猫の鳴き声がうるさいと近所の人に言われた時の対処法
まずは謝罪する
近年、あまり近所付き合いがないご家庭も多いと思いますが、それでも苦情を言ってくるという事は近所の方は相当困っているのだと思います。その方だけではなく違う方の近所迷惑になっている可能性もあります。きちんと謝罪を済ませ、猫に静かにしてもらう対策を考えましょう。
猫に静かにしてもらう
- 体温調節をしてあげる
- ご飯を与える
- 無視をする
近所迷惑になっている訳ですから、猫の鳴き声が近隣に届かないよう対策をねらなければいけませんね。猫はどうすると静かにしてくれるのでしょう。
猫は寒かったり暑かったりと気温が心地良くない時に鳴くことがあります。様子を見て温度調節をして快適に過ごさせてあげてることによって鳴き声が止むことがあります。もちろん猫が本当に体調を崩して不調な時に鳴くこともあるので、よく観察し必要であれば獣医さんに診てもらいましょう。
人間が眠っている早朝に多いのですが、お腹が空いて飼い主にアピールするように鳴くことがあります。いつでも猫が食べられるよう少量のフードを用意しておくと効果的です。
飼い主さんに遊んでほしい、かまってほしいなど気を引きたくて猫が鳴き声をあげるときは、徹底的に無視をしましょう。可哀想な気もしますが、猫は鳴いても要求が通らないと理解すると無駄に鳴くことはなくなります。
防音対策をする
- 防音壁や防音シート
- 防音カーテン
- 防音マットや防音カーペット
いきなり今暮らしているご自宅を全てリフォームするのは無理だと思いますが、市販品でも多種な防音グッズが販売されていますので猫の鳴き声対策として活用してみましょう。
壁、窓、床、全てに関する防音グッズが販売されています。状況に合わせて選んでみましょう。
猫の鳴き声がうるさい理由
近所迷惑はもちろんの事、四六時中猫に鳴き声をあげられると一緒に暮らしている飼い主さんも寝不足になったり、ストレスを感じてしまいますよね。猫がうるさく鳴き続ける理由はいったい何なんでしょうか?
要求があるから
上記にもありますが、猫は叶えたい要求がある時に大きな鳴き声を上げることがあります。
- 暑い、寒い
- お腹すいた
- 遊んで欲しい
- 寂しい
基本的に甘えの行動と言えますが子猫の頃に甘やかされて育った猫は、寂しがり屋さんに育ってしまい鳴き癖がついてしまうと言われています。
発情期だから
メス猫が発情期をむかえたとき、オス猫に繁殖期を伝えるため赤ちゃんみたいに鳴き声を上げることがあります。そのメス猫の鳴き声に返事をするようにオス猫も鳴き声をあげるので、発情期の時は猫の鳴き声はもっともうるさい時期と言えます。
基本的に猫の本能で鳴き声をあげているので黙らせるのは非常に困難で、1番効果的なのは去勢手術と言われています。
ストレスがあるから
自由にクールに生きている猫ですがストレスを感じることもあります。室内で飼われている猫であれば、犬と違いお散歩もなく行動範囲も狭くなってしまいますし、長時間一人っきりと言うのはやはり寂しくお留守番が多い猫もストレスを感じる事があります。ストレスを発散させるかのよう大きな鳴き声をあげてしまうのです。
運動不足にならないようキャットタワーを用意したり、お留守番のとき寂しくないよう遊べるおもちゃ等を用意してあげて下さい。
猫の集会で鳴き声がうるさい
野良猫はあちらこちらから集まった猫たちで集会をする習慣があります。これは同じ地域で暮らす猫同士が近隣の情報交換を行うために集まっていると言われています。基本的に野良猫の集会ですが、外出が自由にできる飼い方をしている飼い猫も参加することがあります。争いごとが起こるような集いではないのですが、気の弱い猫が初対面の猫に恐怖心からうなり声をあげてしまったり、さかりのついた猫が参加していることで騒がしくなってしまう事もあります。ご自宅の猫が集会に参加していると結果的には近所迷惑の原因の一部になっている可能性がありますので注意しましょう。
まとめ
飼い主さん自身も猫の鳴き声に手を焼くことがあると思います。うるさい上に近所の方に苦情を言われると心底辛いですよね。猫に鳴き癖をつけない事、タイミングをみて去勢手術をされる事をおすすめします。