猫が落ち着いているときに、触る練習や正しい持ち方を実践します。そのとき、猫を持とうとして、猫が嫌がったらすぐに離しましょう。無理やり持とうとすると、猫が触られることや抱っこなどを嫌いになってしまうことがあります。猫は嫌な体験をしっかり覚えていることが多いので、嫌なイメージを植え付けないように注意が必要です。

猫の持ち方の注意点「持ち上げたらすぐ体を支える、抱っこする」

猫の持ち方を実践したら、素早く猫の体を支えましょう。不安定な姿勢のままでは猫が嫌がって暴れてしまいます。飼い主さんの体に密着するように抱っこすると安定しやすいです。猫が動いてしまうときは、前足を抑え、脇に挟むようにしてずり落ちないようにします。

まとめ

持ち方が正しいと思っている猫

猫の正しい持ち方をすると、猫がリラックスできるので、いざというときに役立ちます。病気になった猫を移動させる、病院に連れて行くためにキャリーに入れるなど、その他にも猫を持つ機会は多いです。首根っこや脇根っこを持つ持ち方は猫の負担が大きいためおすすめしませんが、どうしてもその方法でしか持つことができない場合は、体を支えるようにしましょう。時間がかかりますが少しずつ練習して正しい持ち方をマスターしてみてください。

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